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開幕から良型ぞろいで絶好調激うまイサキは今が行きどき!

隔週刊つり情報編集部

三浦半島剣崎沖のイサキが開幕から絶好調だ。

「今年は数も出ているけど、例年よりもサイズがいいですね」と剣崎松輪港・瀬戸丸の鈴木昌士船長。

かつては開幕直後は食わないことも多かったが、近年は「いきなり絶好調」が増加。

今シーズンも最高の食いが続いている。

釣り場の水深は25~30m前後。

船長からは「20mより上、12mくらいまでを探って」と大まかな範囲での指示が出ることが多い。

この中で食いダナを見付けていくのが釣り方の基本。

コマセの出をセーブしながら釣るのがコツで、ひとたび正解を見付けると連チャン&追い食いで一気に数ものばせる。

そして、「小型でもうまいよ」というように味は船長のお墨付き。

これは梅雨でも行きたい!

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▲35cm級も交じるが40cmオーバーもチャンス

あると便利!

イサキはオケで生かしておけるが、釣り上げた後もとにかく元気すぎる。

絞めて持ち帰る場合は厚手のビニール手袋があると安全便利。

こちらは百円ショップのもの。

目の後ろあたりがつかみやすい。

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▲厚手のものを選ぼう/絞めるときはくれぐれも注意を

三浦半島剣崎沖のイサキは6月1日に開幕を迎え、初日から絶好調といえる釣果が続いている。

かつては開幕後しばらくはコマセに慣れずに、食い出すのが1週間たってからということも多かったが、ここ数年はいきなりバリバリという釣れ方を見せている。

数釣りがすべてではないが、トップ100尾超えは珍しくなく、これだけ釣れるときなら初めてやっても30尾前後は期待できる。

だれでも数釣りのだいご味を味わうことができる。

「ここ数年は好調が続いていますが、今年はとくにサイズがいいですよ」と剣崎松輪港・瀬戸丸の鈴木昌士船長。

当地のイサキは40cm前後の大型が交じることでも人気だが、頭が小さくて胴回りがぶっといのが特徴だ。

栄養をしっかりと蓄えていて、小型でも脂は乗り乗りなのだ。

このイサキは剣崎沖の松輪瀬の中でも「吉野出」または「吉野瀬」と呼ぶマダイの乗っ込み本命ポイント周辺の根周りで狙う。

かつては根のてっぺん周辺でしか食わないことも多かったため、出船すればわれ先にとポイントを目指し、隣の船と超接近の密集した中で釣ることも珍しくなかったが、ここ数年で様子が変わってきているという。

「以前よりも広範囲で釣れるようになったので、そこまで接近して釣ることは少なくなりました」

また、イサキが不調だとお土産のアジやメジナなどを狙いに行くこともあったが、昨シーズンなどは「一度も吉野瀬から動かなかった」という。

つまり、魚影が濃くなっているということ。

その証拠に、3週間近く経過した今も開幕直後と同じような釣果が続いている。

8月以降の出船はワラサやキハダ&カツオ次第だが、例年8月一杯までは楽しめる。

イサキ好調を受けて剣崎松輪港は平日でも大賑わいだが、土日は駐車場はかなり込み合う。

5時半出船の場合は5時15分ごろに離岸するので、遅くとも4時前には駐車場に入るようにしておきたい。

また、早朝は蚊が多いので、虫除けスプレーなどを塗布してから車外に出るのがおすすめ。

港周辺の蚊は街中のものとは違ってかなり大型で刺されるとしばらく痒みが続くので注意しよう。

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▲追い食いを狙ってダブル

ライトタックルで狙う仕掛けは小型バリのウイリー

瀬戸丸ではコマセカゴは細身のライト用(オモリ60号)が貸し出される。

持参する場合はFLサイズまで。

このコマセカゴにマッチするのは、全長1.8~1.9m前後、7:3調子で中間のMHくらいの硬さのライトゲーム用が扱いやすい。

より細かい操作をしたいなら8:2調子でもいいし、食い込み重視で6:4調子の軟らかいものでもいいが、慣れない人はコマセを振り出しやすいやや硬めの竿を選ぼう。

リールは小型両軸または超小型電動。

タナは深くても20mほどだから手巻きで十分に対応できる。

道糸はPE1~2号。

自分でタナを探っていくので、道糸のマーカーはキッチリ10mで接続する。

手巻きタックルの場合は、より手軽に楽しむためロッドキーパーの代わりにチョイ置きホルダーなどの利用がおすすめ。

コマセカゴは分からなければ船で借りるのがおすすめで、取材日は多くの人がこちらを利用していた。

クッションゴムは1.5mm径20~30cm程度のものを持参しよう。

仕掛けはウイリー4本バリが標準。

ここ最近の傾向はハリが小さいことがあげられる。

船宿仕掛けで採用されているのはチヌ0.8号で、ウイリーのカラーは白、青、オレンジ、緑となっている。

ハリスは1.7号で全長は2.7mが標準。

この日乗り合わせた常連さんによると、高活性時や特大サイズが出るときは2号ハリスまでは使うそうで、細いほうは1.5号までを用意するとか。

市販品を使用する場合は、これらのサイズに近いもの、または「剣崎用」などと明記されたものを選ぼう。

ちなみに食いがいいときは付けエサは必要ない。

ウイリーのみで釣ったほうが手返しも早くなり、釣果をのばすことができる。

ただし、食いが渋いときはイカタンやオキアミエサを付けてもいい。

瀬戸丸では船上に用意があるので、使いたい場合は船長や仲乗りに声をかけよう。

このほか、魚に触れずにハリを外すためのハリ外し、魚バサミなども用意しておきたい。

また、ある程度数が釣れるとして、自分がどれだけ持ち帰りたいかで持参するクーラーボックスも変わってくる。

最後まで魚は生かしておけるが、この時期は飲み物もたくさん持参したいので30リットルクラス以上のクーラーを選びたい。

100尾以上釣るつもりなら50リットル以上の大型が必要になる。

タナは自分で探すこれが楽しさ

剣崎出船では、出船時間になると各船が猛ダッシュしてポイントを目指すのがお約束。

前述のとおり、最近は釣れる範囲が広がっているのでそこまでわれ先にと行く必要はないのだが、釣り人の気分を盛り上げるための演出にもなっている。

というわけで、高速航行するので飛ばされやすいものには注意を。

釣り場に到着すると、間をおかずにスタートとなる。

コマセカゴにアミコマセを詰めてスタート。

カゴの調整は下は全部閉め、上部は1/4程度開ける。

これでも結構しっかりと出るので「閉め気味」を意識しておこう。

「最初に大体のタナを言います。その範囲の中で一番食いがいい場所を見付けてください」と船長。

その日そのときによって高めのタナで食ったり、低めだったりと異なる。この中を探りながら食いダナを見付けるのが楽しみでもある。

水深は25~30m前後。

「19~20mくらいから12~13mくらいを探ってみて」とアナウンス。

とくに濃い反応があった場合は細かい範囲での指示が出るが、通常は10mくらいの大まかな範囲で出る。

この場合は、海面から12~20mにイサキの反応があるということになる。

このタナの場合は、まず最初は20mまで落として探るが、それより下には落とさないこと。

浮いた群れを下げしまうだけでなく、根掛かりのリスクもあるためだ。

竿先を45度くらい下げた状態からシュッと鋭くシャクリ上げコマセをまく。

少し待って竿先を下げながらリールを半回転から1回転巻き、再びシュッとシャクる。

これを基本にリールの巻き取り長さ、待ち時間を調整しながら食いダナを探ってやる。

待ち時間は短いときはほぼ止めず、長いときは10秒ほど。

基本的には食いがいいときほど短く、悪いときほど長くする。

最初はどこでアタリがあるのか分からないので広範囲を探る。

アタリは竿先にツンと出るもの、スーッと持っていくようなもの、モタレまで様ざまだが、アタったら竿をシュッと持ち上げるようにして合わせを入れておく。

ハリ掛かりするとキューンと入り込むが、すぐに回収せずそのままゆっくり2~3m巻いて追い食いを狙う。

追い食いがあれば強い引きとともに重量感が増す。

ある程度して食わなければ巻き上げを開始。

食いが渋いときはあまり待つと最初の魚が外れてしまうし、追い食いしてこないようなら1尾で上げるなど、そのときの食いによって調整してやる。

「食いがいいタナが分かったら、周りの人同士で教え合って情報を共有してください。そうすれば皆で釣れるようになります」と船長はいい、船中で協力し合うことでより相乗的に釣果がよくなるそうだ。

アタリはどこでもある、でも大型が釣れたのは13mだった。

そんな場合は15mくらいでストップしてそこから12mまで探ってやる。

食わなければもう一度15mまで落とし、この範囲なら3往復くらい探ってから回収してみる。

このとき、コマセが残っているようなら少し開けてみる。

逆に2往復で空になるようなら少し閉めてやる。

ウイリーバリに食わせるため、コマセはドバッとまくのではなく、パラパラと少量でも常に出るようにする。

アタリダナを見付けたら、以後はそのレンジを集中的に狙うと効率よく数をのばすことができる。

どのタナでも同じように食うなら、より高い場所を狙う。

こうすれば手返しも早くなる。

大型が食った場合はタモですくおう。

40cmオーバーは1.7号ハリスでは、無理すると切れてしまう。

引きと重量を見て引きをいなしながら上げてくること。

難しい展開もトップ80尾前後

取材にうかがったのは開幕から2週間近く経過した6月12日。

梅雨入り後だったが、この日は予報がよく平日ながら驚くほど多くのファンが集まっていた。

もちろん連日のように「イサキ絶好調」の文字が躍っていたからというのが大きいけれど。

2基のエンジンを搭載する第1瀬戸丸は海面を滑るように突き進みポイントに一番乗り。

到着直後に開始の合図が出た。

開始からバリバリとはいかないが、ポツポツの食いが続く。

すでに何度か入れ食いを味わっている常連さんによると「今シーズンで一番悪いかも」とのことだが、船長によると「反応はずっと出っぱなし」。

釣れるイサキは25cm前後が多く、たまにダブル、トリプルもあるが多くはシングルだった。

前日の南西強風で水温が下がったのか、開始から微妙な展開が続くが尻上がりに食いが上向いていく。

中盤まではタナはレンジの中でも低め、さらに待ち時間を長めに取るとアタリが出ていた。

なかなかアタリをもらえずにオキアミエサを付けて待ちの釣りに徹する人もいたが、タナが低いとサクラダイばかりというシーンも。

満船と込み合う中だったが、途中で少し竿を出してみることにした。

コマセの出をかなり絞り気味にして、細かく探ってくるがなかなか難しい。

ツンとアタリが出るものの、そこから追ってこないようで頭の中がチンチンになってくる。

14m付近でよく食っていると聞き、その周辺をネチネチと探るとようやくアタリ。

引きが結構強いから良型かと思ったら、25cm級とタカベのダブルだった。

タカベは結構多く釣れていたが、これは塩焼きで最高だから大事にキープ。

少しずつ活性が上がっていき、名物のジャンボ級もポツポツと上がり出す。

ある程度、タナを決め打ちして待つとスーッと竿が入り込んだ。

竿を持ち上げるとかなりの抵抗感。

引きを楽しみながら上げてみればプロポーション最高の35cm級だった。

11時以降は入れ食いになるシーンもあり、「簡単ではない日」(船長)ながら、船宿きっての名手二人は70~80尾としっかりと釣っていた。

多くの人は30~40尾だったようで、絶好調の日に比べれば少ないものの「ちょうどいい」釣れ方だった。

持ち帰ったイサキは20cm程度の小型もいたがいずれも白子、真子を持ちしっかりと脂を蓄えていた。

刺身、塩焼き、船宿おすすめのなめろうでいただいたが、やはりこれは人気が出るわけだと大いに納得。

皮をひけばギラリと光る脂が滲み出すし、皮目をパリッと焼き上げた塩焼きは、箸で皮を破れば湯気とともに鼻腔をくすぐる香りがパッと広がった。

はあ、これはやっぱり「梅雨でも行きたいっ!」。

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▲狙いどおりのトリプル達成

船宿INFORMATION

三浦半島剣崎松輪港

瀬戸丸

046・886・1917

▼備考=予約乗合、5時半出船。

ほかマダイ、マルイカへも

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隔週刊つり情報(2025年7月15号)※無断複製・転載禁止

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