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相模湾のキハダ好調 初物32kgをゲット
10月14日、当たり年と言われているキハダを狙って三浦半島剣崎松輪港の一義丸へ釣行した。
キハダ釣りは8年ぶり3回目だが、未だアタリもとらえたことはない。
4時ごろ船宿に到着し受付を済ませる。
連日好釣果とあって船は2隻出し、私は28号船の左舷ミヨシ3番に入った。
全員がそろったところで出船して40分走り、北東に江ノ島が見えるポイントに到着。
「上から30m、ビシの位置を30mにしてやってください」と船長から投入の合図。
ハリス長は8~10mくらいがいいとと船長から伺っていたので、ハリス26号10mの仕掛けを結び、付けエサのオキアミは抱き合わせでセットした。
タナ下6~7mまで沈めて1mごとにコマセを振ってキーパーにセット。
左舷に潮が流れていて、マダイ狙いの感覚ならば「これは釣れる」と思える流れだ。

船中ファーストヒット
ややあって船長から船の周囲に反応が出ているとアナウンス。
一定間隔の手返しを繰り返し、合間に食事でも取ろうかとサンドイッチのパッケージを開けた瞬間、ガクガクしながら竿先が突っ込んだ。
「食ったよ!」とサンドイッチを放り出し、周りに声かけして竿を起こしフッキング。
一気に100mくらい走ると思っていたが50mで止まったのでヤリトリ開始。
すんなりと残り30mまできたら道糸が一気に引き出された。
その後は走られては巻き上げを繰り返し、この間ドラグの調整、ヤリトリの要所を船長から教わり、チーム一義丸の常連さんにマグロリングの投入と取り込みの準備をサポートしてもらう。
ファーストヒットの重圧もこれで安心感に変わり、キハダとのヤリトリに集中できた。
おそらくリングが効いたであろうタイミングで「ここから強気で!」と船長。
ドラグを締め込んで一気に巻き上げ、残り10mから船長のたぐりにバトンタッチ。
海面まで浮いたら常連さんがギャフ掛けして船に取り込まれた。
初キハダは32kg。
興奮と感動の中プルプルする腕で船長と握手。
高揚した気持ちと腰の疲労が落ち着くまでゆっくり次の仕掛けを準備する。
その後、数投するとまたしてもヒット。
元気はいいが2回目のヤリトリで余裕も出てスムーズに上げつつ、手慣れたチーム一義丸の常連さんのサポートで13kg級をゲット。
もう顔がほころびっぱなしだ。
実はこの後もすぐにヒット。
それほど引かないのでカツオと思いハリスをたぐるとキメジ。
あと一たぐりのところで突っ込まれてハリス切れ。
このあと2時間くらいは時合なのか船中アタリが頻発。
10発以上アタリ、4本のキハダが取り込まれた。
後半、私にアタリはなかったが船中でカツオが数本取り込まれ13時半の沖揚がりを迎えた。
帰港後、釣れたキハダを船宿でブロックにしてもらいクーラー満タン、意気揚々と帰途に就いた。
夕食は中落ちすくいで盛り上がり、キハダの味わいに舌鼓。
しばらくはキハダづくしを楽しめそうだが、エキサイティングなあのヤリトリをもう一度味わいたい。
すぐにでもキハダ釣りへ行きたくなる大満足の釣行となった。

乗船MEMO
三浦半島剣崎松輪港 一義丸
046・886・1453
▼備考=予約乗合、6時半出船。ワラサ・マダイ、カワハギへも出船
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隔週刊つり情報(2024年11月15号)※無断複製・転載禁止

