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琵琶湖ルールって知ってる?琵琶湖で釣りをするなら知っておきたいルールや今注目の「びわ活」についてご紹介します!
バスフィッシングが好きな釣り人なら、滋賀県の琵琶湖は一度は試してみたいフィールドなのではないでしょうか?
そんな釣り人から絶大な人気を誇る琵琶湖に、釣りをする上で守るべきルールがあるのをご存知ですか?
7月1日から開催される「びわ活」と合わせてご紹介します!
琵琶湖ルールとは?
滋賀県では、レジャー活動に伴う環境への負荷の低減を目指し、琵琶湖の自然環境やその周辺における生活環境を守るために、いくつかの決まりごとがあります。
それが、琵琶湖ルールです。
正式名は、「滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」といい、平成15年に施行されました。
その後も年月の経過に伴い、レジャー条例の改正が行われています。
2018年現在の琵琶湖ルールの概要
滋賀県が施行する琵琶湖ルールは、釣り人に関係する内容が多く含まれています。
1.プレジャーボートの航行規制水域内での航行禁止
住宅等から350mの水域は、プレジャーボートの航行により発生する騒音を防止するため、航行規制水域と指定されています。
また、産動物の増殖場や養殖場等、水鳥の営巣地などに影響が及ぶ可能性のある水域では、プレジャーボートでの航行が原則として禁止されています。
2.プレジャーボートの従来型2サイクルエンジンの使用禁止
プレジャーボートの従来型2サイクルエンジンは、燃焼のガソリンやエンジンオイルが排ガスに多く混入するため、琵琶湖では使用できません。
3.プレジャーボートへの適合証の表示義務化
県が交付する適合証の表示が必須です。
4.外来魚のリリース禁止
琵琶湖だけでなく、滋賀県内全域で、釣り上げたブルーギルやブラックバスは、リリースが禁止されています。
該当する魚がつれた場合は、各釣りスポットに設置されている外来魚回収ボックスや回収いけすに入れましょう。
7月1日は「びわ湖の日」
滋賀県では、琵琶湖の富栄養化の原因となる窒素、りんの排出規制等を定めた「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例(琵琶湖条例)」の1周年を記念して、1981年に7月1日を「びわ湖の日」と定めています。
この「びわ湖の日」を中心に、毎年10万人以上の方が県内全域で環境美化活動を行うなど、琵琶湖への思いを共有し、その総合保全に取り組む象徴的な日となっています。
さらに、7月1日から8月11日までの期間は、「この夏!びわ活!」をキャッチフレーズに、県外からも参加できる琵琶湖に関わる様々な体験イベントや企画が展開されますよ!
「この夏!びわ活!」
「この夏!びわ活!」では、環境美化活動だけでなく、外来魚や外来水生植物の駆除から、暮らし・食・学びなどの様々な観点から琵琶湖と関わる取り組みまで、それぞれ自分に合った「びわ活」を呼びかけています。
主な取り組みはこちらです。
●インスタグラム「#びわ活」キャンペーン
インスタグラムに「#びわ活」をつけて投稿を呼びかけるキャンペーンです。
7月1日~8月11日までの期間に投稿された写真のうち、優秀作品は東京日本橋にある滋賀県の情報発信拠点「ここ滋賀」等にて展示します。
●琵琶湖でつながる3館めぐりスタンプラリー
琶湖疏水でつながる琵琶湖疏水記念館、大津市歴史博物館、滋賀県立琵琶湖博物館の3館が連携し、「琵琶湖でつながる3館めぐりスタンプラリー」を開催します。
●びわこルールキッズ2018
来魚のリリース禁止に協力してくれる小中学生による、外来魚の釣り上げコンテストを実施します。
今回は、琵琶湖ルールや今注目のイベント「びわ活」についてご紹介しました!
釣り人の皆さんも、琵琶湖で釣りを行う際は、琵琶湖ルールを守ってより楽しい釣行にしましょう!
「びわ活」の詳細は、滋賀県の公式HPをご覧ください!