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夢と憧れのフィールド トカラ列島の大物釣り

隔週刊つり情報編集部

トカラ列島。

鹿児島県薩南諸島に属するその島々の周辺はカンパチをはじめ大物の宝庫としてその名を轟かせる。

カンパチは超弩級サイズが生息し、50kgクラスはおろかときに70kgオーバーが上がることもあるなど、日本屈指の大物釣りフィールドである。

今回、ダイワフィールドテスターの北本茂照さん、田渕雅生さんらとの釣行取材となったが、昨年この時期に計画を立てたものの3回延期の果てに中止になっている。

四方を海で囲まれ、ひとたび強風が吹けば長期間に渡り海は荒れ来る者を拒む。

アクセスも容易ではなくハードルが高い。

しかし、これこそがモンスターとも呼ばれる超大型を育む要因となっている。

屋久島で口之島の松風Ⅱに乗り込んで1時間半ほどで口之島周辺に到着、すぐにムロアジ釣ジは順調に釣れて準備完了。

水深190m前後でスタート。

海底付近は潮がかなり速く、再着底のたびに糸が出される。

しばらく沈黙が続いたが、田渕さんにヒット。

スタンディングで合わせを入れるが大型のようでウインチファイトに切り替える。

「電動は50kgでも浮かせるパワーがあります。手持ちで無理だと思ったらウインチファイトがおすすめです」と田渕さん。

剛竿をひん曲げる引きを見せるが、途中でまさかのフックアウト。

直後に北本さんにもヒットするがこちらもデカそう。

「ドラグ力が36kgあるので、ガチのドラグだと人間が持ちません。安全を優先した操作が必要ですね」と北本さん。

こちらもフックアウトで一筋縄でいかないことを悟らされる。

その後、それぞれ 10kgクラスを上げるものの、「ここで釣るサイズじゃない」と納得がいかない様子。

翌日は口之島から臥蛇島を越えて北西の、日高司船長秘蔵の大型ポイントへ。

ところがここも潮がかっ飛び苦戦。

後半は中之島周辺へ移動すると、15時半ころから一気に火がついた。

「きたよ!」

「こっちもだ!」

急遽、活性が上がったのか25kgを皮切りに20kg前後が連続ヒット。

「このサイズだとまだまだ余裕があるけど、やっぱり最高に楽しい」と北本さんが言えば、「このサイズが当たり前のように釣れるのもすごい場所」と田渕さんには10kgのモロコもヒット。

2日目、3日目ともに夕マヅメは大当たり。

目指したサイズではなかったものの、当エリアの底力を垣間見ることができた。

「次は50kgを獲りますよ」と二人は強く誓い合ってトカラを後にした。

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釣行した9月中旬は最高の天候に恵まれ、 期待の特大サイズには恵まれなかったものの20kgクラスは数多く上がった

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当地まで行くのにはハードルが高いが、行けば初挑戦でも高確率で大物に巡り合える

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前回50kgを上げた北本さんは23kgまでだったが、このフィールドの魅力を堪能した

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田渕さんは「これがほしかった」という10kgクラスのモロコ

船宿information

鹿児島県口之島 松 風 II

090・2088・5408

▼備考=民宿松元荘併営

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隔週刊つり情報(2025年11月1号)※無断複製・転載禁止

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