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浅場で50cmオーバー連発 鹿島沖のルアーマゴチ始まる

隔週刊つり情報編集部

茨城県鹿島沖のルアーマゴチがシーズンイン。

鹿島港の植田丸での初日は、鹿島沖の水深8〜14mを狙い、50〜55cm前後を主体に最大62cmまでのマゴチをトップ7本、2番手6本が3人と好スタートを切った。

ルアーはシャッド系、グラブ系、ホッグ系とまんべんなくアタリがあり、底付近でのリフト&フォールや竿で引っ張るズル引きでよく釣れた。

まだ水温が低く水深10m前後をメインに狙ったが、今後水温が上がれば水深5mの超浅場でもマゴチとの攻防が楽しめるようになる。

釣り場の写真

釣り場は鹿島沖の水深8~14m。横流しで広く探る

茨城県鹿島沖の夏の釣り物といえばマゴチ。

目下は鹿島出船ではマダイやフグ、マダコ、ルアー青物の船が多く、マゴチの船は少ない。

そんな中、植田丸が6月14日に出船する情報を得て取材へ行った。

船宿に到着して植田竜也船長にあいさつをすると、昨日は試し釣りで港の南側でトップ3本の釣果があったと教えてくれた。

魚の写真

活性が高いとルアーを丸飲みすることも

良型主体で好発進

5時に出船し、南側へ向かってすぐポイントに到着。

「水深11mです。始めてください」とのアナウンスで釣り開始。

船は横流しで広く探っていく。

風や波の影響で船の上下動によりアタリが取りづらくなる場合があるが、この日は風がほとんどなく海況も穏やかで、マゴチ釣りに最適な条件だ。

開始からすぐに竿を曲げたのは右ミヨシの平野さん。

タモで取り込んだのは50cmを超える立派なマゴチ。

小さく1回シャクってピタリと止めるリフト&フォールで、ルアーが着底する瞬間に食ってきた。

左ミヨシの中山さんにもヒットしたが、ドラグが出されて型はよさそう。

上がってきたのは50cmオーバー。

同じくリフト&フォールで誘い、着底時にヒットした。

今度は左胴の間の細貝さんが50cm級のマゴチをキャッチ。

続けて、中山さんも同サイズを釣り上げて2本目。

開始30分で50cmを超える良型が船中で4本と好調なスタートを切る。

「今は曇ってますが、晴れたらもっと釣れると思います」と船長。

照りゴチと呼ばれるとおり、夏の強い日差しが照りつけるような日がとくにいいそうだ。

アタリがなくなったので岸寄りへ移動。

「浅くなって水深は9mです。やってみてください」

さっそく左ミヨシ2番の伊藤さんがヒット。

リールのハンドルを2回転させて止める、を繰り返すスイミングで誘い、ルアーの重みが軽くなったときに巻き合わせた。

右胴の間では垣内さんがズル引きでマゴチをキャッチ。

平野さんも同じ釣り方で2本目を釣り上げる。

魚の写真

上アゴにフッキング

知っ得! ルアー選びの押さえどころ

船長によると、シャッド系、グラブ系、ホッグ系もしくはクロー系のルアーをそろえるのがいいとのこと。

色はマゴチが捕食する自然界の色に近いカラーがおすすめで、赤やオレンジが定番。

晴れた日はブラックやブラウンが有効となる。

また、釣れている人の色を参考にするのも効果的。

「赤系のカラーがよくアタっています」などと船長からアドバイスがあったら参考にしよう。

ルアーの写真

当日使っている人が多かった、エコギア・ スイミングテンヤ+ホッグ系のバグアンツ4in

初挑戦で本命ゲット

ルアーマゴチは多様なアクションでヒットパターンを探す楽しさがあり、パターンにハマると周りが釣れない中でも連続して釣れることがある。

マゴチ釣りの基本アクションはリフト&フォール、スイミング、ズル引きの三つ。

ルアーを底から離さないことが重要で、リフト&フォールやスイミングでは底から20〜30cm跳ね上げるイメージで誘うといい。

アタリが遠のいたため、水深14mのポイントへ移動して釣りを再開。

左トモ2番、この日がマゴチ釣り初挑戦の宮本さんに50cm級がヒット。

「船宿で道具を借りたんですが、軽量で投げやすく感度もよくて、アタリを明確に感じ取ることができました。隣の中山さんからヒットルアーを提供していただいて、釣ることができました」と宮本さん。

この日はルアーマゴチ初挑戦の方がもう一人。

右胴の間の北野さんが釣友の垣内さんから釣り方を教わり、ズル引きで60cm近いマゴチをキャッチした。

「アタリかどうか分からなかったんですが、引っ張られる感じがしたので巻いたら掛かりました。これって大きいですか?」と北野さん。

どうやらマゴチを見るのも初めてだったようだ。

北野さんは次投でもヒットしたが、合わせが弱く逃げられてしまった。

マゴチは口が硬いのでフッキングさせるには強めに合わせる必要がある。

「アタリがきたらすぐ合わせてください。合わせたらすぐに巻いてテンションを保ちましょう」と船長のアドバイス。

9時を過ぎると風が出て晴れてきた。

そのタイミングで水深8mのポイントへ移動するとラッシュが始まった。

伊藤さん、平野さん、垣内さんが50cmのマゴチを釣り上げると、中山さんは最大62cmを含む50〜55cm前後を連発。

風で船が流されると、払い出す舷では仕掛けが吹き上げられないようジグヘッドを重くして、切れ込む流しでは誘いのピッチを早くするなど、4人ともルアーを底付近にとどめる工夫をしていた。

10時半の時点でこの4人がそろって6本をキャッチ。

最後の流しで伊藤さんが1本追加して11時の沖揚がり。

釣果は最大62cmで、50〜55cm前後主体にトップ7本。

終わってみれば9人がマゴチの顔を見て、船長のデビュー戦を彩ることができた。

7月に入ると夏シーズン本番となる。

これから水温が上がるにつれてエリアも拡大し港の北側でも釣れるようになると、水深5mの浅場でスリリングなファイトが楽しめるようになるだろう。

釣行の写真

サイズは50~55cm前後が主体だった

釣行の写真

良型は船長にタモですくってもらう

Tackle Guide

ルアーマゴチ専用の竿は少ないため、多くの人が一つテンヤ用の竿を使っている。

全長2.1m前後の竿が扱いやすくて投げやすい。

マゴチの口は硬いので、合わせが効く硬めの竿おすすめ。

船宿information

茨城県鹿島港 植田丸

0299・82・3773
 
▼備考=予約乗合、4時半集合。マダイへも出船

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隔週刊つり情報(2025年7月15号)※無断複製・転載禁止

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