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アタリを求めて試行錯誤 難しくて面白いカワハギ
10月7日、カワハギを楽しみに東京湾奥羽田のえさ政釣船店へ釣行した。
出船前に船長のレクチャーがあり、アサリの肝にハリ先を入れることが大事であることと、塩で締め過ぎるとエサが硬くなって吸い込みが悪くなることもあるので、アサリは一度に締めるのではなく調整することなど、エサ付けについてもアドバイスがあった。
説明が終わり、7時出船。
富津方面へ40分ほど走ると聞いていたので、35分ほどたったところでエサのアサリを付け始める。

1投目からキャッチ
ポイントに到着するとすぐに釣り開始の合図が出る。
水深は6~7m。
いの一番で仕掛けを投入すると、着底と同時にアタリ。
竿を立てて合わせると重みが伝わってきて竿先が引き込まれる。
うれしい1枚目は肝をパンパンに蓄えた22cmのカワハギ。
隣の方も続いて、その後は船中のあちこちでカワハギが上がってくる。
どうやら魚影は濃そうだ。
船長によると10月に入って水温が3度ほど下がり、このポイントでカワハギが釣れ出したとのこと。
アタってもハリ掛かりさせられなかったりアタリに気づかないうちにエサが取られたりしてなかなか数はのびないが、釣っていて何かしらの反応があるから楽しい。
何度か流し変えて2時間弱でトップは26枚、私は11枚。
次に竹岡沖へ移動、30分ほど走って水深15mのポイントで再開。
すぐにアタリがきて掛けたが巻き上げ途中でテンションが抜けてしまう。
ハリスが切られていたのでフグの仕業のようだ。
周りでもフグに邪魔されるので小移動となった。
その後、船中でポツリポツリとカワハギが上がっているが、なぜか私はフグやトラギスばかり。
そんな釣れないときにどうやってアタリを出すかを考えるのも面白い。
周りを見るとタタキを入れたり、誘い下げたり色いろな誘いを試しているが、どうも今日のカワハギに合う絶対的な誘い方はなさそうだ。
その後、ようやくアタリがきて聞き合わせるとハリ掛かり。
これまでよりも強い引きで良型の期待が膨らむ。
引いた後は円を描くように上がってきて、期待度が最高潮に達したところでなんと痛恨のハリス切れ。
良型カワハギの姿が見えた直後だっただけに残念でならない。
結局その後はカワハギの顔を見ることができないまま14時の沖揚がりを迎えた。
釣果は15~27cmのカワハギが一人4~28枚。
私は13枚。
今シーズンのカワハギは好模様が続いているので近いうちにまた釣行するつもりだ。

乗船MEMO
東京湾奥羽田 えさ政釣船店
03・3743・1585
▼備考=予約乗合、7時出船。ヒガンフグへも出船
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隔週刊つり情報(2024年11月15号)※無断複製・転載禁止

