バス釣りが大ピンチ!釣り場急減少を止めるために今守らなければならないことは?
近年、日本におけるバス釣りは、間違いなく曲がり角を迎えています。 それどころか、日常の中で気軽に楽しむ趣味としては、その領域や権利を奪われようとしているといっても過言ではありま…
FISHING JAPAN 編集部低水温の時期になってくると、バスの活性も比例して下がってきます。
餌っぽい要素の強いワームを細やかに動かすだけでは、なかなか食い付いてくれません。
そんなときに頼りになるのが、イマカツのゲキアサシャッド。
ハードプラグの強みをじゅうぶんに体感できるスペックに仕上がっていますよ。
浅い水深=シャローエリアでフィーディングに入りたいバスを、ゲキアサシャッドで呼び込んでみましょう。
目次
イマカツのゲキアサシャッドとは、ボディは水面を割って上に飛び出さず、かといって潜り過ぎてボトムを叩くことがない画期的なシャッドプラグのことです。
水深50センチの層を外さずに、水面と並行に引っ張れるというのは、凄い強みですよね。
なぜなら、バスは小魚を捕食する際に、追い込みグセがあるからです。
どこか隅のほうや隙間に逃げ込まれると、食べれなくなっちゃうでしょう?
それを防ぐために、小魚のお腹の下へ回り込む習性があるのです。
そんなポジションに顔を突っ込んで来られたら、小魚としても居心地が悪いですよね。
当然瞬間的に逃げようとしますが、存在感=プレッシャーのある下方向へ舵を切ることは絶対にありません。
また、バスのロックオン状態が継続する可能性の高い、前方への逃避も選ばないでしょう。
残る方向はひとつ、そうです!真上です。
しかしながら、真上を目指すように仕向けているのがバスなので、まさに思うツボ状態。
小魚は水面というそれ以上泳ぐことのできない壁に、自分の行動をフタされて、ついには食べられてしまうのです。
この水面フタとバスのサンドイッチ状態を、丁寧に作り出してバスに伝える役割を担っているのが、イマカツのゲキアサシャッドなのです。
こちらの画像をご覧ください。
冠水植物の葉が枯れていないので、浸かってはいけないところまで水が来ていない、すなわち浅い水深が隣接していることを表しているエリアです。
こういうポイントは、バスが釣れる池の必ずどこかに存在していますから、ゲキアサシャッドをキャストするのに向いていますよ。
実際にキャストしてみて、リップがボトムを叩かないようならOK。
少し沖合いに横たわっている沈木が、バスのコンタクトポイントですから、その上辺りをスタート地点にして、冠水植物へ向かって行くようにリトリーブをしてみましょう。
スピードはスローでもステディでも、やりたいように。
ケギアサシャッドは、タイトなロールアクションをベースにしているので、巻きスピードに合わせたアクションを披露してくれます。
誘いはそれで完了していて、食わせは等速移動を続けることがキモになります。
そして水面には浮かせてしまわないことを守りながら、何度もアプローチを繰り返してください。
一度釣れても時間が経てば、またバスがチャージされます。
2本3本と獲れるようになるころには、ゲキアサシャッドの大ファンになっているはずです。
イマカツのゲキアサシャッドには、豊富なカラーラインナップが用意されています。
特に3Dリアリズムと呼ばれているカラーは、リアルな小魚模様がプリントされているかのよう。
バスもホンモノと見間違えてしまうでしょう。
スタンダードカラーには、実釣インプレなどで評価の高いチャート系が揃っています。
釣具店はもちろん、ネット通販サイトなどでもよく並んでいるカラーなので、ついつい購入してしまいますよね。
手返しよく連続キャストがキマるようになると、カラーのローテーションを実践したほうが、バスの反応を得られます。
お気に入りのカラーが見つかれば、思い切って全部揃えてしまうぐらいのほうが、後々悔まずに済むかもしれませんよ。
イマカツのゲキアサシャッドを操るのに、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
全長5.8センチで7グラムといえば、往年のシャローラビットミニとよく似たボディバランスになります。
ベイトフィネスタックルでなくても、じゅうぶんキャストできますが、バイトしてきたバスを弾いてしまわない柔らかさや曲がり込みが、ロッドに求められるでしょう。
シマノのポイズングロリアスシリーズの中に、ロッドティップがソリッドカーボンで、Mパワーのバットを持ったベイトロッドが存在します。
独特の曲がり込みで、ショートバイトを弾かずにフッキングに持ち込むことかできます。
ワームの定点シェイク用として作られたようですが、グラス素材ののっぺりした復元アクションよりも全然シャープなところが、ゲキアサシャッドにぴったり。
ロングキャストもしやすいですし、コントロールもつけやすいので、これ1本あればシャローエリアでの食わせ作業を、効率よくおこなえるでしょう。
全長1.98メートルで自重はたったの95グラム。
手元感度も良好で鮮明、だからこそ獲れるバスも数多く出てきそうな、ハイスペックなロッドに仕上がっています。
実売価格は5万円前後と、やや高価な価格帯になっていますが、この唯一無二なテイストは何物にも代えがたいと、手にしたら感じるのではないでしょうか。
ブランクスに7グラムをしっかり乗せてキャストするには、丁度いい長さですし、ソリッドテイップのベイトロッドを1本も持っていないとしたら、購入を考えていいのではないでしょうか。
ルアーのポテンシャルが、しっかり活きてくるのは間違いなさそうです。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 20 メタニウム RIGHT バーサタイル
最新のメタニウムは、シマノの技術が満載されたベイトリールに仕上がっています。
これは、ノーマルギアタイプでギア比6.2対1。
ハンドル1回転で66センチのラインを回収できるようになっています。
スムーズに引っ掛かり雑味なく、ハンドルを回転させることができるので、キャスト&リトリーブを繰り返すにはベストマッチなアイテムといえるでしょう。
マグナムライトスプールⅢやマイクロモジュールギア、マグネシウム合金による一体成型ボディなどが、全体の剛性・耐久性・滑らかさ・軽やかさを生んでいます。
実際に使ってみましたが、自重175グラムは高い手元感度を作り出していますし、ラインキャパ12ポンド100メートルは、必要にして十分。
トータルバランスにおいて、このベイトリールを追い抜くのは困難に感じてしまうほど、完成度の高いアイテムです。
実売価格は3万円を下回る価格設定になっていて、コスパを考慮すれば決して高価だとは感じません。
このモデルにDCブレーキが装着されたり、ベイトフィネスに寄せたりするのかは不明ですが、ぜひ見てみたい気分にさせてくれますね。
ノーマルギアなら、ただ巻きアプローチをするのに、リトリーブが安定します。
エクストラハイギアでゆっくり巻く!という方法もあるのですが、知らず知らずのうちに早く巻いてしまっていることを考えると、ノーマルギアでさまざまな巻きスピードに合わせていくほうがいいかもしれませんね。
シーガー(Seaguar) ライン シーガー R-18フロロリミテッド 100m 10lb
クレハからリリースされている、道糸用のフロロカーボンラインです。
ハリスに使われるタイプよりしなやかですが、ナイロンのような伸びはありません。
比重も高いので、水面に着水したらすぐに水没していくように作られていますよ。
根ズレに強くて、伝えてくる情報量が多めなのがいいですね。
ゲキアサシャッドのリップが、カバーやストラクチャーに触れる瞬間があれば、きっちり伝えてくれるでしょう。
実際にリールに巻いて使ってみると、糸グセはつきにくく、感度はかなり高め。
リトリーブをスタートさせたら、ルアーのアクションピッチかしっかり手元に伝わってくるのがいいですね。
実売価格は千円台、比較的安い価格設定なので、傷んだらすぐに巻き替えをおこないながら、ビッグサイズのバスに備えたいものです。
ヘビーカバーが絡むようなポイントでは、一段階太い12ポンドに換えてアプローチを試みてください。
フロロカーボンラインは結び目が弱い!と言われてきましたが、このラインに関しては結び目でブレイクしてしまったケースは体験していません。
イマカツのゲキアサシャッドの特徴や、おすすめのタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?
北欧にシャッドラップという名作があって、構造上どうしてもリップでボトムを叩いてしまうルアーでした。
それを徹底的に使い込んだからこそ、ゲキアサシャッドという回答にたどり着いたような、そういう印象を実機を操ってみて感じたのです。
製作者にぜひ尋ねてみたいところではあります。
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