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秋磯イサキシーズン突入!半遊動固定仕掛けが効果的!?遠投から磯際まで攻め方に変化をつけて良型イサキを爆釣しよう!

FISHING JAPAN 編集部

秋磯シーズンがやってきましたね!

秋磯と言えば、水温がまだまだ高い状態ですが、その分、魚の活性も高く、マキエサやサシエサに必要以上に反応してくれます。

エサ取りの数も半端じゃないのは言うまでもありませんが、狙うタナや流すポイントによって、様々な魚種をゲットできるのも、この時季ならではの魅力ですね。

特に潮目や深いタナを狙って良型イサキ釣りにチャレンジしてみるのも楽しいですよ。

グレを狙いたい気持ちはやまやまですが、この時季だからこそ、丸々と太って脂がのったイサキに狙いを定めてみましょう!

それでは早速、イサキの効果的な攻め方をご紹介します!

そもそもイサキの好機はいつ?

夏のイメージがあるイサキは、通常6~7月の初夏が美味しいと言われています。

しかし、真夏から残暑厳しい初秋、丁度麦を刈り取る時期に釣れるイサキのことを麦わらイサキというように、この時季のイサキは、脂がのっていて甘味があり、とても美味しいと言われています。

温暖化が進む近年では、初秋から年内いっぱい釣り続けることが多く、豪快な引きを楽しませてくれます。

本来は、夏のターゲットとして人気のあったイサキですが、秋磯には欠かせないターゲットとなっているのも現状です。

イサキ釣りのポイントと流し方

まず、イサキが回遊しているポイントをご紹介しましょう。

潮が動いている所は、どんな種類の魚も集まりやすい条件となりますが、このイサキは特に、潮の流れの速いポイントや潮目など潮がぶつかり合うポイントを好むようです。

基本的には、足下から払い出すサラシが沖に延び、沖の潮とぶつかって出来る潮目をポイントとして、遠投で攻める場合が多いです。

また、サラシに仕掛けを乗せて、ウキをどんどん沈ませながら沖へ沖へと仕掛けを運んでくれるポイントを狙うと良いでしょう。

この場合、仕掛けに張りを与えず、道糸が弛んだ状態でどんどん流していくと効果的です!

グレのように仕掛けに角度を保ちながらタナを攻めるのではなく、自然の流れに任せて流すことがイサキと巡り合うための近道ですよ!

アタリは豪快だが、アワセはソフトに!

流れに乗せて、ガンガン仕掛けを流していくと竿先にダイレクトにアタリが伝わり、その瞬間、竿が引っ手繰られるような強烈なアタリを魅せてくれます。

仕掛けは、完全フカセ仕掛けで、全遊動で攻めると効果的です。

しかし、全遊動でどんどん深いタナを攻めていくと、途中でエサを取られても気づかず空バリを長く流してしまうリスクもあります。

そんな場合は、イサキのヒットするタナを見極めて、半遊動固定仕掛けで流すとアタリが取りやすくなります。

例えば、5ヒロでヒットする場合は、2ヒロ半から残り2ヒロ半を遊動にして、ちょうど5ヒロの時点で、固定仕掛けになるようにウキ止め糸をセットしておくと良いでしょう。

そして、どんどん流していき、更に深いタナを探っていくと、まずは道糸がピーンと張り、穂先に辿り着くや否や竿先がゴーンと引っ手繰られます。

時には、潮の流れや魚の活性で、タナが浅くなる場合もあるので、この場合は、思いきって1ヒロ浅くしてみる勇気も大切です。

活性が高く、タナが浅い場合は、遠投ポイントでなくても、足下のサラシや磯際にも回遊してきていることが多ので、磯際から竿先までを攻めてみるのも面白いでしょう。

また、豪快なアタリに驚き、大アワセをするとバラシてしまう確率が高くなります。

なぜなら、イサキの口は非常に柔らかく、無理に引きずり回したり、強引に合わせたりすると、ハリの刺さっている部分の皮膚が破れ、大きな穴になり、ハリ外れの原因となるからです。

アワセとやり取りはソフトに優しく、相手の引きに合わせながら浮かせましょう!

活性を把握し、こまめなポイント変更!

その日のヒットポイントを把握し、継続して同じポイントばかり攻めていると、潮の干満や動きによって、アタリが遠のいてしまいます。

どんな釣りでも、2匹までは連続ヒットします。

しかし、3匹、5匹と良型を継続させるのは難しいので、潮の状態や仕掛けを見破る魚の動きを見極めて、常に変化を付けると釣果が伸びるでしょう。

イサキの場合も、右に左に、沖に磯際にと食いに応じてポイントに変化をつけると、数を稼ぐ釣りが楽しめますよ。

釣り人の皆さんも、是非、この機会に美味しいイサキを狙ってみてくださいね!

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