ロッドカバーって使ってる?ティップやガイド・外装などを保護してくれる便利アイテム
ロッドって先端のロッドティップに向かうほど、細く華奢にになっていますよね。 そこに付いているラインガイドも、繊細で極小なものばかり。 生えている木の枝や防波堤などに接触させる…
FISHING JAPAN 編集部シマノから発売中のバス釣りロッド・ポイズンアドレナは、現モデルが2代目に当たります。
とても軽くて手のひらに収まりやすく、水中で起きている変化を丁寧に伝えてくれる高性能アイテムですよね。
ここでは、ポイズンアドレナの特徴や実釣インプレについて、深掘りしてみましょう。
目次
ポイズンアドレナは、シマノからリリースされているバス釣りロッドです。
全部で37種類ものアイテムがラインナップされていて、さまざまな釣り方に対応できるようになっていますよ。
ブランクスには、スパイラルXコアが採用。
ナノピッチやフルカーボンモノコックグリップなど、先進の技術が惜しげもなく投入されているのが特徴です。
ガイド径は小さ目なので、比較的細いラインを使う際に重宝しますよ。
ラインがバタバタと踊らないですから、ショートディスタンスを正確に射貫いていくようなアプローチには、ベストマッチといえそうです。
要望としては、最も短いものが6.3ft=1.91m止まりなので、6ft以下のモデルもラインナップに加えてもらいたいですね。
カヤックやフローターなどでバス釣りを楽しむ人に、よく響くはずでから。
それでは、ポイズンアドレナのラインナップから、実際に使ってみたモデルのインプレをご紹介しましょう。
●ポイズンアドレナ163ML
シリーズの中で最も短くて、振り切りやすい印象の強いベイトロッドです。
1ピース仕様でウエイトは92gしかありませんから、ロッドティップを少しのチカラでリフトすることができます。
当然シェイクやトゥイッチなどの小技にもつながり、ラインに結んだルアーにさまざまな生命感を付加させやすいといえるでしょう。
ブランクスの曲がりは極端でなく、負荷に対して緩やかに弧を描こうとします。
ただ14gを超えるルアーをぶら下げて、バックスイングを取ると、曲がり込みが過度になり、放出する角度がブレがちになります。
軽いルアーを引っ張りがちにリリースしてしまうのは抑えられていますが、重いルアーを投げる際には、複数回試投したほうが、ブランクスのクセに順応しやすいでしょう。
バスが掛かると、ベリーより少しロッドティップ側で極端に曲がり込もうとします。
バットパワーがあり過ぎるわけでもありませんから、このモデル独特の特徴かもしれません。
底の地形変化を探るにはちょうどいい張り・長さで、ブレイクラインの位置や傾斜・地質などを、フックを外した鉄板系バイブレーションでなぞるのに向いています。
石ひとつ藻1本を手元で感知しながら、自分なりの底の情景を頭の中にインストールしてみましょう。
●ポイズンアドレナ1610M
全長が2.08mもあるので、軽く振るだけでロングキャストを安定して繰り出せるアイテムです。
さまざまなルアーを使いこなせるのも大きなメリットになっていますから、バス釣りの枠を超えてソルトウォーターゲームでもじゅうぶん活用可能です。
例えば、ロックフィッシュゲーム。
岩礁帯エリアに隠れているカサゴやアイナメ・ソイ・アコウなどを、フリーリグやテキサスリグ・ジグヘッドリグなどで攻略できますよ。
魚が掛かって根からの引き離しがスムーズで、このロッドの長さが利いているように感じます。
1kgを超える魚をフッキングしても、全体的に曲がり込むブランクスがしっかり耐えてくれるので、安心してランディングに持ち込めるでしょう。
●ポイズンアドレナ1610-G
1610Mと同じ全長のベイトロッドですが、カーボン素材の含有率74.4%しかありません。
それ以外はグラス素材で出来ている、コンポジットブランクスを採用しています。
しなやかでよく曲がる味付けになっているので、クランクベイトなどの巻き物系ルアーとの相性はバッチリ。
でも意外とワームリグともよくマッチし、例えば高比重ワームのノーシンカーリグをキャストしやすく、フォール中のアタリも逃さずにフックアップに持ち込めます。
曲がることでバラシが少ないのも、このモデルを選択するメリットのひとつといえるでしょう。
ポイズンアドレナのベイトロッドに装着したい、おすすめのベイトリールを取り上げてみましょう。
ロッドが軽いので、ベイトリールもその方向に合わせたいですね。
フロロカーボンラインの12lbクラスをメインに使うなら、こちらがマッチするのではないでしょうか。
メタニウムシリーズのエクストラハイギアモデルです。
ギア比8.1対1なので、ハンドル1巻きで86cmのラインを巻き取れますよ。
最大ドラグ力は5.0kgで、自重は175g。
スプール寸法は、直径34mmで幅19mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら12lbを100m巻けます。
実際にフィールドで使ってみると、ガッチリした剛性感が備わっていて、大型魚が掛かってもしっかり巻き取れるのがいいですね。
小型軽量なルアーも、よく飛んでくれます。
実売価格は3万円台と、スペックに見合った価格帯に設定されていますよ。
ポイズンアドレナの特徴や実釣インプレ、おすすめのリールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ワン&ハーフモデルも追加されると、運搬が楽になりそうですよね。
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