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みんなでワイワイ気楽に行こう!東京湾のシロギス

隔週刊つり情報編集部

新緑がまぶしい5月を迎えると初夏にふさわしい魚が頭に浮かぶ。

その一つがシロギス。

ふらりと出かけて手軽なタックルで遊べるのがいい。

そんなお気楽フィッシングを楽しみたい釣り人をアットホームな雰囲気でサポートしてくれるのが、東京湾奥金沢漁港の進丸。

初心者でも扱いやすいレンタルタックルを完備し、釣り方も手取り足取りレクチャー。

午前船、午後船、一日通しと、都合に合わせて船を選べるのもありがたい。

釣り場は中ノ瀬の水深17~18m付近。

豪雨の合間の出船となった取材日は活性も今ひとつながら、15~24cmの太ったシロギスが釣れるたびに歓声が上がっていた。

アフターは家族や仲間とキスの天ぷらに舌鼓。

日々の疲れもスッと消えていく心地よい休日が過ごせるだろう。

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▲このサイズなら引き味も上々だ

陽気もよくなり、友人、カップル、親子同士で連れ添って休暇を楽しむGWが到来。

その一日に「船釣り」を加えたい読者諸氏も多いだろう。

おすすめは東京湾のシロギスと前ページのライトアジ。

両方とも難易度は高くなく、レンタル品も充実。

クーラーと長靴だけ持参すれば気軽に楽しめる船宿が多い。

両魚とも釣りたての食味は絶品、アフターフィッシングで盛り上がること間違いなしだ。

4月13日は、そのシロギスとライトアジの2枚看板で出船している金沢漁港の進丸に事前調査に出かけてきた。

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▲ドヤ顔で決めポーズ !?未来の釣り女子確定だ/いいサイズ。目指せ釣りキチ少年

18~20cmの天ぷらサイズ

進丸は午前と午後の出船システム。

午前船でキス、午後船はアジというのもありで、その場合の一日料金は9800円に割引き。

大変お得だ。

女性や学割もあるからグループ釣行にもおすすめできる。

ところが取材の前後は天候が不安定で、当日の午後も豪雨予報。

そのためアジ船と午後船は中止、午前のシロギス船だけの出船となった。

両方の釣りをお届けしようとした私の目論見はハズレてしまったが、致し方なし……。

出船前、仲乗りさんが初心者を対象に、胴つき仕掛けによるキス釣りのレクチャーが始まった(私以外全員が胴つき仕掛けを使用)。

「着底して糸フケを取ったらチャッチャと軽く2~3回誘いを入れて、ゼロテンションの状態で10秒止め。食わせの間です。アタリがなければゆっくりとリフトしてから再着底。あとは同じ動作を繰り返していきます。ビビッときたら一呼吸置いて竿を立てて合わせ、巻き上げてください」

遠投してサビきながらこの動作を行えばさらに釣果アップにつながるが、それは基本をマスターしてからだ。

準備が整い12名を乗せて出船。

20分ほどで中ノ瀬の水深17~18mラインに到着をすると、さっそく開始の合図が出た。

とたんに右舷ミヨシの萩原さん親子と、息子さんの友人・黒澤さんの3人グループがキスを釣り始めた。

サイズも18~20cmといい感じだ。

しかし、2日前に降った大雨による水温低下と濁り潮の影響か、キスの活性は低い。

釣友の渡辺さんも「ビビッときても掛からないよ」と苦戦している(彼は朝のレクチャーを受けていませんが)。

ほかの人も同様で、誘い方がマッチしていないのか釣果はのび悩んでいる。

そんな折、左舷トモ側で歓声が上がった。

4名で参加している藤井さんファミリーの長女、実生さんが最初の1尾を釣ったのだ。お父さんと時どき釣行するようでタックルを持つ手も様になっていた。

1時間が経過したところで私も撮影の合間に竿を出してみる。

テンビン仕掛けを遠投してサビく、私のいつもの釣り方だ。

3投して違うパターンの誘い方を試してみたところ……アタリすらない。

もしやと思い仲乗りさんに「エサのアオイソメの長さはどれくらいがおすすめ?」と尋ねてみると「最近は人差し指よりもちょっと長めくらいがいいです」と返ってきた。

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▲当日の午前船は乗船者の半数が家族連れでとっても賑やか

知っ得!虫エサが苦手ならコレ!

女性や初心者の中にはアオイソメなどの虫エサが苦手という方もいるだろう。

そんな人におすすめなのが人工ワーム。

エサ付けも簡単だし、とくに最近の製品は魚の食いもいい。

ほか、生きた虫エサをピンセットのようにつかんでエサ付けできる便利アイテムも販売されている。

釣具店で探してみてほしい。

Tackle Guide

胴つき仕掛けが人気。

1本バリと2本バリがあり、船下狙いならば1本バリがよい。

2本バリに比べてハリスが長いので食い込みがよく、トラブルも少ない。

アカクラゲの触手の処理も楽。

渋いながらも賑やかな一日

それまで私は3cm。

活性が高い時期の長さだったのだ。

長いエサはフッキングに難はあるものの、目立ちやすくユラユラと動くので、濁り潮や食い渋りのときでもキスの食欲を刺激するのだろう。

さっそく長めのエサに付け替えて遠投。

サビいてくるとすぐにビビッときたがフッキングせず。

そこで誘った後のポーズの間を長めにとると、ようやくハリ掛かりして18cmのキスを抜き上げた。

触ってみると水温低下の影響か魚体が冷たい。

次はグッと竿先に重みが乗ったものの生体反応なし。

回収するとハリスにびっしりとアカクラゲの触手がこびり付いていた。

初夏の東京湾で増殖する厄介モノだ。

下手に触ると肌がかぶれるし、付着したままではキスも食ってこないのでうまく取り除かねばならない。

そんなとき便利なのが食器洗い用のスポンジ。

硬い面でスーッとなでると取れるから私にとって必需品になっている。

それから数回空振りした後、ガガッとたたきつけるような魚信が竿先に到来。

もしやイシモチかと思ったが、上がってきたのはぶっとい胴体の24cm。

ほれぼれするキスだ。

「家族連れの坊やがヒットさせたみたいだよ」釣友の渡辺さんの声でわれに返りカメラを持って駆けつけると、取り込み寸前に船ベリでポチャン。

藤井さんファミリー一同が「あ~あっ」と一斉にため息を漏らす。

でもそこは13歳の男児となった慎司君、メゲずに釣り直してニッコリ笑顔。

一方、苦戦していた渡辺さんもようやくコツをつかんで3尾のキスを釣り上げていた。

潮止まりとなり雨も降ってきたところでアタリが遠くなる。

なんとか数尾を追釣した私だが、キャストした瞬間にリールのベイルが戻ってしまいバチッとラインブレイク。

ここで竿を畳み、そのまま11時半の沖揚がりを迎えた。

当日の釣果は萩原さんグループが10~14尾、ほかの方は5~6尾。

コンディションが悪く低調だったけれど、ピンギスが交じらなかったのが救い。

GWのころは水温も上がりシロギスの活性も高まるはず。

五月晴れの空の下、爽快に楽しめるだろう。

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▲ビギナーと伝えれば、スタッフが釣り方のコツをやさしくレクチャーしてくれる。初めてでも安心だ

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▲貸し竿も充実。スピニングと両軸タックルの2種から選択できる

船宿INFORMATION

東京湾奥金沢漁港

進丸

080・8042・3303

▼備考=予約乗合、午前船7時半、午後船12時半出船。

ライトアジへも出船

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隔週刊つり情報(2025年5月15号)※無断複製・転載禁止

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