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アメリカの釣り人口は日本の約4倍!10人に1人が釣りをするアメリカ人の釣り事情とは?

FISHING JAPAN 編集部

釣り人口は日本でどれだけいるのか見てみると日本は2004年には1490万人もいた釣り人ですが2013年にはなんと770万人にも落ち込んでしまっています。

釣りの魅力は本当にたくさんあるのですが、日本では近年減少傾向にある釣り人口。

ではアメリカはいったいどれくらいの釣り人がいるのか気になりませんか??

10人に1人が釣りをしている計算

アメリカの釣り人口は2016年のAmerican Sportfishing Associationのレポートによると年間で1~2%は変動するとのことですがなんと3300万人!

実に人口の約11%が釣りをしている計算になり、釣り人口は日本の約4倍!

また、約900万人が女性の釣り人なので釣り人口の約27%が女性ということになります。

日本で釣りガールブームがあった2011年頃でさえ日本の女性の釣り人は約4%ほどだということなので、女性への釣りの普及率も大きく違うのがわかりますね。

ちなみに釣りの種類別の人口は淡水が2700万人、海水が800万人、湖が160万人という統計もあります。

経済効果もこんなに違う!!

アメリカの経済効果もやはり日本とは全然違います。

アメリカでは統計で年間約418億ドル(約5兆円)ものお金が釣り関係のレジャーに使われているようで、1人当たりに換算すると年間約12万円くらいになります。

日本は2011年で年間1700億円なので桁違いですね・・・。

アメリカでも釣りに関して問題点はあります

釣り人口が多いアメリカですが、もちろん統計上懸念される点もあります。

アメリカでは釣りをするには基本的に州ごとにライセンスを取得する必要がありますが、2016年の統計によると46%の釣り人が毎年ライセンスを更新していないそうです。

約半分がライセンスを更新しないということで長い期間で釣りを趣味にしている人が減っているということが問題視されています。

始める理由も日本と少し違う!?

アメリカでは釣りの初心者が多くリラクゼーションのために取り組んでいるようです。また、その他には家族や友人との共有時間を求め、スポーツを楽しむために始めるという動機が主流です。

なお、50%以上の釣り愛好家が5歳以前に釣りを始めているというデータがあり、家族との時間として釣りに興じる人は多いと考えられます。

日本でも家族と釣りを堪能する人は多いですが、男性が友人と楽しむ、または食事を目的として単独で挑戦するというイメージが強いので、釣りを続ける動機は微妙に異なるかもしれません。

今後の日本もアメリカのように多数の釣り愛好者が増えることを心から願います♪

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