もしも釣りの最中に地震が起こったら?災害時に必要な安全対策についてご紹介します!

FISHING JAPAN 編集部

地震はいつ起こるのかわかりません。

もし釣りをしている最中に、地震が起こったらどのように行動しますか?

ごはんを食べているときや寝ているとき、釣り人なら釣りをしているときに地震が起こることもありえますよね。

地震大国である日本に住んでいる以上、災害時に応じた安全対策を考えておくことは必須です!

今回は、釣り場で地震が起こったときの適切な行動についてご紹介します。

まずは釣りを中止して高台へ!

釣りをしていて地震が起きたら、まず心配しないといけないことは「津波」です。

海の防波堤やサーフ・磯釣りなどをしている方は、まず釣りを中止して高台を探しましょう。

「あまり揺れなかったから津波もこないだろう」という油断は大敵です。

揺れはその土地の地盤の硬さなどによって伝わり方が変わるので、震度を体感で判断するのは危険です!

津波が発生する条件は、以下のどちらかだそうです。

・海の底の比較的浅い場所が震源の場合

・地震の規模を表すマグニチュードが約6.5以上の場合

釣り場では、情報収集が遅れがちで、のんびり情報を集めている間に津波が到達してしまう恐れがあります。

津波は地震が起こってから最短で2分程度で海岸線に到達することもあるそうです。

一刻も早く、海から離れてくださいね!

高台を目指しながらラジオや携帯電話を使って情報を集めましょう。

船釣りの場合は?

船釣りの場合は、慌てないで必ず船長さんの指示に従いましょう。

津波は、海底が浅く海水の行き場がない時に起こります。

そのため、津波が起きた際、沖に出ると被害が少なくなることもあるようです。

また、船長さんは海のスペシャリストです。

落ち着いて指示に従いましょう。

地震が起こると船が揺れる可能性は高いです。

ライフジャケットはしっかりときつめに付けて、脱げないように細心の注意を払ってくださいね。

川釣りも油断は禁物

川で釣りをしている時に地震が起きても、津波には注意しないといけません。

川を逆流して津波が登ってくる可能性があります。

川で釣りをしているときに地震が起こった場合も、速やかに釣りを中断し、水辺を離れましょう。

また川は、山が近くにある場合も多いですよね。

土砂崩れや山崩れが起こる可能性もあるので注意が必要です。

釣りをしていると、電波状況が悪かったり情報が入ってきにくいです。

釣り人同士助け合って、情報を共有することも非常に大事です!

地震が起こる前は魚が釣れない?

ナマズが地震を予知するという話を聞いたことはありませんか?

地震を察知してカラスが騒ぎ出す等、野生の動物ってなんだか地震が起こることがわかっているような・・・

野生動物が人間より先に災害を察知することはありますが、その真相は科学的には究明されていません。

しかし、多くの釣り人が「地震が起こる前日は釣果が良くなかった」と証言しているのも事実です。

いつもよく釣れるポイントで、急に釣果が悪くなったりしたら、もしかすると震災や災害のサインなのかもしれませんね。

また、地震の直後は魚も警戒するので、釣れなくなることが多いそうです。

釣り場で本当に大きな地震が起こったときは、大事なタックルも車も置いて、まずは避難することが大切です。

タックルは、避難する際に荷物になります。

車での避難となると、道が渋滞し遅れる恐れがあります。

渋滞する恐れのない場所では車での避難もありですが、津波が迫ってくる中、判断力は鈍ります。

タックルも車も買い直しができますが、大切な命があってこそです!

もしものことに必要以上に怯えることはありませんが、いざという時に適切な行動が取れるよう、イメージトレーニングを行っておくことは重要です!

もしも釣り場で震災や災害が起きたときは、釣り人同士助け合うことも大切ですよ!

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