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琵琶湖を代表する8種の魚介類を五感で楽しもう!琵琶湖の代表的な魚介類、琵琶湖八珍をご紹介!

FISHING JAPAN 編集部

琵琶湖で育まれた湖魚食材・琵琶湖八珍をご存知でしょうか?

海水魚は皆さんの食卓でよく並び、馴染み深いものも多いですが、淡水のお魚はなかなか身近では無いですよね。

琵琶湖八珍とは?

琵琶湖八珍は、琵琶湖の特徴的な魚介類であるビワマス・コアユ・ハス・ホンモロコ・ニゴロブナ・スジエビ・ゴリ・イサザの8種で構成されています。

平成25年末の県立安土城考古博物館が来場者へのアンケートをもとに、供給量などを考慮して選定されました。

●ビワマス

「琵琶湖の宝石」ともいわれる滋賀を代表する魚で、産卵期には雨が降ると川へ遡上することから、雨の魚(あめのうお)とも呼ばれています。

●コアユ

琵琶湖で育つアユは体長10cm程度にしかならず、コアユと呼ばれています。

また冬に獲れる稚魚は、透明な身体で氷魚(ひうお)と呼ばれ、冬の贅沢な味覚として人気があります。

●ハス

コイ科の中では珍しく魚を食べます。

歯がないため口が「へ」の字に曲がり、捕まえた魚を逃さない仕組みになっています。

●ホンモロコ

姿が美しく、高級魚として扱われています。

琵琶湖には数種のモロコが生息していますが、その中でもホンモロコの姿焼きは絶品です。

●ニゴロブナ

琵琶湖には3種類のフナが生息しています。

中でもニゴロブナは卵と身のバランスがよいことから、その多くが近江の味を代表する「ふなずし」に使われています。

●スジエビ

スジエビは滋賀の伝統食「エビ豆」の材料に使われています。

透明の身体が美しく、黒いスジ模様が特徴的です。

●ゴリ(ウロリ・ヨシノボリ)

夏の味覚として珍重されてきた魚です。

吸盤状のヒレを持ち、湖畔のヨシ(植物)にくっつくためヨシノボリとも呼ばれています。

●イサザ

イサザは冬の味覚として、地元で食べられてきました。

味は濃厚でしっかりとした出汁がとれます。

琵琶湖八珍を食べよう!

琵琶湖沿岸に立地する4つのホテルでは「琵琶湖八珍食堂」として、びわ湖の風景とともに特別メニューを提供しています。

バス釣り好きな釣り人にとっては馴染みの深い琵琶湖ですが、そこで取れる魚は食べたことがないという方も多いのではないでしょうか?

みなさんも、琵琶湖八珍を堪能されてみてください。

詳細は、琵琶湖八珍公式HPをご覧くださいね!

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