釣り ハリ 写真

ハリの号数が同じなのにサイズが違うのはなんで?その理由は大昔にあった!釣りバリにまつわる歴史とは!?

FISHING JAPAN 編集部

釣りの道具でなくてはならない小物のひとつがハリですね。

唯一、魚との接点になるので、これがないと魚を釣り上げることができません。

さて、ふだん何気なく使っているハリですが、号数は同じなのに大きさがずいぶん違うものがあることはご存じでしょうか?

例えばクロダイ(チヌ)釣りでおなじみのチヌバリの3号と淡水の釣りでよく使われる袖バリの3号とでは、どうしてこんなに大きさが違うの?と疑問を持った方もいらっしゃるはずです。

チヌバリの3号は、袖バリ3号のほぼ3倍近くの大きさがあります。

号数が同じなのに、この違いはなぜ起こるのでしょうか?

目次

  • 関東と関西ではハリの基準が違う!?
  • その後ハリの基準が統合された結果…?

関東と関西ではハリの基準が違う!?

この謎を解くためには、まず大昔に戻らなければなりません。

海津バリに代表される関東系のハリは、素材の針金1尺(30.3cm)の重さ(約37.5g)を単位にして大きさが決められていました。

長さ1尺の素材から10本のハリが取れたら1本は1匁(もんめ)、100本取れたら1分、1000本なら1厘と呼ばれていたのです。

ところが関西で作られていたハリは、1本を作るときの地金の長さを基準にして大きさが決められていました。

そのため、呼び方も長さの単位が使われており、何寸や何分と呼ばれていたのです。

その後ハリの基準が統合された結果…?

ところが昭和26年、尺貫法が廃止されて、匁や分、厘などの単位が使えなくなったため、ハリも号数で呼ばれるようになりました。

ただその際、最初から違う基準のものが、そのまま強引に号数表示に変えられてしまったため、混乱が生じたのです。

今のチヌバリのモデルになった海津型など関東系のハリは、旧の1厘が1号、1分が10号、1匁が20号と呼ばれるようになりました。

しかし、関西系のハリは1分が1号、1寸が10号、寸1が11号、寸2が12号というように統一されたのです。

地金の重さを基準にして大きさが決められた関東系のハリと、地金の長さを基準にして大きさが決められた関西系のハリとが、尺貫法の廃止によって強引に統一されたために、ハリの大きさに違いが出てしまったようですね。

釣りのハリ1つにしても、歴史があっておもしろいですね!

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