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FISHING JAPAN 編集部
シマノから2021年新しいフローティングタイプのポッパーが発売されました。
その名は、ワールドポップ69Fフラッシュブースト。
シーバスゲームやオフショアのキャスティングゲーム用ルアーに搭載されていた内蔵反射板=フラッシュブーストが、満を持してバス釣り用トップウォータールアーに採用。
実際にフィールドで試してきましたので、そのインプレをご紹介します。
目次
ワールドポップ69Fフラッシュブーストとは、2021年にリリースされた、シマノのフローティングポッパーのことです。
バス釣り用として製作された割りには、ボディのボリュームにやや大きさを感じますが、その理由は中にフラッシュブースト機能を搭載しているからでしょう。
全長は69ミリでウエイトは12グラムもありますから、キャスタビリティはじゅうぶん。
普通のベイトタックルで、かなりの飛距離を叩き出すことができますよ。
早速キョウリンタイガーカラーをラインに結んで、山間部のリザーバーに浮いてみました。
飛距離が伸びるということは、ショートディスタンスでかまわない場合、しっかりサミングを入れて狙ったピンポイントへ着水させられます。
具体的には、7メートル程度の飛距離でかまわないなら、自分のイメージ通りに着水ポイントを選べる状態に。
しかも着水した直後から、水平姿勢に近い状態で浮き、内蔵のフラッシュブーストがキラキラと輝いていますよ。
ロッドワークでポッピングをしなくても、真下にバスが接近してきて・・・そのまま食い付いてきました。
これはなかなか衝撃的なシーンで、ポッパー本来の水飛沫を散らす前に1本釣れてしまったことになります。
正確にキャストして着水音をしっかり抑えるだけで、あとはルアー任せというのは、とても興味深い展開といえるでしょう。
試しにさまざまなポイントへキャストしては、しばらく放置してみました。
岬の先端やその沖、流れの当たる岸際や真下に木が水没している場所などで、同じようにバスが食い付いてきたのです。
フックサイズが、やや大き目の5番になっていることも手伝って、バイトは全てフッキングに至り、取り込むことができましたよ。
このポッパーを使ってみて感じたのは、水平に近い浮き姿勢のメリットです。
内蔵のフラッシュブーストによる反射が、しっかりと水中に伝わっていますし、それを見たバスが猛然とバイトしてくる様子は、圧巻のひと言。
アングラーは、どうしてもルアーにアクションを付けたがるものですが、いかに我慢をして静止安定姿勢で誘い続けられるかに、釣果が左右されます。
ボティのウエイトが同サイズのポッパーより重いことも、静止を続けるのに好影響を与えていますよ。
口部分の凹みは、水飛沫を前方へ飛ばすため!というより、その場に長く居続けるための制動が目的のように感じます。
ワールドポップ69Fフラッシュブーストを初めてラインに結ぶ人は、ぜひ止めることを実践してみてくださいね。
次に実践したのは、ワールドポップ69Fフラッシュブーストを積極的にアクションさせることです。
確かにそういうアプローチでも、バスは食い付いてきましたが、サイズにバラツキが出ました。
かなり小型のバスも、じゃれつくようにバイトしてきたのです。
止めて待つと、いきなりサイズアップ。
偶然が重なっているだけかもしはれないので、今後も引き続き、静と動のアプローチを続けてみることにしましょう。
ワールドポップ69Fフラッシュブーストを操るのに、おすすめのロッドを取り上げてみましょう。
ロングキャストやアキュラシーキャストを繰り出しながら、静止を絡めた誘いをかけます。
その状態でいきなりひったくるようなバイトが炸裂するので、たるんだラインに一瞬でテンションを与えて、フッキングに持ち込まなければなりません。
気持ち短めで、あまり硬くないベイトロッドなら、良い仕事をしてくれるでしょう。
シマノ(SHIMANO) バスロッド スコーピオン 1600SS-2 ベイトキャスティングモデル バス釣り
シマノのスコーピオンシリーズに追加ラインナップされた、1600SSです。
全長1.83メートルで継数は2本。
仕舞寸法は、公共交通機関や航空機による運搬に便利な130.0センチです。
自重は115グラムと軽めで、先径は1.9ミリ。
適合するルアーウェイトは、3.5グラムから14グラムまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら6ポンドから16ポンドまでですね。
グリップ長は212ミリで、ブランクスはスローテーパーですからよく曲がり込んでくれます。
カーボン素材の含有率は98.7パーセントなので、低弾性カーボンシートを採用していることになります。
実際に手にしてみると、柔らか過ぎることはないものの、絶妙なしなやかさに仕上がっていますよ。
ワールドポップ69Fフラッシュブーストの特徴や実釣インプレ、おすすめのロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
置いて浮かせたまま誘いをかけられるなんて、とても魅力的でさまざまなシチュエーションで試したくなりますね。
体長50ミリ前後のタイニーサイズがラインナップされても、非常に面白いのではないでしょうか。
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