アオリイカが釣れない理由!エギングって難しいの?初心者のお悩み解決特集
エギングでアオリイカを釣る人が、ある時期爆発的に増えたように感じます。 近郊の港はもちろん、釣り専門誌やサイトで取り上げられた地方の釣り場には、週末になるとエギングロッドを手に…
FISHING JAPAN 編集部
アオリイカをエギで釣るには、感度のいい専用ロッドが不可欠です。
ダイワのエギングロッドなら、豊富なラインナップからお気に入りのアイテムを選ぶことができますよ。
人気やエメラルダスシリーズなどの中から、初心者におすすめの機種をご紹介しましょう。
「長さやウエイトに、扱いやすい目安ってあるのかな?」
アングラー個々によって目安は変わりますが、扱いやすさという視点から、ピックアップしてみたいですね。
目次
ダイワのエギングロッドとは、アオリイカやコウイカなどをターゲットにした専用ロッドのことです。
ショアからのキャスティングゲーム用に作られたものや、ボートエギングを楽しむものなど、多岐に渡っていますよ。
エギング初心者の人なら、まずはショアからのアプローチでアオリイカを狙ってみましょう。
そのほうが気軽に楽しめますし、ボートの予約等をおこなう手間を省くことができます。
「あ、船に揺られると酔っちゃうんだよなぁ~、、」
それならなおさら、ショアからのエギングスタイルで始めてみるのがいいかもしれませんね。
ロッド選びの目安として、まずは長さに着目してください。
エギをロングキャストできて、操作しやすい長さといえば、8.6フィート=2.62128メートル前後がおすすめです。
これ以上長くなると、比例して重くなっていきますよ。
最初から張りの強いエギングロッドを手にしてしまうと、長い時間釣りを続けるのが辛くなってしまうかもしれません。
手首やヒジに負担が掛かり過ぎないように、130グラムぐらいまでのウエイトに抑えたいですね。
となると、長さが必然的に8.6フィート前後に収まってきますよ。
しかもこの長さ、オーバーヘッドキャストで飛距離を稼ぐのに、とても扱いやすい長さなのです。
振り抜けがよく、ブレの収まりも早め。
そういう味付けのブランクが、ダイワのエギングロッドには多いですね。
長さに着目すれば、自ずとウエイトも定まってきます。
あとはエメラルダスシリーズの各グレードをチェックして、購入予算にマッチした機種を選べばいいわけです。
ガイドシステムには、PEラインが絡みにくいものが用意されていますよ。
ダイワが独自開発したAGSは、軽くて高い感度を生み出しつつ、ライントラブルを解消してくれるでしょう。
それ以外のガイドシステムも、よく練り込まれた形状・配置を採用しています。
使っていて感じるのは、ガイド足を留めているスレッドの安定感。
コーティングの割れも抑えられているので、長く使い続けられるのが嬉しいですね。
それでは、ダイワのエギングロッドを用いて、ショアからのキャスティングゲームを始めてみましょう。
釣り場は、足場の良い防波堤がおすすめ。
いきなり磯場に立つと、滑りやすくて危険です。
防波堤なら、フラットで踏ん張りやすく、足元まで水深が深めなのがエギングに向いています。
ただし、周囲に他のアングラーや歩行者がいないことを確認しなければなりません。
磯場よりも他人との遭遇確率が高いので、キャスティングの際にロッドやエギが接触してしまうかもしれないのです。
エギのカンナは鋭く、複数本連なっていますから、扱いにはじゅうぶん注意したいですね。
防波堤に立ち、軽くロッドを振って飛距離を抑えたキャストから入りましょう。
当然自分から近い水面にエギは落ち、ゆっくりと沈んでいきます。
その際、スピニングリールのベールは起こしたままにして、エギをフリーフォールさせましょう。
ボトムに着いたら、ラインの張りが緩み、放出が一瞬止まります。
すぐにはリールハンドルを回さず、ロッドを立てながらラインスラックを消してみてください。
アオリイカやコウイカがエギのそばに居れば、ラインに変化が表われます。
あえてシャクリをいれずに、そのまま短い距離をズル引きして、イカに誘いをかけましょう。
ダイワのエギングロッドをショートディスタンスで使いこなせるようになったら、次におこなうのは飛距離を伸ばすロングディスタンスのアプローチです。
サイドハンドキャストからオーバーヘッドキャストへフォームを変えて、しっかりロッドを振り切りながらエギを飛ばしてください。
その際に注意したいのは、ロッドティップからの垂らし。
3.5号エギなら、ロッドの長さの1/2程度まで、垂らしを引き出していいのではないでしょうか。
あまりに短いと、ロッドティップに負担が掛かり過ぎて、最悪破損してしまうかもしれません。
振り子のようにエギを振って、後方に伸び切った状態で前方へのスイングにシフトしてみてください。
着水したら着底させるのは基本、そこからズル引きしたりシャクリを入れたりして、アオリイカを誘いましょう。
藻や沈下物に触れたら、一旦ラインテンションを緩めます。
その瞬間にアオリイカが抱いてくるケースがあるので、ラインの変化を集中してとらえます。
それではダイワのエギングロッドの中から、初心者アングラーにおすすめの機種を取り上げてみましょう。
目安となる長さ8.6フィート・ウエイト130グラム前後を、頭に置いて選んでみました。
釣具店でダイワのエギングロッドに触るときも、長さとウエイトは必ずチェックしてくださいね。
ダイワ(DAIWA) エギングロッド エメラルダス X 86M 釣り竿
ダイワからリリースされているエメラルダスXシリーズです。
人気の高いシリーズで、扱いやすさと低価格設定が多くのアングラーに響いていますよ。
全長2.59メートルと、とても取り回ししやすい長さに設定されています。
継数は2本で、仕舞寸法は134センチですから、さまざまな釣り場へ持ち込むのに便利ですね。
標準自重は120グラムと、理想的なウエイトをキープしています。
先径/元径は、1.5/10.9ミリとやや細目。
適合するエギサイズは、2.5号から4.0号までです。
適合するラインは、PEラインなら0.5号から1.2号まで。
最近のPEラインは、細くても強度が安定しているので、0.6号前後を安心して使えます。
風や潮の影響を考えると、細いPEラインのほうが操作性は高まるでしょう。
ブランクのカーボン素材含有率は、88パーセントです。
ややグラス素材が多めに感じますが、そのぶん曲がり込みがスムーズになるので、イカのバイトを弾いてしまう可能性を小さくできそうですね。
実際に使ってみると、ジョイント部の安定感は高く、振ってからのブレの収まりは俊敏。
1キロ以上のアオリイカを掛けて走られても、ロッドを立ててドラグを出せば、しっかり耐えられるのもいいですね。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯になっています。
これなら購入しやすいですし、初めてのダイワ・エギングロッドとして使いやすいのではないでしょうか。
ダイワ(DAIWA) エギングロッド エメラルダス AIR AGS 86ML・R 釣り竿
ダイワから発売中の、超軽量なエギングロッドです。
すでにアオリイカを釣った経験のある初心者の人に、ダイワのロッド製作技術を体感してもらいたくて選んでみました。
全長2.59メートルで、継数は2本。
仕舞寸法は、134センチになります。
標準自重は、なんとたったの87グラムしかありません。
アジングロッドと勘違いしてしまいそうなウエイトは、かなりハイレベルな感度を作り出してくれますよ。
先径/元径は、1.5/11.4ミリと細め。
適合するエギサイズは、1.8号から3.5号です。
適合するPEラインは、0.4号から1.0号まで。
ブランクのカーボン素材含有率は、99パーセントです。
実際に手にしてみると、ブランクとAGSによる軽さは強烈なインパクトを残してくれますよ。
実売価格は3万円台と、やや高めな価格設定です。
ダイワのエギングロッドの特徴や使い方・釣り方、おすすめの機種をご紹介しましたが、いかがでしたか?
初心者アングラーのステップアップにも、きっちりフィットしてくれる機種が揃っているのは、頼もしいですよね!
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