ルビアス エアリティは2021年ダイワから新発売の軽量+高剛性フルメタルスピニングリール
ルビアス エアリティ、何とも美しいネーミングのスピニングリールが、2021年ダイワから登場します。 軽量ボディに加えて、マグネシウム素材を用いたフルメタルモノコック仕様にブラッシュ…
FISHING JAPAN 編集部
シルバークリーク グラスプログレッシブは、トラウトゲームをより楽しむための、ダイワの新しい試みを載せたロッドです。
カーボンの軽さと張りとは異なるテイストをロッドブランクに求めた結果、たどり着いたのがSVFグラスという素材だったということでしょう。
ここでは、その詳細や各ラインナップの使い方についてご紹介します。
「ネイティブ用なの?それともエリア用?」
基本設計は、シルバークリークシリーズですから、渓流や一般河川で用いるように作られていますが、用途は手に入れたアングラー個々に任されているのではないでしょうか。
目次
シルバークリーク グラスプログレッシブとは、2021年ダイワから新発売されるトラウトゲーム用ロッドのことです。
設定機種は、3種類用意されていますよ。
スピニングロッドが2機種に、ベイトロッドが1機種です。
全て2ピース仕様で、素材の70パーセント前後がグラス素材で作られているのが特徴です。
そのグラス、通常のタイプではなく、SVFグラスと呼ばれる特別の素材が使われています。
SVFグラスとは、SVFカーボン素材と同じように、グラス繊維同士をつなぐレジン=樹脂製接着剤の量を減らしています。
そうすることで、より多くのグラス繊維を密着・封入することができますよ。
当然レジンの量が減りますから、軽さや粘り・曲がり込みのしなやかさを実現することが可能になるのです。
グラス素材は、元々よく曲がり込むことで、魚のバラシを減らすのにさまざまなロッドに用いられてきました。
でも、カーボン素材より重くて、感度も低くなることから、採用を見送るケースが・・というよりカーボン素材を用いたロッドのほうが重宝されていたのです。
でも、レジンの量を減らして超高密度なグラスシートに改善できれば、グラス素材ならではのメリットがロッドテイストに活かせますよね。
最新の技術によって生み出されたSVFグラスによって、トラウトゲーム用ロッドは次のステップへ踏み込むことになるといえそうです。
急流などで弾いて乗せられなかったイワナやヤマメ・アマゴなどを、しっかりと仕留められる体験、してみたいですよね。
このシリーズのスピニングロッドは、2機種用意されています。
48UL-Gは、渓流や源流などにおいて、ブッシュやオーバーハングをかわしながら突き進んで、ピンポイントを確実に射貫くようなアキュラシー精度を重視したロッドです。
具体的には、軽いフローティングタイプのミノーや、7グラムまでのルアーを心地よくキャストすることができますよ。
草木をよけながらのバックハンドキャストやサイドハンドキャスト、手首を活かしたフリップキャストなどを実践し、これまで撃ち抜けなかったピンポイントを攻略してください。
53L-Gは、渓流や小規模な河川・水路などで扱いやすいレングスになっています。
バット部分にパワーを持たせてありますから、ロングキャストをしっかり決められるのがいいですね。
最大10グラムまでのルアーを背負えるようになっています。
シルバークリーク グラスプログレッシブのベイトロッドは、1機種用意されています。
46ULB-Gは、シリーズ中最もショートレングスな仕様になっていて、水面を誤って叩いてしまうトラブルを避けることができますよ。
源流や渓流を手返しよく攻めることが可能ですし、ベイトタックルによる水面をスキップするような弾道でルアーをプレゼンすることもOK。
ベイトリールのドラグをきっちり締めておけば、ラインを一切出さないやり取りも楽しめますし、カバーに接触しても強引に引き離せる太目のラインも使えますよ。
シルバークリーク グラスプログレッシブと組み合わせて使ってみたい、おすすめのリールやラインを取り上げてみましょう。
まずは、スピニングリールから。
軽量で操作性の高いものなら、マッチングはバッチリでしょう。
PEラインやエステルラインにショックリーダーラインを結束して使ってみると、高い手元感度が得られますよ。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 ルビアス FC LT2000S (2020モデル)
2020年モデルのルビアスLTです。
番手は2000番で、浅溝スプールタイプに仕上げられていますよ。
ギア比5.1対1ですから、ハンドル1回転で67センチのラインを回収することが可能です。
ただ巻きアプローチをしながら、食い上げや追従バイトを取っていくのに便利でしょう。
自重は150グラムと超軽量で、ロッドに装着してもトータルウエイトはかなり抑え込むことができます。
当然手元感度が高まるので、ちょっとした接触やショートバイトでも、確実な情報としてとらえることができるでしょう。
ラインキャパは、PEライン0.5号で170メートルもありますから、高切れトラブルが発生しても安心して釣りを続けられそうです。
実売価格は2万円台後半と、コスパ優秀な価格設定になっています。
ザイオン素材を用いたモノコックボディなので、耐久性向上による使い勝手の良さが際立ったモデルといえるでしょう。
渓流や源流域でのランガンスタイルに、マッチしたスピニングリールですね。
モノフィラメントラインを巻いた替えスプールを釣行に持参しておけば、さまざまなシチュエーションに対応できるはずです。
2021年にリリースされるルビアス エアリティにも2000番の設定がありますから、どちらを選ぶか悩んでしまいそうですね。
ルビアス エアリティは2021年ダイワから新発売の軽量+高剛性フルメタルスピニングリール
ルビアス エアリティ、何とも美しいネーミングのスピニングリールが、2021年ダイワから登場します。 軽量ボディに加えて、マグネシウム素材を用いたフルメタルモノコック仕様にブラッシュ…
FISHING JAPAN 編集部ダイワ(DAIWA) ベイトリール 20 アルファス AIR TW 8.6L (2020モデル)
ダイワのベイトフィネスリール・アルファスAIR TWです。
ギア比8.6対1ですから、ハンドル1回転で75センチのラインを巻き取れますよ。
スプールの直径は28ミリと超コンパクト、それでもラインキャパは、8ポンド45メートルを維持しています。
渓流や源流域で使うなら、じゅうぶんな量ですよね。
自重は160グラムとかなり軽め、手首のスナップを活かしたキャストを連続でこなしても、あまり疲れを感じることはないでしょう。
2020年の発売以降、継続して使っていますが、キャストの際のライン放出量が結構多めな印象です。
ブレーキを強めれば解決できる話ですが、それをすると飛距離が落ちてしまいますから、まずは何度もキャスト練習をすることが重要でしょう。
30分前後キャストを続けていくと、このベイトリールの特性が分かってきます。
サミングするタイミングで調整できますから、丁寧なキャストを繰り返しながらトラブルを抑え込んでみてください。
実売価格は3万円台と、やや高めな価格設定です。
軽量ルアーをアキュラシー精度高くキャスト可能なので、納得の価格帯とはいえますから、ベイトフィネスリールをまだ持っていない人は、検討のひとつに加えてくださいね。
モーリス(MORRIS) ナイロンライン バリバス スーパートラウトアドバンス トゥイッチマスター 100m 6lb ステータスゴールド
バリバスブランドからリリースされているモノフィラメントラインです。
素材はナイロンですが、使っていてあまり伸びを感じることはありません。
こちらのロッドワークが、ルアーにダイレクトに伝わって、キレのあるアクションを引き出してくれますよ。
結び部分の強度もじゅうぶん、根ズレ・擦れにも強く、破断に至るトラブルを抑え込んでくれるのがいいですね。
こちらの6ポンドなら、ベイトフィネスリールとのマッチングも良好で、スプールへの馴染みもスムーズです。
実売価格は900円前後と、とてもリーズナブルな低価格設定になっていますよ。
ミノーをキャストしてトゥイッチを加えると、その動き出しやキレ・振り幅など納得のいくレベルに。
積極的にカバーやストラクチャーを攻めて、そこに潜んでいる渓流トラウトを誘い出してみましょう。
カラーにはステータスゴールドを採用、視認性が高く水中では見切られにくいのがいいですね。
シルバークリーク グラスプログレッシブの気になる発売日は、2021年の2月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、42,000円から45,000円です。
これまでカーボン素材のトラウトロッドしか使ってこなかった人に、素材の違いが生み出すテイストを是非味わってもらいたいですね。
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