バイブレーションルアーの使い方特集!バス&シーバスに効くおすすめアイテムをピックアップ
真正面から見ると、薄い幅の印象が強いルアーといえば、バイブレーションでしょう。 真横から見れば、フラットで木の葉のような形をしています。 これがひとたび水中に入れば、小刻みで…
FISHING JAPAN 編集部
バス釣りをおこなう上で大切なのが、効率よくバスの居場所を見つけること。
シマノからリリースされているバンタム ラトリンサバイブ70なら、優れたロングキャスト性能とレンジキープ力によって、潜んでいる多くのバスを見つけ出せますよ。
2021年には追加カラーラインナップも登場予定、その詳細や使い方を特集してみましょう。
「ラトリンサバイブって、いろいろなサイズが設定されているよね!」
その通り!全長70ミリタイプを、バンタム ラトリンサバイブ70と呼んでいます。
目次
バンタム ラトリンサバイブ70とは、シマノから発売中のバス釣り定番バイブレーションプラグのことです。
全長が70ミリもありますから、かなり大き目のサイズといえるでしょう。
昨今はどのルアーメーカーも、コンパクトなバイブレーションプラグをよくリリースしている傾向があります。
特に鉄板系のコンパクト化は顕著で、ひと口サイズに仕上げることで、大小さまざまなバスをターゲットにすることが可能になるのです。
確かにバスの視野に飛び込むことができれば、バイトまでつながりやすいのですが、どうしてもウエイトが軽くなってしまうので、ロングキャストして広範囲からバスを引き寄せるには弱いと言わざるを得ません。
その点バンタム ラトリンサバイブ70なら、サイズ・ボリュームともにアピール力は大で、自重は19グラムもありますから、かなり遠くのバスにも届けることができますよ。
しかもシンキング仕様ですから、ボトムまで一気にフォールさせることもOK。
そこからリールハンドルを回して、ただ巻きアブローチすると、地形変化やバスの反応を細かく探れます。
このバイブレーションプラグは厚みのあるタイプなので、引き抵抗がしっかりと伝わってきますよ。
それが振動に変わり、振動が途切れる瞬間が、何らかの変化に接触したと判断できるのです。
バスのバイトだと感じたら、そのまま豪快にフッキングすればいいですし、地形変化やカバーに触れたと判断すれば、ロッドを立ててかわす方向に振ってみましょう。
臨機応変に対処することを覚えると、釣れるバスの数は飛躍的にアップするはずです。
このバイブレーションルアーには、2つのトレブルフックが標準で装備されています。
サイズはなんと4番、かなり大き目ですよね。
ショートバイトでもフッキングに持ち込みやすいメリットがありますが、あまりに重くなってしまうと、ルアーのアクションに影響を与えてしまうかも。
4番というサイズは下げずに、細軸のトレブルフックに換装するだけで、ボディにぶら下がっているもののウエイトが軽くなります。
それにより、よりタイトな振動に変わって接触時の変化をとらえやすくなるので、ぜひ一度試してみてください。
フックサイズを6番に、つまりひと番手小さくしても、同じような効果が得られますよ。
バンタム ラトリンサバイブ70には、さまざまなラトルが入っています。
ボディの中央部と後部の空洞には、真鍮製やガラス製のラトルボールを封入。
振動によって内壁と接触し、独特の周波のラトル音を奏でます。
また、シミーフォール用のウエイトや、低音を奏でるスライドウエイトも装備。
複数の干渉音を発生させることで、バスが気づいてくれる確率が高まります。
ロングキャスト+ただ巻きアプローチを実践して、活性の高い順にフッキングに持ち込むようにしたいですね。
それでは、バンタム ラトリンサバイブ70をロングキャストするのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
一定以上の長さのあるベイトロッドで、なおかつMパワーより上のブランクスなら、とても扱いやすいですよ。
ラインキャパ多めのベイトリールに、水に沈みやすいラインを巻いてアプローチしたいものです。
シマノ(SHIMANO) バスロッド バンタム ベイト ジグ&ワーム 2ピース 170MH ジグ&ワーミング 幅広いシーンで活躍
バンタムロッドの中から、2.13メートルとロングレングスのベイトロッドを選んでみました。
グリップジョイント方式を採用しているので、ブランクスは1ピースの継ぎ目無し仕様です。
MHパワーのファーストテーパーなので、思いっきりフルキャストするのに向いていますよ。
自重は135グラムとやや重め、それでも実際に手にしてみると、持ち重りは感じませんでした。
適合ルアーウエイトは、10グラムから30グラムまで。
バンタム ラトリンサバイブ70わ結んでロングキャストするには、ちょうどいい張り・硬さを保持しています。
グリップ長が251ミリもあるので、ダブルハンドでしっかりとロッドを支えつつ、グリップエンドの引手をお腹に向けて引き付けることで、スナップの利いた鋭いスイングを実現できるでしょう。
実売価格は3万円後半と、やや高い価格設定になっています。
スパイラルXやハイパワーXなどのハイスペックな仕様が満載なので、納得の上で手にして欲しいですね。
ガイドシステムには、チタンフレームのSiCガイドが標準で搭載されています。
このロッドは、さまざまな釣り方にも転用できますから、バイブレーションプラグのフルキャスト以外に、テキサスリグやフリーリグ・ラバージグなどのピンポイント撃ちにも適しているでしょう。
オカッパリシーンなどでこれ1本あれば、とても重宝するのは間違いなさそうです。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 ブラックバス 18 バンタム MGL HG 右ハンドル ロープロベイト パワーゲーム
バンタムシリーズのベイトリール、ハイギアモデルです。
7.1対1のギア比なので、ハンドル1巻きで76センチのラインを巻き取れるようになっていますよ。
自重は220グラムと、重くもなく軽くもなくという印象で、これくらいなら手首などに疲れを感じることはないでしょう。
ラインキャパは、14ポンドで110メートルと多め。
これくらい余裕があれば、フルキャストしてもラインが出尽くしてしまうことは抑えられるはずです。
実際に1年間ほど使ってみましたが、特にトラブルもなく快調にキャスト&リトリーブを繰り返すことができました。
安定した滑らかな巻き心地は、バス釣りそのものに良いリズムを与えてくれます。
それが手返しの良さにつながり、結果として数多くのバスを釣り上げることに至るのです。
剛性・耐久性の高いアルミ製ボディですから、大型サイズが掛かってもビクともしません。
スムーズにパワフルにラインを巻き取りつつ、確実にランディングに持ち込むことができます。
実売価格は2万円台と、とても購入しやすい安い価格帯に収まっています。
ギア比の異なるタイプを複数所有しておけば、釣り場で状況の変化に遭遇しても、すぐに対処可能でしょう。
デコイブランドからリリースされている、タマゴ型をしたスプリットリングです。
幅の広いほうをバンタム ラトリンサバイブ70のラインアイに、幅の狭いほうへラインを結ぶと、ワイドなアクションを発生させつつ、ラインノットはしっかりと安定しますよ。
スナップを用いないアングラー向けで、常に直結・結び換えをしているなら、このスプリットリングをルアーに装着しておきましょう。
水分による錆びを抑えてくれる不動態化処理=ANTI CORROSIONを採用しているのも嬉しいですね。
実際に使ってみると、スプリットリングの二重になっている部分にラインを結べますし、そこからズレてしまう心配も要りません。
ウィードやカバー周りで、接触を伴ないながらリトリーブをする場合に、もし引っ掛かっても抜け出しやすい状態にしてくれます。
実売価格は300円前後と、かなり安い価格設定に収まっていますよ。
これなら全てのハードルアーに装着しておきたいですね。
バンタム ラトリンサバイブ70追加カラーの気になる発売日は、2021年の1月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,650円です。
●004 ホワイトスプラッタカラー
●005 チャートスプラッタカラー
●006 スプラッタクローカラー
●007 キョウリンクロキンカラー
●008 キョウリンクラウンカラー
●009 ホットタイガーカラー
さまざまなカラーをローテーションしながら使いこなすことで、まだ見ぬビッグバスを釣り上げられるかもしれませんよ。
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