ミノーでバス釣りを楽しみたい!使い方と春~夏におすすめのアイテム特集
ミノーといえば、ソルトウォーターゲームや渓流釣りで人気のルアーですが、当然バス釣りにも効果的です。 逃げ惑うベイトフィッシュを演出する以外に、さまざまな使い方があるのをご存じで…
FISHING JAPAN 編集部
シマノから発売中のバンタム リップフラッシュ115FMDに、2021年追加カラーがラインナップされます。
いったいどんなカラーになるのか、興味津々のヘビーユーザーも多いでしょう。
表題のカラーはその中のひとつ、キョウリンタイガーカラーです。
プリスポーニングシーズンに、やたらと効きそうな配色ですよね。
ここでは、バンタム リップフラッシュ115FMDの特徴や、操作するのにマッチしたおすすめタックルをご紹介しましょう。
目次
バンタム リップフラッシュ115FMDとは、シマノからリリースされているバス釣り用ミノーのことです。
Fはフローティング、MDはミディアムダイバーの略でしょう。
ということは、このミノーは水面まで浮き上がる浮力を与えられつつも、しっかり中層まで潜れる潜行能力も与えられていることに。
その目的は明確で、キャストして着水後イッキに中層まで潜らせると、そこでキルを入れます。
つまり、リトリーブを止めてゆらゆらと浮き上がらせ、水面に到達する瞬間にバスにバイトさせるためのミノーなのです。
「水面にボディが突き出る瞬間って、確かにバイトが頻発するよね!」
その通り!水面より上には逃げることができませんから、バスは小魚を追い詰めた!と直感するのでしょう。
その機会を逃さず、猛然と襲い掛かってきますよ。
その際にミノーに付加しておきたい要素は、頭上がりでも尻上がりでもなく、水平姿勢で水面に浮上すること。
この水平姿勢こそが、バイトトリガーになっているのです。
例えば、名作ルアーと評価の高い、本場アメリカのヘドン・ラッキー13。
少し潜らせて放置すれば、水平姿勢のまま水面へ。
その瞬間のバイトが多いことはよく知られていて、いかに浮き上がる状態の姿勢が重要であるかを物語っています。
このミノーの全長は115ミリで、自重は14グラムです。
通常のベイトタックルで、じゅうぶんな飛距離を稼げるのがいいですよね。
ウエイトがボディ内部を腹部から最後尾へ動くことのできる、重心移動システムを搭載しているからでしょう。
このシステム、ウエイトのルートが背中を通って最後尾へ向かうように刻まれています。
そのおかげで、ロッドワークによるジャークを入れると、ウエイトが腹部から離れて背中の部分へ。
ボディは横倒れしますから、左右方向へのスライド幅が拡大することにつながります。
移動する幅の大きいジャークを繰り出せるミノーとして、さまざまなシチュエーションで活用できるのです。
バンタム リップフラッシュ115FMDは、ただ巻きアプローチにも適しています。
パタパタと側面をフラッシングさせながら泳ぐので、広範囲からバスを呼び寄せることができるでしょう。
その最中にキルを入れて、水面まで水平姿勢のまま浮上。
それでもバイトが無ければ、ジャークを加えてからまた浮上。
バスにしてみたら、いつでもバイトできる誘いをかけられている状態でしょう。
フックは3連のトレブルフックを標準装備していて、サイズは6番。
どの方向からバスに襲われても、しっかりとフッキングに持ち込めるはずです。
それでは、バンタム リップフラッシュ115FMDを操るのに適した、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
ロッドはベイトロッドで決まりでしょう。
あまり硬くないブランクスのほうが、バスのバイトを弾かずに済みそうです。
もしバイトがあっても、いきなり強くフッキングせずに、まずはロッドを立ててラインスラックを取るところから始めてください。
バラシを減らすことにつながるでしょう。
シマノ(SHIMANO) バスロッド バンタム ファストムービング&ビッグベイト 1ピース 168ML-G グラスコンポジットロッド ハードベイト
シマノから発売中のバンタムロッドです。
長さ6.8フィートでグラスコンポジットのブランクスを採用していますよ。
カーボン素材オンリーのほうが軽く仕上がるのですが、グラス素材が混ざるほうが、よく曲がるようになります。
バスがバイトしてきても、ロッドの張りや硬さで弾いてしまうことを防げるので、ランディングに持ち込める個体が増えるでしょう。
自重は132グラムとやや重め、これもグラス素材の影響ですが、重過ぎることはないので軽快に操ってみてください。
適合ルアーウエイトは、5グラムから21グラムまで。
バンタム リップフラッシュ115FMDならしっかりカバーできているので、キャストしやすいですよ。
実際に手にしてみると、持ち重り感はさほど感じずに操れます。
ロングキャストは問題なくこなせますし、ロッドを下向きにしたジャークも、水面を叩かないようにして実施できます。
よく曲がり込むブランクスなので、ミノーのウエイトをきっちり乗せて、押し出すようにして飛距離を伸ばせるでしょう。
実売価格は3万円台と、やや高めな価格設定です。
グラスコンポジットのベイトロッドは、さほど多くリリースされていませんから、購入の候補として一度手にしてみることをおすすめします。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 19 SLX MGL 71 バス釣り ラバージグ 点撃ち マキモノ
SLX MGLは、シマノから発売されているロープロファイルのベイトリールです。
とてもパーミングしやすく、キャストフィールも軽快でスムーズ。
自重190グラムと軽めなので、長い時間釣りをしていてもあまり疲れを感じることはないでしょう。
ラインキャパは、12ポンドラインを100メートル巻くことができます。
これならロングキャストにもアキュラシーキャストにも使えますよね。
実際に手に握ってみると、とても収まりがよくてクラッチも切りやすいデザインです。
マイクロモジュールギアではないのですが、とても滑らかにリールハンドルを回せますよ。
これならただ巻きアプローチを徹底して、時折ジャークを入れるのにも適しているでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。
メイン機としてはもちろん、予備用リールとして常にクルマのトランクルームに入れておくと、トラブル発生時に大いに役立つはずです。
ところどころに入っているブルーカラーのコスメも、なかなかカッコイイですよね。
サンライン(SUNLINE) フロロカーボンライン シューター FC スナイパー BMS AZAYAKA 75m 12lb
サンラインからリリースされている、フロロカーボンラインです。
等間隔にマーカーがカラーリングされているので、バイトをラインの動きで読み取ることができますよ。
目で見て判断できることは、バス釣りではとても重要です。
ロッドから伝わる手元感度には限界があり、真っ先に動くラインを目で見て判断できるスキルは、必要不可欠なのです。
ベースとなるカラーはナチュラルクリアで、ピンク・イエローグリーン・オレンジとグレーがマーカーとして着色されています。
これらがピクリと動いた瞬間に、フッキング動作へ入るかどうかの判断をしてください。
実際に使ってみると、とても視認性が高くてショートバイトを取れるようになります。
2ポンドから20ポンドまでラインナップされているので、さまざまなシチュエーションで使い分けてみましょう。
比重は高いので、水中に沈んでいきます。
ミノーと最短距離をキープしやすいのも、大きなメリットでしょう。
バンタム リップフラッシュ115FMD追加カラーの気になる発売日は、2021年の1月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,800円です。
追加カラーは計4種類で、カラーネームは次の通り。
●004 キョウリンクラウンカラー
●005 キョウリンタイガーカラー
●006 テーブルロックSPカラー
●007 ホットタイガーカラー
どのカラーも個性的で視認性の高いものばかりですね。
ロングキャストした先で、水面に浮き上がっても見つけやすいでしょう。
キョウリン=狂鱗カラーは、体側面にウロコ模様が描かれています。
これに惹き付けられるフィッシュイーターは多いので、バスにも効果的といえそうですね。
しっかり潜らせてからリールハンドルを回すのを止め、ゆっくり浮かせながらバスを水面直下まで引き連れてきましょう。
水面にミノーの全身が見えているのにバイトが無かったら、もう一度潜行させて浮上をかけます。
その繰り返しの中で、バスが接近してきていないか見つけるようにしてください。
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