オールドヘドンの人気ルアー・ラッキー13で秋バスを釣ってみよう!
ヘドンといえば、バス釣りをやったことのある人なら耳にしたことがあるでしょう。 1世紀前からアメリカでルアーを作り続けてきた老舗メーカーです。 そのヘドンが世に出してきた数ある…
FISHING JAPAN 編集部
鮎によく似たカラーリングやフォルムのルアーが、釣具店で豊富に並んでいます。
これを河川でラインに結んでルアーロッドでキャストすると、バスやナマズなどが釣れますよね。
でも時折トレブルフックに、鮎そのものが引っ掛かってくることがあります。
ここでは、鮎そっくりのルアーにまつわる話を詳しくご紹介しましょう。
友釣りの対象魚である鮎は、ローカルルールに守られているケースがほとんど。
知らないうちにそのルールに、あなたの釣りが抵触しているかもしれませんよ。
目次
釣具店に鮎そっくりのルアーが並んでいる理由は、とてもシンプルです。
河川に昔から棲んでいる鮎を、捕食対象にしているフィッシュイーターがとても多いからです。
河口域ではシーバスやチヌ、中流域ではバスにナマズ・コイなどが襲い掛かっていますよ。
「えっ、コイってイモ食べてるんじゃないの?」
イモだけ食べているコイのほうが、かなりレアでしょう。
コイはお掃除屋さんでもありますから、傷んだ魚や腐肉を好んで食べる習性を持っています。
ピクピクと動いている程度の鮎なら、丸かぶりで捕食しますよ。
それほどいろいろな魚から襲われる可能性の高い鮎なので、ルアーに鮎そっくりのものが作られても、何ら不思議ではないということに。
ただし、あまりにリアルな造形のものが多く、フィッシュイーター以外の魚も反応してしまうことが。
それが、鮎なのです。
同じ種族でありながら、鮎ルアーを追いかけて体当たりしてしまうのは何故でしょう?
鮎の伝統的な釣り方に注目してください。
友釣りなら、オトリ鮎を用いて野鮎からの攻撃を待ちますよね。
このシチュエーションと同じことが、鮎ルアーを河川でキャストすることで発生してしまうのです。
リアルな鮎ルアーを発見した野鮎は、自分のテリトリーを侵しに来た者とみなします。
当然排除行動に出るので、強烈な体当たりを鮎ルアーにぶちかますことに。
その際、ぶら下がっているトレブルフックに身体が刺さってしまい、アングラーも意図していない野鮎の到来に驚くことになるわけです。
最近では、この習性を利用するために、鮎の友釣り用の掛け針をルアーに装着できる仕様のものが販売されていますよ。
これまで鮎を釣ったことのないルアーアングラーは、新しい対象魚に胸躍らせることでしょう。
でも、ちょっと待ってください。
この釣り方で、本当に河川に立ち入ってかまわないのでしょうか?
鮎は、各河川の漁協が放流を含めた管理の対象になっている魚です。
自由にルアーをキャストして、釣り上げていい魚ではありません。
まずは向かおうとしている河川の漁協に連絡を入れて、友釣り以外の釣り方で鮎を釣っていいのか確認しましょう。
釣り場の位置も含め、定められているローカルルールをしっかり教えてもらい、熟知した上で河川に立ってください。
もし、そこに先行者である友釣りアングラーがいたら、決して近づかないようにしましょう。
目安は15メートルといわれていますが、それでも近過ぎるくらいです。
じゅうぶんな距離を取ってから、ルアーをキャストするように心がけましょう。
当然遊漁券の購入を販売所で済ませてから、河川に入るようにしてください。
ルールやマナーを守れないようでは、鮎を釣る資格はありませんよ。
鮎そっくりに作られたルアーの中から、実績の高いおすすめアイテムをご紹介しましょう。
バスやナマズ・シーバスなどに効果的なものを集めてみました。
カラーやフォルムに特徴があり、年間を通じてよく釣れることが確認されています。
落ち鮎の季節には、茶褐色に塗られた鮎カラーに実績がありますね。
ダイワ(DAIWA) ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR エメラルド鮎 ルアー
ダイワから発売中のシーバスゲーム用ロングビルミノーです。
スローに沈む特性があるので、任意の水深をトレースするのに適していますよ。
足場の高い防波堤からのキャストでも、足元ギリギリまで潜らせておくことができます。
全長125ミリで自重26グラム、重心移動システムも搭載さしていますから、70メートル前後なら余裕で飛んでくれるでしょう。
基本はただ巻きアプローチで、スローにリトリーブしてくることを繰り返していると、ひったくるような強いバイトを得ることが可能ですよ。
サーフエリアでキャストすれば、ヒラメやマゴチをとらえることも。
実際に稚鮎の季節では、海から河川に遡上しようとする稚鮎が、砂浜に打ち上げられているのを見かけます。
鮎を捕食対象にしている魚が多い証拠で、このカラーリングもじゅうぶんにフィッシュイーターたちを引き付けるでしょう。
実際にキャストしてみると、軽くロッドを振っただけでもよく飛距離が伸びていくのが体感できます。
着水後はジャークを加えて下を向かせ、そのまま潜行させれば釣果は自ずとついてくるでしょう。
実売価格は千円台で、とても購入しやすい低価格に抑えられています。
鮎カラー以外にも効果的なカラーバリエーションが多く、いろいろ選んでローテーションを仕掛けてください。
鮎カラー自体はリアル系なので、チャート系などの膨張色と絡めると面白いでしょう。
GAN CRAFT(ガンクラフト) ルアー 鮎邪 JOINTED CLAW MAGNUM 230F 03瀬鮎
ガンクラフトからリリースされている、ジョイクロマグナムの瀬鮎カラーです。
全長230ミリは、ビッグベイトのカテゴリーの中でもかなり大きく感じますが、実際の鮎はこれくらいのボリュームを持っていますから、とても似通った特徴をとらえているといえそうですね。
ウエイトは4オンスもあるので、通常のバス釣り用タックルではキャストするのは難しいでしょう。
100グラム以上の負荷に耐えられるベイトロッドに、太いラインをじゅうぶん巻ける頑丈なベイトリールを用意してください。
キャストしてスイミングさせると、その引き波や水押しは、かなり強め。
これなら広範囲から数多くのバスやシーバスなどを集めることが可能になります。
実際にキャストする際は、着水音を抑えるためにサイドハンドキャストを用いることをおすすめします。
確実にサミングをして着水、ラインスラックを上手く活用しながら、左右へのダートアクションを繰り返すようにしましょう。
実売価格は7千円前後と、やや高めな価格設定ですが、精巧で頑丈な作り込みですから、納得して購入したいところですね。
ジョイント部分のクリアランスが絶妙で、キルを入れたときに横を向きやすく、操作性の高さにつながっています。
ティムコ(TIEMCO) ペンシルベイト レッドペッパーマイクロ 60mm 3.5g スーパーアユ #15 RPM-015
ティムコから出ているトップウォーターペンシルベイト、レッドペッパーシリーズのマイクロサイズです。
全長60ミリで自重3.5グラム、スピニングタックルでロングキャストをキメたいですね。
稚魚に近いサイズですから、群れから外れて弱った稚鮎の動きを演出してみましょう。
ロッドワークに対して、いきなりダイブしてくれるのが、このペンシルベイトの特徴。
そこからの浮上や、小規模のスプラッシュが、フィッシュイーターの捕食スイッチをオンにしてくれます。
実際にキャストしてみると、驚くほどの飛距離を飛んでくれますし、広範囲から活性の高い魚を呼び込んでくれますよ。
連続トゥイッチにも上手く追従してくれるので、アクションに破綻がなく、魚が警戒して逃げてしまうことはほぼありません。
実売価格は千円台と、安い価格設定に収まっていますよ。
鮎がベイトフイッシュになっているシチュエーションでは、圧倒的な釣果を叩き出すこともしばしば。
着水音も静かですから、近寄ってくる魚をフッキングに持ち込みやすいでしょう。
河川では、流れに乗せてラインを出し、アングラーの気配が届きにくいところでアクションを加えると、神経質なシーバスに口を使わせることが可能です。
鮎ルアーの特徴や鮎釣りとの関係、おすすめのアイテムを取り上げましたが、いかがでしたか?
ルアー釣りを始める前に、その釣り場の歴史に興味を持つようにしましょう。
もし鮎釣りの盛んな場所なら、漁業権が設定されているケースがほとんど。
必ず地元の漁協に連絡を入れて、確認してから釣りをスタートさせてください。
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