冬のバス釣り完全攻略!冬にバス釣るための攻略法7選!
冬のバス釣りって、釣れないイメージがありませんか? 確かに、冬のバスは夏に比べると活性は下がり釣りにくいことも事実です。 でも、冬だってバス釣りを楽しみたいですよね! 今回…
FISHING JAPAN 編集部
バス釣りやトラウトゲームでよく耳にするのが、虫パターンというフレーズ。
虫っぽいルアーを使えばよく釣れるから、こういうネーミングが施されたのでしょう。
それはいったいいつごろ有効なパターンなのか、またその釣り方やルアーの使い方は?
ここでは、虫ルアーを使う際のアプローチ方法について、詳しくご紹介しましょう。
「虫って苦手なんだよな~、ルアーだと分かっていてもゾクゾクしちゃうよぉ~、、」
確かに虫嫌いの人は多いですよね。
でも魚は、水面に落ちてくる虫が大好物なのです。
虫ルアーとは、トンボやバッタ・コガネムシ・カナブン・クワカタ・カブトムシ・セミ・蝶の幼虫などに似せたルアーアイテムのことです。
本来なら空中を飛んでいたり、木の枝につかまっていたりして、バスやトラウトに襲われることはないのですが、鳥には追われますよね。
そんなときに慌てて足を滑らせたり、羽根が傷ついて飛べなくなったりするものが。
行き着く先がもし水面なら、いよいよ魚の捕食対象となってしまうわけです。
虫が多くなる季節は、気温の高い春から夏にかけて。
となれば、ルアーフィッシングで虫パターンが成立するのも、同じ季節に重なることになります。
夏に鳴いているセミが、足を滑らせて水面でバタバタもがいているのを見た経験はありませんか?
すぐに助けてあげれば問題はないのですが、そのまま水面を波立たせていれば、魚に捕食されてしまいます。
一度味をしめた魚は、その場所で次の虫が落ちてくるのを待つように。
この習性を利用して、バスやトラウトを釣り上げるアプローチが、虫パターンなのです。
そしてキャストするためにラインに結ぶアイテムを、虫ルアーと呼びます。
「ということは、虫ルアーってめっちゃ種類が多くなるような気が・・。」
その通り!コンパクトで細かな触角や手足の付いたものが、釣具店やネット通販サイトに豊富に揃っていますよ。
カラーもそっくりに作られているので、虫嫌いの人が購入するには、ちょっとした勇気が必要になるでしょう。
虫ルアーの使い方は、虫の居そうな場所選びから始まります。
日照が強く当たるところでは、あまり虫が飛んでいるのを見かけませんよね。
やはりオーバーハング下などの、木の枝が作り出す暗がりに多い気がします。
そういうところに足を進めてしばらく観察していると、知らぬ間に自分の周りが蚊だらけになることが。
それこそ虫パターンが効果的である場所の証しですから、虫ルアーをラインに結んで準備を始めましょう。
具体的には、蚊がたくさん飛び交う場所には、それを捕まえるためにクモが巣を張っています。
用いる虫ルアーとして適しているのは、蚊ではなくクモのほうでしょう。
実際にクモそっくりのルアーが販売されていますよ。
ちょっと使うのに腰が引けてしまいそうですが・・。
ティムコ(TIEMCO) ワーム クリッタータックル 野良グモ 40mm 3g クモオトコ #06 300121201006
虫ルアーには、ワーム素材のものが多いですね。
理由は、ひと口サイズに作りやすく、そのボリュームにマッチしたフックを探しやすいことにあります。
細かな手足をデザインするにも、ワーム素材のほうがカンタン。
フックには、マスバリを用いれば、かなり小さな虫ルアーにも対応できるでしょう。
魚が丸飲みできるボリュームなら、フッキング後のバラシも抑えられますから、使うメリットは大きく膨らみます。
ただし、あまりに小さいとキャストする際に飛距離が伸びません。
複雑なカバー周りへキャストするつもりなら、太いラインは不可欠ですから、高性能のベイトフィネスタックルや、スピニングロッドで構成するパワーフィネスタックルが必要になるでしょう。
虫ルアーの中から扱いやすく高評価を保持している、おすすめのアイテムをご紹介しましょう。
羽根を生やしたものや、細い手足を八方に伸ばしたものなど、いろいろなタイプが用意されています。
正確に静かにキャストして、ビッグサイズのバスやトラウトを釣り上げてみてください。
JACKALL(ジャッカル) ワーム RV-バグ 1.5インチ サイトチャートチリペッパー
ジャッカルからリリースされている、高比重素材を用いた虫ワームです。
フックをセットしたノーシンカーリグの状態でも、着水すれば水中へと沈んでいくように作られていますよ。
その際にボディの側面から突き出ているレッグパーツが、細かく動きます。
まさに虫そのもので、バスは迷うことなく口に吸い込んでしまうでしょう。
サイズは2種類、1.5インチと3インチがラインナップされていて、釣り場のシチュエーションに合わせてサイズを変えてみてください。
実際に使ってみると、身切れすることなくキャストできますから、果敢に複雑なカバーを攻めることができます。
ロングキャストも利きますし、スピニングタックル・ベイトフィネスタックルの併用もOK。
オーバーハング下を狙ってタイトにアプローチするのも向いています。
レッグパーツのおかげなのか、着水音が静かで柔らか。
魚が散ってしまうことなく興味を持って集まるのが嬉しいですね。
実売価格は700円前後と、購入しやすい価格帯設定に。
カラーバリエーションもジャッカルらしい豊富さで、釣れ筋な配色も揃っています。
もうどこから見ても虫にしか見えない、全長37ミリのフローティングルアーです。
羽根部分は、PE素材を薄く伸ばしたもので、表面張力を活かしたアクションが魅力的です。
水面に羽根を浸けた虫の、脱力感が伝わってきますよ。
また脚パーツは、シリコン素材で出来ていて、水中に突き刺さるように広がっています。
これが不必要に流されるのに制動をかけ、安定した姿勢を作り出すベースとなっています。
フックは、マスバリをちょん掛けするのですが、フックを刺す部分にエラストマー素材を装着していますよ。
それにより、フックがカンタンに抜けてしまうのを防いでくれます。
キャスト数を増やしてアプローチしたいときなどに、重宝しそうですね。
実際にスピニングタックルでキャストしてみましたが、着水音は極めて静かで、ホンモノの虫が誤って水面に落ちたかのような、小さな波紋を発生させてくれますよ。
実売価格は千円台で、羽根や脚パーツは交換することができるようになっています。
バスやブルーギルがすぐに集まってくる様子を見てしまうと、この虫ルアーをタックルボックスに常備したいと考えてしまいますよ。
DUOから発売中のハードルアー・レアリスのコシンムシです。
羽根パーツと脚パーツが突き出していて、水面でパタパタと泳がせることができます。
着水音はかなり抑えられていて、甲虫が落ちたときの弾けるような音が、小さく1回鳴り響くように設定されていますよ。
また内部にはラトルが封入されているので、ラトル音で魚を寄せることも可能です。
繊細なセッティングを豊富に搭載することで、バイトにつながらないタフコンディションでも粘れるのが強みですね。
実売価格は千円台で、コスパ優秀な虫ルアーといえそうです。
カラーバリエーションも数多く揃っているので、実際に棲んでいる虫に合わせてラインに結ぶようにしてください。
全長30ミリで自重3.1グラムですから、ベイトフィネスタックルでもキャストに挑めるかもしれません。
太目のラインを使って、カバー周りで放置させながら、ビッグバスが浮いてくるのを待ってみたいですね。
DUOからは、このサイズよりも大きくて重い虫ルアーもリリースされています。
キャスタビリティを重視したいアングラーは、そちらもチェックしてみてください。
虫ルアーの特徴や使い方、おすすめのアイテムを取り上げましたが、いかがでしたか?
虫がよく飛び交っている季節以外でも、岸際の落ち葉と絡めて虫ルアーを操ると、魚がバイトしてくることがあります。
他のルアーでアプローチして沈黙が続きようなときに、最後の切り札として選んでみてもいいのではないでしょうか。
気温や水温が下がって来ているなら、着水後あまり激しくアクションさせる必要はありません。
風に流されるように操ると、バイトが連発するかもしれませんよ。
羽根パーツや脚パーツを取り除いて、ボディのみでキャストしたほうが魚の反応が良いときもあります。
臨機応変にいろいろなパターンを試してみましょう。
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