アオリイカが釣れない理由!エギングって難しいの?初心者のお悩み解決特集
エギングでアオリイカを釣る人が、ある時期爆発的に増えたように感じます。 近郊の港はもちろん、釣り専門誌やサイトで取り上げられた地方の釣り場には、週末になるとエギングロッドを手に…
FISHING JAPAN 編集部
秋は新子のアオリイカがたくさん釣れる季節、多くのアングラーが磯場や防波堤などに繰り出します。
エギングゲームが初めてという人におすすめなのが、ダイワから豊富にリリースされているエメラルダスシリーズ。
ロッドやリールはもちろん、エギケースやエギホルダーまでしっかり揃っています。
そして何より頼りになるのが、オリジナリティに溢れたエギのラインナップですよね。
ここでは、エメラルダスシリーズのエギについて、詳しくインプレしてみましょう。
目次
ダイワ・エメラルダスシリーズのエギとは、エギングゲームに欠かせないアオリイカ・コウイカ等を釣るためのルアーのことです。
全体的なフォルムは、昔ながらの餌木を踏襲していますが、さまざまな工夫が盛り込まれていてイカを誘い出してくれますよ。
例えば、最新型のエメラルダス・ステイでは、エギの目の後ろ部分にスタビライザーが付いています。
まるで魚のエラのような造形ですが、水中でしっかりと抵抗になり、水をつかむ状態を作り出すのです。
一定の抵抗がかかることでフォールの際の姿勢が安定し、低重心設計と相まって絶妙な誘いの要素が発生、それがイカを引き寄せることにつながります。
エギングをしていると、フォール中のバイトがほとんどであることに気づきますよね。
そのフォール姿勢を制御することに特化したモデルといえるでしょう。
ただし、エギのもうひとつの誘い要素であるダートアクションの発生要素は、見事なまでに削ぎ落されています。
この潔さが、エメラルダス・ステイの個性を際立たせているといえそうですね。
エメラルダスのエギには、さまざまなカラーが施されています。
その中にはUV発光するものや夜光するものがラインナップされていますよ。
イカは目が良いといわれていて、カラーに発光要素を盛り込むことで、さらなる刺激を載せることになります。
夜釣りの際はもちろん、日中の釣りでもディープゾーンなどを丁寧に探りたいときに重宝するでしょう。
実際にこの発光タイプを使っていると、バイト数が伸びてフッキングに結び付くケースが多いですよね。
ラトルとの相乗効果で、広範囲に散らばっているイカを集めるのに効果が高いでしょう。
ただし、発光カラーのみを使っているとバイトが途切れるケースも出てくるので、通常カラーとのローテーションアプローチを欠かさないようにしたいですね。
エギングゲームに用いるエギについて、次の進化を求めるとすれば、やはり根掛からないという要素を盛り込むことが最優先でしょう。
磯場に潜ってみると、至るところにラインとエギが絡み付いているのを発見できます。
細いPEラインでアプローチしますから、こうなることはある程度予想可能なこと。
エギの構造が、最後尾に複数の針=カンナを装備していることに起因しているのですが、これ以上釣り場を汚さないためにも、根掛からないエギという選択肢をアングラーに提示すべきではないでしょうか。
具体的な案として、最後尾のカンナを外してしまいます。
「そんなことをしたらイカが釣れないじゃん!」と思うでしょうが、イカのアタリはしっかり感じ取ることができます。
あ、今アタリがあったな!と判明した時点で、カンナの付いたエギを放り込んだとしても、イカが再度アタってくれる確率は結構高いですよ。
そういう観点から、カンナの取り外しを可能にしたエギを作ってみるというのはどうでしょうか。
面倒だ!と感じるアングラーと同数の、エギをむやみに失いたくないアングラーが居るはずだと確信しています。
それでは、エメラルダスシリーズの豊富なラインナップの中から、おすすめのエギを取り上げてみましょう。
フォールの際の沈下スピードにまでこだわって作られたモデルが、用意されていますよ。
当然ダートアクションが得意なモデルもありますので、さまざまなアプローチを楽しむことがて゜きるようになっています。
ダイワ(DAIWA) エギ エメラルダス ステイ 4.0号 夜光-モスグリーン ルアー
エメラルダスシリーズのステイ、4.0号タイプです。
自重29グラムと重めで、沈下スピードは1メートル沈むのに3.75秒に設定されています。
実際にエギングタックルにセットしてキャストしてみました。
他のエギと比べて飛距離が伸びますし、着水してからボトムを取るまでも素早いので、手返しよく広範囲のポイントを探ることができます。
4.0号は、水流の影響を受けやすいので、潮の流れを感じ取りながらドリフトさせるのにも向いていますよ。
ボトムの変化を手元で判断しつつ、複雑な地形になってきたなと思ったら、ロッドを立てて巻き上げてしまえるのがいいですね。
そうやってピックアップする回数を増やし、またキャストしてフォールで誘える状況を作れば、バイト数は自ずと増えていきます。
試しにロッドを縦方向に何度がシャクってみたのですが、スーッスーッと浮き上がってくるイメージ。
確かにダートしているとはいえず、徹底してフォールで誘うことに使えるエギに仕上がっています。
根掛かりを防ぎたいなら、着底した時点でラインを張り、それでもバイトがなかったら水面までピックアップしてしまうことです。
そこからまたフォールを始めれば、効率よく誘いをかけられていることになりますよ。
独特な形状の3Dシンカーによって、飛距離の伸びはもちろん、着底の際の感度も向上しています。
ダイワ(DAIWA) エギ エメラルダス ステイTypeS RV 3.5号 金-ピンクボーン ルアー
こちらは、エメラルダス・ステイのスローシンキングモデルです。
沈下スピードは、1メートル沈むのに約6秒もかかるようにセッティングされていますよ。
かなりゆっくりとフォールしていくので、その間イカに見つけてもらいやすいメリットが生まれます。
実際に使ってみると、着水してからエギがゆっくり消えていくのが見て取れます。
あまりに急深なポイントでは手返しが悪くなってしまうそうですが、シャローエリアを丁寧に探るには丁度いいセッティングではないでしょうか。
着底の際もソフトランディングになるので、いきなり根掛かる!というトラブルは抑えられていますよ。
となれば、初心者エギングアングラーにおすすめのエギといえそうですよね。
しかもラトルを内蔵しているので、音を発生してイカを引き寄せることも可能です。
イカはとても音に敏感で、フォール中にロッドを軽くシェイクして干渉音を発生させつつ、またフォールに切り換えて誘ってみましょう。
ボトムに着くまでに抱かれるケースが、多くなっていくでしょう。
キャスタビリティもじゅうぶんで、遠くのポイントも的確に攻められるのが嬉しいですね。
最大で3.5号までのラインナップですから、4.0号やもっと小さなサイズも追加してもらいたいものです。
ダイワ(DAIWA) エギ エメラルダス ダート2 TYPE SS 2.5号 ピンク夜光-縞ピンク杉 ルアー
定番のダートアクションを引き出せる、エメラルダスダートⅡのタイプSSです。
超スローシンキングなセッティングが施されているので、沈下スピードは1メートル沈むのに約8秒もかかってしまいます。
そのぶんじっくりとイカに姿を見せることができるので、バイトの確率は上がるようになっていますよ。
こちらは2.5号とコンパクトなフォルムで、3.0・3.5・4.0号まで豊富にラインナップされているのがメリットです。
アゴ下のシンカーの飛び出しが極端に小さく、例えば藻が群生しているようなポイントでも、引っ掛かりを抑えてすり抜けてくることができます。
実際にラインに結んでキャストしてみると、ゆっくりとフォールしていくのが視認可能です。
そこからロッドワークを加えれば、キレイに左右にダートしてくれますよ。
フォールさせては跳ね上げてダートを繰り返すことで、活性の高いイカをしっかり引き寄せてバイトに持ち込めるでしょう。
フォールスピードが遅いことで、根掛かり回避にも役立っていると体感できますから、エギをロストせずに果敢にポイントを攻めたい人におすすめです。
ただし、潮の流れが早いところでは、なかなかボトムを取ることが難しくなりますから、他のタイプのエギも必ず用意して、ローテーションしながらエギングゲームを楽しむようにしましょう。
エメラルダスのエギの特徴や、おすすめのアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
お気に入りのエギタイプを見つけて、自分の釣りスタイルに活かしてくださいね!
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