アオリイカが釣れない理由!エギングって難しいの?初心者のお悩み解決特集
エギングでアオリイカを釣る人が、ある時期爆発的に増えたように感じます。 近郊の港はもちろん、釣り専門誌やサイトで取り上げられた地方の釣り場には、週末になるとエギングロッドを手に…
FISHING JAPAN 編集部
アオリイカやコウイカをターゲットに、エギを使って誘い抱き付かせるエギングゲーム。
若い世代を中心に、多くのアングラーの間に広まっている釣りスタイルですよね。
そのエギングをぞんぶんに楽しむためのロッドが、オリムピックのカラマレッティーシリーズです。
手にしてみると、その軽さに驚くばかり。
ディープゾーンでエギにイカが触ってきても、これなら敏感に変化を拾うことができるでしょう。
ここでは、エギングロッド・カラマレッティーについて詳しくご紹介します。
目次
カラマレッティーとは、日本の老舗メーカー・オリムピックがリリースしているエギング用ロッドのことです。
ショアからアプローチするタイプや、ボートに乗ってイカメタルやティップランでアプローチするタイプが用意されていますよ。
どちらもとにかく徹底した軽量化が施されているのが特徴で、自重100グラムを下回るものがズラリ。
まるでアジングやメバリングに使うようなロッドの軽さに、ただただ驚くばかりです。
ブランクスやガイド、リールシートに至るまで、しっかりとぜい肉を落とし絞り込まれた設計の賜物でしょう。
しかも、実際に釣り場で試してみると、ブランクスにはじゅうぶんなパワーとトルクが存在していて、2キロクラスのアオリイカが掛かっても主導権はアングラーサイドにあります。
ロッドを立ててイカが弱るのをじわりと待つことができるので、安心してエギングゲームを楽しめますよ。
カラマレッティーの最新バージョン・カラマレッティー20のブランクスには、クアトロ・グラファイトクロスが採用されています。
カーボンシートは、45度の方向に交差させたカーボン繊維を織り込んで製作しています。
曲がりや捻れ・ツブレに対する強さが際立ち、ブランクスのしなり戻り=形状復元力が素早くなっていますよ。
これによりエネルギーロスを最小に抑えていて、弾き感や振り抜き・飛距離・アキュラシー精度の向上を実現させているのです。
カラマレッティーシリーズのガイドには、軽量なチタンフレームKガイドが搭載されていますよ。
Kガイドといえば、細いPEラインがベタ付きとともに絡まってくるのを、効率よく振りほどいてくれることで知られています。
またロッドのティップセクションには、薄さ・軽さ・強さを兼ね備えるトルザイトリングガイドを採用。
これによってさらなる軽量化が押し進められ、ロッドを手にしたときの軽さ・感度の高さにつながっています。
弱めのイカパンチでも手元に届くイメージで、根掛かりとイカの反応を区別できるようになれば、数多くのイカをとらえることができるでしょう。
それでは、カラマレッティーシリーズのスペックをご紹介しましょう。
最新モデルや、これまでにリリースされたモデルのインプレ、またマッチングの良いスピニングリールやラインなどもピックアップしてみます。
購入時の参考にしてくださいね。
オリムピック グラファイトリーダー 18 ヌーボカラマレッティー GCROC-652ML-S
最新型のカラマレッティーは、さまざまなシチュエーションに対応可能なオールラウンドタイプです。
大型のアオリイカでも新子でも、エギのサイズやカラーをローテーションしながら狙うことができますよ。
長さは2.57メートルで、自重は約92グラムと超軽量。
継ぎ数は2本で、仕舞寸法は131.3センチに設定されています。
適合するエギサイズは2.5号から4.0号まで、適合ラインはPEの0.4号から0.8号になっています。
ブランクスには適度な張りがあり、ティップはしっかり曲がり込む印象。
軽さは必ず大きな武器になりますから、ぜひ使いこなしてみたいロッドですね。
オリムピック グラファイトリーダー 18 CORTO(コルト) GCRTS-642L-HS
こちらも最新型のカラマレッティーで、全長2.64メートルとやや長めの設定になっています。
自重は112グラムとややアップしていますが、他のエギングロッドと比べるとじゅうぶん軽いほうでしょう。
2ピース仕様で、仕舞寸法は135.2センチです。
適合するエギは2.0号から3.5号、適合ラインはPEラインの0.4号から0.8号になっています。
長さを活かして、潮の流れにエギを乗せるドリフト釣法を実践しやすいでしょう。
ラインをかなり出しても、ロッドを立ててエギの姿勢やタナを調整し、藻や岩に隠れている大型アオリイカを誘い出したいですね。
オリムピック 18 ヌーボ カラマレッティ プロトタイプ GNCPRS-802ML-S
2018年にリリースされた、カラマレッティーのヌーボ・プロトタイプです。
プロトタイプなのに市場に出ているわけですが、そういう名前なので気にせず使ってみましょう。
実際に手に取ってみると、じゅうぶんな張りがあって軽いことが分かります。
自重98グラムでティップ径が1.5ミリと細め、4.0号までのエギを操ることができますよ。
潮の流れの強いエリアでは、ボディ面積の広い4.0号エギを使うことが多くなります。
潮によって引っ張られたり揺らされたりするのを手元で感じながら、ベストのポイントへ流し入れるテクニックを身につけたいですよね。
そのフォローに適しているロッドといえるかもしれません。
岩礁帯などが複雑に入り組んだ地形なら、太目のPEライン1.0号を用いてアプローチしてみましょう。
Graphiteleader(グラファイトリーダー) ヌーボティーロ GONTS-792ML GONTS-792ML
ベーシックな8.6フィートの長さに、MLパワーを持たせたエギングロッドです。
2.0号から2.5号ぐらいの小さ目のエギを駆使して、秋の新子イカ狙いにマッチしている仕上がりですね。
自重94グラムとかなり軽量で、0.4号クラスのPEラインから使えるようになっています。
港湾の内側や防波堤などから、サイトフィッシングを展開するのに向いているでしょう。
エギングゲーム初心者の人にも、おすすめしたいロッドですね。
取り込みも含めて、イカの扱い方に慣れることができるはずです。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 エメラルダス LT2500S-DH (2019モデル)
ダイワのエギングゲーム専用スピニングリールです。
ダブルハンドル仕様になっていて、自重は240グラム。
ラインキャパは、PEライン0.6号で200メートル巻けるようになっています。
実売価格が1万円台前半と、かなりリーズナブルなのが大きなメリットです。
エギング初心者の人におすすめしたい1台ですね。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ヴァンキッシュ C3000SDHHG エギング
シマノから発売中の軽量スピニングリール・ヴァンキッシュです。
C3000番でダブルハンドルが標準で装備されていますよ。
この仕様のほうが、シャクリを入れてからのラインスラック回収を効率よくおこなえるでしょう。
ラインキャパは、PEライン0.6号が200メートルとじゅうぶん。
これなら潮に乗せたドリフト釣法にも対応することができます。
自重は175グラムと、ダブルハンドル込みのウエイトとしては驚異的。
長時間のエギングゲームにも、あまり疲れずに打ち込めるはずです。
ハンドル1巻きで89センチものラインを回収できるハイギアですから、アップテンポで釣りを楽しんでみてください。
シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 8本編み 150m 0.6号 ライムグリーン 14.5lb PL-M58R 釣り糸
とても見やすくてしなやかな、シマノからリリースされている8本撚りPEラインです。
キャストの際もライントラブルがほとんどなく、ガイドに絡まることもありませんでした。
強度もじゅうぶんで、いきなりの破断など使っていてデメリットを感じたことはないですね。
実売価格も安く抑えられているので、予備用として常に携行しています。
ショックリーダーラインとも結びやすく、ノットがしっかりと作り上げることができるのがいいですね。
150メートル以外にも長さの設定があるので、自分が所有しているスピニングリールのラインキャパに合わせて購入してみましょう。
カラマレッティーの特徴や、おすすめのアイテムを取り上げましたが、いかがでしたか?
これから秋にかけて、エギングゲームは熱さを帯びてきます。
かなりの数のアングラーが、防波堤沿いや磯場に立つことになりますから、間を空けて釣りを始めるように心がけましょう。
エギは他の釣りをしている人の仕掛けや道糸を拾いやすいですから、トラブルにならないようにしっかりコミュニケーションを取りたいですね。
マスクの着用は、人の多い釣り場でのマナーです。
アオリイカが釣れない理由!エギングって難しいの?初心者のお悩み解決特集
エギングでアオリイカを釣る人が、ある時期爆発的に増えたように感じます。 近郊の港はもちろん、釣り専門誌やサイトで取り上げられた地方の釣り場には、週末になるとエギングロッドを手に…
FISHING JAPAN 編集部エギングでコウイカばかり釣れるのはナゼ?エギングを楽しむためのおすすめアイテムもチェック
エギングは手軽にイカが釣れるアプローチだと聞いて始めたのですが、動画で見た真っ白で美しいアオリイカがなかなか釣れません。 いつもラグビーボールみたいな形をした、ちょっと目つきの…
FISHING JAPAN 編集部エギングタックル特集!初心者におすすめのエギング用ロッド・リール・ライン・エギをチェック
エギングの初心者がタックルを全て自分で選ぶのは、とても大変な作業です。 なぜなら、ロッド・リール・ライン・エギだけでも、凄い数のアイテム数が、ショップに並んでいるからです。 …
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング