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クモの巣が釣り場ポイントのあちこちに!バス釣りにうまく活用してみよう
木の枝になにやら付いていますよ。
結構太めな糸に見えますから、てっきり釣り人が残していったラインかな?と思って近づいてみました。
粘着質で指や服装に付いたら、なかなか取れません。
その正体は・・・。
釣り場に多いクモの巣
太めな糸の正体は、クモの巣から伸びたクモの糸でした。
秋の釣り場では、クモがその巣を広げているシーンをよく見かけます。
風雨が強い季節ですので、巣を支える末端部分の糸が、まるでPEラインのように撚り糸状になって補強されていますよ。
クモの巣にキャストしたルアーやラインが引っ掛からないようにしよう!
この補強部分に、キャストしたルアーから伸びたラインが引っ掛かったら、なかなか取り除くことが困難です。
リールに巻き取ってしまうと、ダマになって絡み付き、釣りを休止して取り外し作業にかからなければなりません。
注意深くポイントを観察してから、ルアーをキャストするようにしましょう。
クモの巣がもたらすメリット
クモの巣を避けるには、サイドキャストやスキッピングがおすすめです。
水面近くに巣を張り巡らすことが少ないからで、ルアーやラインを絡み付きトラブルから回避させることができますよ。
そんなクモの巣ですが、バス釣りにメリットをもたらしてくれる側面も持ち合わせています。
虫の存在を教えてくれる
クモの巣が張られている場所には、羽虫が多いといえます。
巣に引っ掛かってバランスを崩した羽虫が、そのまま水面に落ちるかもしれません。
実際、巣では重みに耐え切れないサイズの昆虫や大型の毛虫が掛かると、巣を破壊しつつ真っ逆さまに落ちて行くシーンを見かけます。
これを捕食しようとするバスがいても、おかしくはないですよね。
見つけ出したいのは、比較的大きなサイズのクモの巣です。
大きいということは、そこに巣を張って日数が経過していることを意味します。
当然捕獲できる羽虫の数が多い場所だと想像がつきますから、下にバスが集まっているかもしれません。
虫に似たルアーでアプローチを開始してください。