クランクベイトのおすすめ特集!カラーや素材別の名作クランクベイトがズラリ!
丸くて可愛いデザインの多いクランクベイト。
バス釣りで使われるクランクベイトの歴史は古く、昔は木でできたクランクでバスを狙っていました。
今回は、そんな歴史のあるクランクベイトの仕組みを考えながら、おすすめの商品をご紹介します!
目次
クランクベイトとは
クランクベイトとは、バス釣りに使われるルアーのことです。
海に棲むフグのようにまんまるなボディを、どうして淡水のバスが好むのか?
どうやらその外観ではなくアクションそのものに夢中になって、バスは追いかけるのかもしれませんね。
クランクベイトはなぜバスを寄せるのか
クランクベイトは、丸くて可愛い形をしていますが、小魚には似ていないし、スプーンやスピナーベイトのようにフラッシングを得意ともしていません。
ではどのような仕組みで、バスを引き寄せているのでしょうか。
クランクベイトをじっくり見てから、ラインに結んでキャストしてみましょう。
着水してからリトリーブ、膨れたボディに水が当たって、水中でウォブリングアクションを始めます。
ウォブリングとは、ルアーを上から見下ろしたとき、左右にボディを振るアクションのこと。
その際に発生する水押しによって、左右の水の壁は攪拌され、バスを刺激して引き寄せるといわれています。
クランクベイトのリップの役割
クランクベイトには、リップが頭部のアゴ下に付いています。
ここに水が当たることで、潜行できる水深とウォブリングの激しさの度合いが決まりますよ。
定められた水深を保ったまま、ほぼ水平姿勢で泳がせることができ、その様子がバスへのアピールに繋がります。
どれくらい潜れるのか、個々のクランクベイトによって製作時に決められていますから、自分が狙いたい層まで潜ることのできるクランクベイトを、釣行するまでに揃えておきましょう。
それでは、おすすめのクランクベイトをご紹介します。
おすすめクランクベイトをピックアップ①シマノ・マクベスフラットAR-C
まず最初に挙げるのが、2019年に新発売された、シマノのマクベスフラットAR-Cです。
シマノ渾身のクランクベイトで、飛距離が出にくいフラットサイドタイプなのに驚くほど飛距離が伸びるのが魅力の1つ。
着水と同時によく水と絡み合い、左右への倒れ込みアクションはキレッキレで、リトリーブを止めたときのスローな浮き上がりも、バスを効率よく誘いますよ。
シマノ(SHIMANO) ルアー バンタム マクベス フラット AR-C ZQ-C57S 006 パンダ
- 最安値価格
- ¥1,348(Yahoo!)
一定の水深まで潜って、スローに浮き上がってくるという味付けは、なかなか他のクランクベイトでは見かけない要素です。
スローライザーと呼ばれるものは、ほとんどが細長いフォルムのミノーやジャークベイトに多いでしょう。
何故なら、ボディが細い分、体内の空気室を小さくできるので、自然とスローに浮き上がる仕様になってしまうのです。
これをまんまるなクランクベイトに搭載しようと思えば、浮力を相殺するためにウエイトを増やさなければならないところですが・・。
マクベスフラットAR-Cの場合は、ボディの両サイドのお肉を削ぎ落としてフラットサイドになっていますから、その分の浮力が最初から載っていないことに。
したがってウエイトを増やさなくても、スローに浮き上がるように仕上げることができたのです。
これは偶然ではなく、シマノが設計段階から意図して組み入れた、オリジナリティの強い機能ともいえるでしょう。
AR-Cという重心移動システムを活かしつつ、バスを誘うための大きなメリットを搭載することに成功したことになります。
おすすめクランクベイトをピックアップ②ダイワ・ピーナッツⅡ
ダイワが長年作り続けているのが、クランクベイトのピーナッツⅡです。
何度もモデルチェンジが実施されたものの、ベースとなる部分はほぼ変わらない名作といえるでしょう。
リップの角度・面積によって潜行深度が選べるようになっていて、リップの厚みでカバーとの大胆な接触を難なくクリアしてくれますよ。
ピーナッツの強みは、なんといってもその価格の安さにあります。
ずいぶん以前から1000円を下回る価格設定には、他メーカーの量産クランクベイトでは太刀打ちできません。
コスパが優秀だからこそ、さまざまなカラーを揃えて試すことができます。
コスパが優秀だからこそ、ロストすることを怖れずに複雑なカバー目がけてキャストがおこなえるのです。
小学生のアングラーが、もらっているおこづかいの範囲内で魅力あるルアーを買いたい!と思ったら、ピーナッツがそれを満たしてくれます。
果たして、代わりになれるクランクベイトは現れるのでしょうか?
おすすめクランクベイトをピックアップ③メガバス・ウィーグルグリフォン
メガバスのグリフォンシリーズの中では後発組に含まれる、ウィーグルグリフォンです。
ボディ後部を支点にして左右に揺れ動くウィグリングアクションは、遠くにいるバスにも強くアピールしてくれますよ。
独特なデザインから、メガバスのデザインセンスが満ち溢れていますね。
メガバス(Megabass) ルアー WIGGLE GRIFFON(ウィーグル・グリフォン) GG メガバスキンクロ 37304
メガバスのグリフォンシリーズは、日本で作られたクランクベイトの中で最も人気を博したものとして、バスアングラーの記憶に残されています。
小さいのによく飛んで、着水直後から激しくアクションをスタート。
それを発見したバスは、大小問わず襲いかかって丸飲みしてしまいます。
ボトムに変化のあるエリアでも、ほとんど根掛かりせずにリトリーブできるので、バスが潜んでいそうなカバー周りを大胆に攻めてみましょう。
おすすめクランクベイトをピックアップ④ストーム・ウイグルワート
ストームブランドのウイグルワートは、一度市場から消えたものの、釣り人からの熱い要望により復活を遂げた名作クランクベイトです。
ぷりっとしたボディフォルムは可愛いだけでなく、低水温期のバス釣りに欠かせないアイテムとなっていますよ。
ボーン素材で作られているタイプもラインナップされていて、さまざまなシチュエーションを攻略するのに使いたくなるルアーです。
Rapala(ラパラ) クランクベイト ストーム オリジナルウイグルワート 5cm 12g ホットタイガー #74 V74 ルアー
- 最安値価格
- ¥1,001(Yahoo!)
ウイグルワートのクローフィッシュカラーが、アメリカのバストーナメントを席巻している時期がありました。
自作ルアーのようにリップ周りを削ったり、ギア比の低いベイトリールでリトリーブしてスローに誘ったりと、工夫しながら使っている様子が情報として流れていましたよ。
その中に、ロングリーダーのキャロライナリグにセットして、エレキモーターを回しながらドラッギングして使うというものが。
ドラッギングとは、トローリングと同じようなアプローチのことで、ルアーをキャストしてリールハンドルを回しながらリトリーブするのではなく、乗っているボートで引っ張るというものでした。
後にこの方法は、トーナメントのレギュレーション違反となり、今ではドラッギングする人がいなくなったそうですが、どうやらかなり釣れていたとのこと。
日本の池や湖でおこなうには、何の問題もありませんから、一度ウイグルワートをボートで引っ張ってみてはいかがでしょう?
おすすめクランクベイトをピックアップ⑤ラパラ・BXブラット
ウッド素材をプラスチック樹脂で覆った構造のクランクベイトも存在します。
ラパラからリリースされている、BXブラットです。
いわゆるハイブリッドな構造になりますが、長年バルサ材を取り扱ってきたラパラならではの手法ともいえるでしょう。
リップの形状が2種類用意されているので、潜行深度を選ぶことができます。
Rapala(ラパラ) クランクベイト BX ブラット BXB3 5cm 10g ハイメイカー HAY BXB3-HAY ルアー
- 最安値価格
- ¥1,723(amazon)
ボディの表面から中に入っているバルサが薄っすらと見える状態は、あまり見たことのない光景です。
これがどれくらいバスを引き寄せることに効果があるのかは、使ってみないことには分かりません。
2種類のリップ形状をどちらも入手して、1シーズン使い続けてみたところ、予想以上の釣果が。
これほど釣れるなら、もっと多くのカラーバリエーションやサイズのバリエーションが欲しいな!と思った矢先、アメリカではビッグサイズのBXブラットがリリースされたとのこと。
日本にもすでに届いているので、手に入れて釣り場に向かいたいですね。
おすすめクランクベイトをピックアップ⑥一誠・チーラ
ダイワのフィールドスタッフ・村上晴彦さんが作ったクランクベイトのチーラです。
使ってみると、カバーをスルスルとかわして泳いでくれるので、テンポよく広範囲を探るのに向いているのが分かります。
浮力とリップとウォブリングの幅が、上手い具合にバランス取りされていますよ。
イッセイ(ISSEI) クランクベイト G.C. シャロークランク SR チーラ 52mm 11g クリアキンクロ #53 ルアー
- 最安値価格
- ¥1,590(Yahoo!)
チーラをシャローエリアでキャストすると、テンポよく広範囲を探ることができます。
それだけ根掛かる回数が少なく、きっちり手元まで戻ってきているということでしょう。
相当複雑な倒木や、乾燥した藻や草が堆積したポイントでも、スルスルと小気味良くすり抜けてくれます。
海のシーバスゲームでクランクベイトを使う人が増えているとのこと、このシーラならトラブルなく干潟や河口域をチェックできるに違いありません。
「シーバス」カテゴリの人気記事
「ルアー」カテゴリの人気記事
DAILYランキング