ヒラメの謎に迫る!ヒラメってカレイとどう違う?その見分け方から驚くべき生態の変化、釣法まで、奥深いヒラメの全容をじっくりと解き明かします!
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FISHING JAPAN 編集部
昔からヒラメを釣るときの格言としてよく聞く「ヒラメ40」という言葉。
どういう意味かご存じでしょうか?
40cmぐらいのヒラメが一番美味しいという意味?
それとも水深40mぐらいの場所に多いという意味?
でも、どちらも不正解のような気がしますね。
それではいったいどのような意味があるのでしょうか?
ヒラメはカレイと同じように海底にべったりとへばりつき、ときには砂の中に潜ってエサが近付くのを待ち、一気に補食してしまうどう猛な魚です。
海底にへばりついていながら、その動作は俊敏で一気に4~5m跳び上がってエサを捕らえるそうです。
ヒラメは捕らえたエサをまずかみ殺してからゆっくり食べるため、一気に呑み込みません。
そのため、エサを捕らえたときに出る大きなアタリがあっても、しっかりエサを呑み込むまで待ってからあわせるのがヒラメ釣りのポイントなんです。
実はここに「ヒラメ40」と呼ばれる秘密が隠されているんです!
「ヒラメ40」とはヒラメを釣る際に、アタリがあってから40数えるぐらいのインターバルが必要ですよという教えなのです。
しっかりエサを呑み込ませるのが一番大切なヒラメ釣り。
この教えを守ってしっかりハリ掛かりさせたら、あとのやり取りはゆとりを持って楽しんで下さい。
そのかわり最もよくバラしてしまうのは、取り込みのときなんです。
ヒラメは水面下ではおとなしいのですが、空気を吸わせると驚くほど暴れます。
このときにバラしてしまうのですね。
そのため、取り込むときはゆっくりリールを巻いて、ヒラメが水面下40~50cmのところまで浮いてきたらいったん止めます。
そして、タモ枠の付け根まで水面下に沈め、ヒラメに空気を吸わせないよう慎重にタモの中へ誘導していきます。
空気を吸わさなければヒラメは暴れないので、おとなしくタモの中へ入ってくれますよ!
ヒラメのようなフィッシュイーターを相手にするノマセ釣りは、どんな魚でも同じですが、弱ったエサより元気なエサの方が断然食いがいいです。
よく、弱ったエサの方がフィッシュイーターは食べやすいだろうと、なかなかエサを交換しない人がいますが、これは実は間違いです。
元気なエサに交換した途端、アタリが出たり、すぐに釣れたりすることがよくあるはずです。
また、小さなエサの方が食べやすいだろうと、わざわざ小さなエサをハリに刺す人もいますが、それは狙う魚によるんです。
キジハタやマハタなどのハタ類やカサゴなどは小さめのエサが好みですが、ヒラメは大きなエサが大好きです。
ヒラメ釣りの際にイワシのエサを使うときはできるだけ大きなエサを選んで下さいね!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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