簡単~♪♪ 太刀魚の塩焼き by ☆マリンブルーマリン
頭・はらわただけ取れば、後は焼くだけの簡単調理。脂がのった太刀魚の塩焼き。とっても美味しいですよ~♪
時期を問わず釣れるというタチウオも、その最盛期となった。
たとえば関西では、回遊してきたタチウオが、ちょうど大阪湾に集まり、嬉しい爆釣の知らせが舞い込んでいる。
ところで、釣り人のみなさんは、釣って楽しい、食べて美味しいこの釣り物について、詳しく知っているだろうか?
今回は、釣り人を惹きつけてやまないタチウオの生態・性質・釣り方・料理法をご紹介したい。
特に、タチウオの釣り方の中でも、大阪湾のテンヤタチウオ釣行レポートとそこで使用した仕掛け・タックル・餌、おすすめの釣り船についての情報は必見だ。
では早速、普段のタチウオ釣りがより一層楽しくなる知識を、もう一度詳しくおさらいしよう。
目次
タチウオは、刀のような体形をしているため、漢字で太刀魚と書く。
泳ぎ方は、ゆらゆらした立ち泳ぎ。
一説には、昼間に沖の深い底近くで、潮の流れに身を任せてこの泳ぎ方をしているため、太刀ではなく立ち魚とも言われている。
また、外国では洋刀のサーベルに似ていることから、サーベルフィッシュと呼ばれている。
ただし、英名ではリボンフィッシュ。
太刀よりはずっと可愛い呼び名である。
普通の魚は、鱗の下にグアニン色素と呼ばれる物質があり、これが底光りして銀白色に見える。
しかし、タチウオには鱗がない。
グアニン色素がむき出しになって、直接光るのだ。
そのため、キラキラと見事な銀色をした体となる。
この銀箔を指して、ハクナギやハクイオと呼ばれることもある。
グアニン色素は乾燥させて粉末にすると模造真珠の原料となる。
たとえば、淡水産のドブガイの仲間の貝殻を加工して玉を作り、このグアニンの粉を塗ると、素人目ではわからないほど見事な模造真珠ができあがる。
他にも、銀箔紙や塗料の原料などにもなるが、実は女性の化粧品のひとつとして、銀箔入りのアイシャドーにも使われている。
タチウオはウロコがなくグアニン色素がむき出しになっているため、手で触るとすぐにはげ落ちてしまう。
グアニン色素がはげ落ちると、そこから病気を発症して、すぐに弱ってしまうため、水族館などではとてもデリケートで飼育しにくい魚だとされている。
一般的に、タチウオは、あまり泳ぎが得意な魚ではないと思われがちである。
しかし、実際は意外と泳ぎが得意で、小魚をエサにして食べるどう猛なフィッシュイーターなのだ。
昼間は沖の深い底近くで群れになって立ち泳ぎしながら、エサがやって来るのをじっと待っている。
そして、夜になると大群で浮上し、鋭い歯で小魚やイカを手当たり次第に食い荒らす。
そのため、海のギャングとも言われている。
タチウオは、エサを追って泳層を次々に変えるため、居場所を見つけ出すのが困難な魚だ。
このことから、幽霊魚という異名をつけられてる。
また、エサが少ないときなどは、共食いをする。
タチウオの親が子供を丸呑みすることもよくあるのだ。
釣りをしていると、尻尾を噛み切られたタチウオが続出するのも、このためだと言える。
北海道以南の日本各地の沿岸に見られるが、すむ場所により系群があり、産卵期も異なる。
関東地方の東京湾や相模湾、関西地方の大阪湾、瀬戸内海の広島、愛媛県の松山沖などでは、昼の釣りが盛んとなっている。
その中でも、今一番の人気が、やはり大阪湾のテンヤタチウオ釣りだ。
今回は、数あるタチウオの釣り方の中から、テンヤタチウオ釣りについてご紹介しよう。
釣行の舞台は、迷わず大阪湾を選んだ。
大阪湾のタチウオは、120cmを超える大型に限って「ドラゴン」と呼ばれる。
細く長い体形だが意外に力持ちで、激しく竿が絞り込まれると、電動リールが止まるほど引きが強いのだ。
今回、そんなドラゴンを求めてやってきたのが、大阪府泉佐野市の食品埠頭港を基地にしている乗合船「海新丸」だ。
午前6時出港、ポイントは淡路島の洲本沖。
潮回りは大潮の初日だった。
まずは洲本沖の80mラインからスタートし、落下スピードが速いと定評のあるシマノのサーベルマスター船テンヤ40号にイワシのエサを縛り付け80m近くある海底へと送り込んだ。
はじめは、タチウオがいるタナを見つけるために、巻いては止め、巻いては止めを繰り返しながら底上20mのタナまで探ってみる。
しかし、1回目も2回目もアタリがない。
探るスピードが速すぎるのかと、巻くスピードをスローダウンさせ、同時にテンヤをステイさせる時間を長めに取ってみた。
すると、底から10mほど巻き上げたところで、コツンと小さなアタリがきた!
そのタナでテンヤをステイさせて、ゆらゆらと揺すってみるが反応はなかった。
今度はテンヤを大きく誘い上げて、竿をゆっくり戻しながらテンションを掛けつつ落としてみる。
途中でふっとテンヤの重みが消え、竿先が僅かに戻った。
糸フケを取りながら竿先を下げ、合わせしろが確保できたところで大きく竿をしゃくり上げた。
その瞬間、ガツンと大きなアタリが!!
このときの手応えがテンヤタチウオ釣りの魅力でもある。
あとはタチウオの引きをいなしながら水面まで浮かせ、リーダーを掴んで一気に抜き上げた。
釣れたタチウオは、まずまずのサイズの90cm!!
サーベルに似た白銀の魚体が朝日に眩しかった。
タチウオテンヤを使った釣り方は、要領を覚えると病みつきになるが、そのためには少し時間がかかる。
釣り方としては、テンヤを下ろしたら、まずタナを探す。
これは、幽霊魚の異名通り、タチウオがどこにいるのか分からないためだ。
手でリールを巻きながらでもいいし、電動リールのスロー巻きで探ってもいい。
探る範囲は底から20mぐらい上までで十分だが、ときにはそれ以上タチウオが浮くこともある。
アタリが出なければ30mぐらい上まで探ってみよう。
こうしてとりあえずアタリがあるタナを見つけたら、そこを集中して攻めてみる。
誘い方のパターンは色々だが、基本はこの2つに集約される。
1つは、テンヤをスローで巻き上げながら小アタリを出し、さらに巻き続けながら本アタリにつなげるというパターン。
もう1つは、巻いては、止め、巻いては止めというストップ&ゴーで誘うパターン。
食わせ釣りと違って、エサを食べに来たタチウオを、テンヤに付いている大きな掛けバリで引っかけるので、アワセのタイミングが難しい。
また、刀のように細長い魚だが意外と引く力が強く、1mを超える大型を掛けると思わずリールを巻く手が止まるほどだ。
この引きの強さは、体をくねらせながら後退して抵抗するために生まれるもので、一度経験すると必ずと言ってよいほど病みつきになってしまう。
今回は、大阪府泉佐野市の食品埠頭港を基地にしている乗合船「海新丸」でタチウオテンヤ釣りに挑戦した。
乗合船「海新丸」のアクセスはこちらを参考にしてもらいたい。
所在地:大阪府泉佐野市住吉町
車でお越しの方:阪神高速道路湾岸線 泉佐野北ICより1km
電車でお越しの方:南海電鉄 南海本線 井原里駅より徒歩21分
その他、詳しい情報は、以下の公式HPをチェックしてほしい。
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充実した仕掛けとタックルでタチウオ釣った後は、美味しく料理して食べてみよう。
釣り人にとって、自分の釣った魚を味わう瞬間は、釣行に匹敵するくらい嬉しく幸せなものだ。
そこで、続いてはタチウオの美味しい食べ方とそのレシピをご紹介する。
ぜひ参考にしてみてほしい。
タチウオ料理といえば塩焼きが定番。
しかし、90cmを超える大型になると刺し身が抜群に美味しい。
刺し身に出来るような新鮮な魚がなかなか出回らないので、これが食べられるのは釣り人の特権だ。
背ビレの両側からV字に包丁を入れ、背ビレを取ってから3枚におろすとうまくいく。
淡泊だがほどよく脂がのっていて、その身の甘さには感激してしまう。
新鮮なものは銀造りといって銀皮をつけたまま造りにできるが、魚の鮮度が落ちるとグアニンで中毒を起こすことがあるため、新鮮なものを使ってみよう。
刺し身や塩焼き用に身を取った後は、薄くて身の少ない尻尾の部分が残る。
これを紀州の漁師は、背越しにして食べる。
尻尾に近い身を1、2ミリの幅に切り、1時間ほど二杯酢に漬け込む。
おろしショウガを添えて食べるだけなので、手間がさほどかからず美味しい。
また、刺し身を作る時に引いた皮を竹串に巻き付け、塩を振って焼いたものもいい酒の肴になる。
ぜひあらゆるタチウオ料理を作って、タチウオのこの上ない美味しさを味わってみてほしい。
頭・はらわただけ取れば、後は焼くだけの簡単調理。脂がのった太刀魚の塩焼き。とっても美味しいですよ~♪
やっぱシンプルな塩焼きが一番だね☆脂が乗って美味しかったです!
100れぽ感謝!2012.5'太刀魚'で1位感謝★皮はパリっ、白身はじゅわり、バター仕上げのなめらか風味が絶品
片栗粉がいい仕事しますね!かりっと、中はふわっと。おいしかった!
大好きな太刀魚をさっぱりと頂きます♪
黒酢でさっぱり美味しいですね。また作りたい一品です
今回の釣行レポートでは、淡路島洲本沖でのテンヤタチウオ釣りをご紹介したが、全国各地からも嬉しい大物・爆釣の知らせが舞い込んでいる。
そんな全国のタチウオ最新釣果情報をご紹介しよう。
ここまで、釣って楽しい、食べて美味しいタチウオについて、詳しく紹介してきた。
タチウオ釣りに挑戦するなら、最も時期がいい今しかない。
そこで今回は、釣りを熟知したFISHING JAPAN編集部が、信頼できる最新釣果に基づき、タチウオが爆釣中の人気釣り船を厳選した。
これらすべての釣り船は、日本最大釣り船サイト「釣割」に登録されており、ネットから簡単に予約できる。
その上、最安値保証となっているので、非常にお得で安心だ。
同サイトは、釣り船ごとの最新釣果も分かるので、タチウオを狙う釣り人なら日頃からチェックしてみてはいかがだろうか。
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