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FISHING JAPAN 編集部
魚はその種類によって様々なエサの食べ方をしますが、マダイの場合を考えてみましょう!
マダイの摂餌(せつじ)行動は、飛びつき反転型と呼ばれるタイプです。
つまり、エサに飛びついた瞬間に反転して逃げるというわけです。
アタリが出た直後に大きく竿を引き込むのは、このためになります。
魚はエサを見つけるために様々な器官を使います。
視覚、聴覚、それに嗅覚です。
この中でマダイが他の魚より優れているのは、嗅覚だと言われています。
嗅覚の能力は、臭いを感じる器官、嗅房の嗅板の数とその配列によって決まります。
嗅板の配列は、H→G→F→D→C→Bの順に嗅覚が鋭くなるのですが、マダイは最高のHに含まれており、嗅板の数も55と多いです。
ちなみにサヨリやサンマなどは、配列がCと下から2番目に低く、嗅板の数も1つしかありません。
イシダイでも配列はGで嗅板の数は24、マダイの半分程度しかないのです。
これを見ると、マダイの嗅覚がいかに優れているのかわかりますよね!
マダイの嗅覚に訴えるために、どんなコマセを使えばいいのでしょうか?
マダイのコマセ釣りは、オキアミだけというところが多いですよね。
確かにオキアミはいいエサですが、臭いはさほど強くありません。
そこで、遠方からエサを感知させるために効果的なのがアミエビなのです!
アミエビの臭いが強いのは、皆さんよくご存知ですよね。
そこでアミエビ主体ではなく、オキアミのエサに少しアミエビを混ぜてやる、これが意外に効果的なのです。
ブリやヒラマサはエサがあればむさぼり食うタイプですが、マダイはそうではありません。
養殖業者さんたちによると、マダイは1日に何回も小分けしてエサをやらないと食べ残しが増え、摂餌の効率が悪いそうです。
このような習性からも分かるように、マダイを釣ろうと思えば、青物のように大きなマキエカゴを使って、一度に大量のエサを撒く方法は適さないのです。
そのため、マキエカゴはできるだけ小さめ、1回に撒く量も少なめにして、ちょぼちょぼ撒いてやるのが効果的です。
「マキエを食べたいけど、もっとないかな~。」と言ったように、マダイを飢餓状態にしてやるのが、理想的な釣りとなります。
ぜひ、みなさんも参考にしてみてくださいね!
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