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スズキの隠れ美味料理「奉書焼き」をご存じですか?白身魚なら作れちゃう!深イイ歴史の漁師料理をご紹介!

FISHING JAPAN 編集部

スズキの旬は夏だと言われていますが、産卵をひかえた寒い時期の「腹太スズキ」の味も、夏とはまた違った美味しさがあります。

夏も美味しいが、冬も美味しい。

そんな裏の旬がある魚なので、きっといろんな料理法があるんでしょう!と思われるかもしれませんが、実は意外に少ないのです。

冬のスズキをどのようにして美味しく食べたらいいのか・・・

釣り人の皆さんは、気になりませんか?

スズキの隠れ美味料理は「奉書焼き」

スズキといえば「あらい」。

冷蔵庫などでキンキンに冷やして味噌などで食べると最高です。

しかし、あともうひとつオススメ料理があります!

島根県松江の宍道湖(しんじこ)で昔から「宍道湖七珍」のひとつに数えられる、スズキの「奉書焼き(ほうしょやき)」がそれです。

奉書焼きの起源は江戸時代

聞くところによれば、奉書焼きの起源は古く、江戸時代にまで遡ると言われています。

みぞれ混じりの寒風が吹きすさぶ真冬に、卵を腹いっぱいに抱いた「腹太スズキ」が産卵場所を求めて中海(なかうみ)から宍道湖へと上ってきます。

これを待ち受けていた漁師たちが、越中網と呼ばれる袋網で一網打尽にしてしまうのですが、なにしろ真冬の漁です。

ひと網上げるごとに暖をとらなければやってられません。

漁師たちは親船にしつらえた囲炉裏をかこみ、茶碗酒をあおりながら囲炉裏の灰の中で蒸し焼きにしたスズキをほうばり暖をとっていたそうです。

漁師の藩主への心遣いからできた料理

このような漁を見ていたのが、ときの藩主・松平 不昧公(まつだいら ふまいこう)です。

きっと「わしにもひとつ」とスズキの蒸し焼きを所望されたのでしょう。

でも、灰まみれのスズキをそのままお出しするのは、あまりにも失礼だと思った漁師が濡れた奉書に包んで焼く方法を考えたのだそうです。

これが奉書焼きの起源だと言われています。

タラなどの白身魚でも作れる

魚料理に歴史があるのはおもしろいですし、実際に作って食べてみたくなりますよね。

この奉書焼きは、お手軽な魚だとタラなどの白身魚でもできるようですよ!

これからの季節にぜひ、スズキを釣ってご自身で料理してみてはいかがでしょうか?

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