カヤックのアップ写真

フィッシングカヤックってどんなふうに操ればいいの?

FISHING JAPAN 編集部

フィッシングカヤックに乗って、釣りを楽しむ人が増えてきました。

河川はもちろん、池や湖・海でも浮かんでいる姿を見つけることがあります。

パドルを手で持って漕いでいるので、ロッドはいつ持つのでしょうか?

ここでは、フィッシングカヤックの特徴や操り方・釣り方についてご紹介しましょう。

フィッシングカヤックってどんな乗り物なの?

フィッシングカヤックとは、硬質な樹脂て出来ているコンパクトな手漕ぎボートのことです。

最近では、エレキモーターや足漕ぎパドル機能を携えたモデルが登場していますが、基本的には両手で持ったパドルを漕いで、前進・後進・方向転換をおこないます。

全長は2mとコンパクトなものから、3mを超えるロングレングスのものまで揃っています。

コンパクトサイズのカヤックは、車に積み込みやすく、釣り場までの運搬に便利です。

水面に浮かんだら、小回りがよく利いて、さまざまなポイントへアプローチしやすいでしょう。

その反面、なかなかスピードが乗らないので、パドルを漕いでいる割りには進みにくい感じがします。

3mを超えるロングレングスのカヤックなら、直進安定性はバツグン。

あっという間にスピードが乗るので、遠くのポイントまで移動するのが、とてもスムーズでしょう。

ただし、船体の幅がスリムになるので、身体を捻る程度の動きでも、水面の上で傾いてしまいます。

慣れるまでは、その傾きを修正するのに気が散ってしまい、釣りに集中するのは難しいでしょう。

それから車への積み込みは、車内ではなく屋根の上、すなわちカートップスタイルになります。

キャリアを車の屋根に装着して、専用のベルトで固定すればフィッシングカヤックは乗せられるのですが、この作業がなかなかの手間なのです。

ロングレングスのカヤックともなると、ウエイトは20kgを超えてきます。

それを単独で車の屋根の上に乗せるのは、ひと苦労で、乗せたらベルトで引き締めて止める作業が要ります。

もし釣り場をひんぱんに移動する釣りスタイルなら、釣りを始める前に疲れてしまうでしょう。

このようにフィッシングカヤックには、サイズによってメリット・デメリットがハッキリと存在します。

大は小を兼ねるという理論は通用せず、自分の釣りスタイルにマッチしているほうを、確実に見極めなければなりません。

オールラウンドでマルチパーパスなフィッシングカヤックは、存在しないといっていいのではないでしょうか。

フィッシングカヤックの基本的な操り方!

フィッシングカヤックの操り方について、取り上げてみましょう。

手に持つパドルは、長めのほうがバランスは取りやすく、水をつかまえるのも楽です。

左右の手に握って平行に掲げた状態から、あまり極端に傾けなくても、長さがあるぶん水面に着きやすいからです。

正面を向いて、左側のパドルのみを水に浸けてみてください。

それだけで、まるでフィッシングカヤックの左側に杭を打ったかのような支点が発生します。

漕がなくても手首をひねるだけで、カヤックが左に旋回していきます。

水に浸かったパドルを前へ押せば、旋回は止まります。

後ろへ押せば、船首が右へ向こうとします。

移動距離はほとんど伸びていないのに、手首の返しと左右どちらのパドルを浸けるかで、旋回ができるようになるわけです。

普通に左右交互にパドルを漕いだ後も、どちらかのパドルを水に浸けるだけで、旋回に移れます。

それが制動にもつながるので、フィッシングカヤックをほぼ自由自在に動かせるようになります。

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フィッシングカヤックの乗り込み方!

フィッシングカヤックに乗り込む際が、いちばん揺れるのではないでしょうか。

ロッドワークを繰り出している最中は、さほどバランスを崩してしまう展開にはなりません。

乗り込むときに、最も注意したいのが、自分のお尻の位置です。

少しでもフィッシングカヤックの中心線上を外していると、外している側に傾きます。

すぐに両手をカヤックのサイドに着けて、お尻を持ち上げながら位置を修正してください。

中心線をとらえることができれば、移動を開始してかまわないでしょう。

こういった基本的な動きは、何度も水面に浮かぶことで習得できます。

砂浜のようななだらかな地形を見つけて、そこからフィッシングカヤックに乗り込むようにすれば、安全に練習できるのではないでしょうか。

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フィッシングカヤックに乗せて使うのにおすすめの釣りタックルを選んでみた!

フィッシングカヤックに乗せて池や湖で使うのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

短めなブランクスのスピニングロッドなら、アングラーの前方デッキに置いて、パドルを操作しやすくなります。

リールは、3000番前後のサイズのスピニングリールなら、さまざまな釣りに対応できるでしょう。

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アブガルシアブランドからリリースされている、マルチピース仕様のスピニングロッドです。

全長は1.98mと、取り回ししやすい長さになっています。

4ピース仕様なので、仕舞寸法は52.9cmにまで縮まります。

これなら車に常時積んでおいても、さほど邪魔にはならないでしょう。

先径/元径は、1.35/8.3mmです。

ウエイトは102gですから、かなり軽く感じます。

適合するルアーウエイトは、1/32ozから5/16ozまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら3lbから8lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95%に設定されています。

実際に手に取ってみると、じゅうぶんな張りがあって、ロッドワークしやすい印象です。

継目でぎこちなく曲がることはなく、負荷が掛かったらブランクス全体の曲がりで支えられるでしょう。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

フィッシングカヤックに乗せて、前方デッキに突き出した状態で置くこともできますし、ロッドホルダーに立てて移動することも可能でしょう。

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人気のカルディアLTシリーズの中から、3000番サイズのエクストラハイギアモデルを選んでみました。

ギア比は6.2対1に設定されているので、ハンドル1巻きにつき93cmものラインを巻き取ることができるように作られています。

最大ドラグ力は、余裕の10.0kgを誇っています。

ウエイトは205gで、ラインキャパは、PEラインなら1.5号を170m巻けます。

モノフィラメントラインなら、10lbを120m巻くことが可能です。

ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは6個搭載しています。

実際に手に取ってみると、ハンドルの巻き心地はとても滑らかで、ローターのレスポンスも良好です。

やや太いラインを大量に巻けますから、大型魚をターゲットにした釣り方でも、じゅうぶん対処できるでしょう。

実売価格は1万円台と、とても購入を検討しやすい価格帯に収まっています。

バス釣りはもちろん、チヌやシーバスなどを狙うのに、ちょうどいいのではないでしょうか。

フィッシングカヤックを駆使して釣りを楽しもう!

フィッシングカヤックの特徴や操り方、おすすめの釣りタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?

水面に浮かんでおこなう釣り方ですから、ライフジャケットの着用は必ず意識してください。

その他帽子や偏光グラスも着用しておくと、熱中症や紫外線対策にもなります。

加えてランディング用ネットを持参しておけば、バラシを減らせるケースが増えるでしょう。

定期的にフィッシングカヤックを接岸させて降り立ち、身体を休めることも重要です。

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