23カルカッタコンクエストBFSはどう変わったの?2023年シマノの新ベイトフィネスリール
渓流トラウトゲームやバス釣りシーンでひんぱんに見かけるようになった、ベイトフィネススタイル。 小型ルアーを正確にピンポイントへと届けるのに、精巧でスムーズなキャスト+巻き取りを…
FISHING JAPAN 編集部
I字系ルアーとして高い人気を誇っているシマノのバンタム ジジル85ジェットブーストに、2023年新しいカラーバリエーションが加わります。
ロングキャストしても視認性が高いので発見しやすく、不意のバイトにも対応可能になるでしょう。
その特徴や使い方、おすすめのタックルについてご紹介します。
目次
バンタム ジジル85ジェットブーストとは、シマノから発売中のI字系フローティングルアーのことです。
ミノーのようなリップは付いていませんから、リールハンドルを回してリトリーブすることで誘いをかけるのが基本アプローチとなります。
加えてロッドワークを仕掛けることで、頭部すぐ後ろに設置されているワグロックジョイントが、ランダムに首を曲げ、生命感溢れるダートアクションを発生させます。
ラインの比重が高いフロロカーボンラインにつなぐと、下方向へ引っ張られることになり、ややダイブしてから浮上するという、瀕死のベイトフィッシュを演出することも可能です。
全長は85mmで、ウエイトは6g。
フックは、8番サイズのトレブルフックが2つ標準で装備されています。
ベイトフィネスタックルで操れないスペックではありませんか、ルアーの引きしろを考慮すると、ロングキャストしやすいスピニングタックルと組み合わせるほうがいいでしょう。
バンタム ジジル85ジェットブーストには、シマノオリジナルの重心移動システム・ジェットブーストが搭載されています。
重心ウエイトがキャストの際には最後尾近くへ移動、着水のタイミングで元の腹部へバネで押し戻される仕組みになっています。
貫通シャフトの上を重心ウエイトが滑るので、スムーズに元の位置へ戻れるメリットがあります。
多彩なロッドワークに反応させるには、このジェットブースト機構は外せない要素といえそうです。
またバンタム ジジル85ジェットブーストの体表には、美しいウロコ模様が並んでいます。
これをスケールブーストと呼び、シマノ製ルアーの誘いスペックとして広く知られるようになってきました。
接近してきたフィッシュイーターたちは、目の前にいるものが捕食対象であるかどうかを判断しなければなりません。
離れているときは水の動きやフラッシングの度合いで興味を持ち、いざ食い付くかどうかを決めるのに、ウロコの有無は大きな判断材料となるでしょう。
バンタム ジジル85ジェットブーストを実際にフィールドで使ってみました。
PEラインの0.6号にショックリーダーラインの2号をつないで、その先端にルアーを結びます。
ロングレングスのスピニングロッドに、2500番のスピニングリールを装着。
フルキャストすると、かなり飛距離を叩き出すことができました。
沖合いのブレイクラインには、じゅうぶん届いていますから、まずはゆっくりとリトリーブをスタート。
ブレイクラインの真上に差し掛かった辺りで、制動をかけてポーズ。
自然にジョイント部分が曲がり、左へとカーブしてから静止。
最後尾に付いているファイバーテールが、しっかりと水に漂って生命感を溢れさせています。
タックルボックスに収納していたときは曲がっていたファイバーテールですが、水に浸るとナチュラルさが戻るのはありがたいです。
そのままポースを続けて、風が出たタイミングでリトリーブを再開。
岸際に到達するまでに3匹のバスが追従してきて、リトリーブスピードを変えずに泳がせていると、リアフックに上手く掛かってくれました。
ロッドをいきなり立てずに、まずはリールハンドルを回してラインのたるみを取り除きます。
ピーンと張り詰めた状態になったら、バスが向かう方向とは逆にロッドティップを倒し、ブランクスにしっかり負荷をかけてください。
意識するのはバスではなく、ブランクスの曲がりが真っ直ぐに戻らないようにすること。
リールハンドルを回し続ければ、ブランクスは曲がったままになるので、それを続けてバスを取り込むようにしてください。
バンタム ジジル85ジェットブーストには、2023年3種類の新しいカラーバリエーションが追加ラインナップされます。
●021 マットチャートカラー
●022 エナジーチャートカラー
●023 フルピンクカラー
どれも視認性が高く、操作しやすい配色になっています。
バスからも見やすいので、発見してからバイトまでの時間は短めでしょう。
もしバイトに至らなかったら、スケールブースト搭載の既存ナチュラルカラーに切り換えて、再度アプローチしてみてください。
それではバンタム ジジル85ジェットブーストをロングキャストしてリトリーブを敢行するのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、長めブランクスのスピニングロッドがマッチします。
リールは、2500番サイズのスピニングリールなら、ラインストック量じゅうぶんで対応できるのではないでしょうか。
シマノ(SHIMANO) バスロッド ゾディアス 2021 268L-S バス釣り
シマノのバス釣り用ロッド・ゾディアスシリーズの中から、6.8ftのスピニングロッドを選んでみました。
全長は2.03mあるので、ロングキャストするのに適しています。
継数は2本ですがグリップジョイント方式を採用していて、仕舞寸法は177.3cmと長めです。
ウエイトは92gで、先径は0.9mm。
適合するルアーウェイトは、2.5gから10gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら3lbから6lbまでです。
グリップの長さは208mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は98.8%になっています。
実際に手に取ってみると、とても軽くてロッドティップがしなやかに曲がる感じがしました。
張りはじゅうぶんあるので、バンタム ジジル85ジェットブーストをロングキャストするのに便利でしょう。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ヴァンフォード 2500SHG バス釣りから本流トラウトまで エギング ライトソルト
軽量なスピニングリールとして人気のシマノ・ヴァンフォードシリーズの中から、2500番サイズのハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は6.0対1で、ハンドル1巻きにつき89cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力は2.5kgで、最大ドラグ力は4.0kg。
ウエイトは175gと軽めで、ハンドルの長さは55mm。
スプール寸法は、直径が47mmでストロークが17mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを130m、PEラインなら0.6号を200m巻けます。
ボールベアリングは、7個搭載しています。
実際に手に取ってみると、巻き心地は軽やかで滑らか。
ローター回転の追従性は良好で、ドラグレスポンスもライトラインに過度な負担をかけないレベルです。
実売価格は2万円台と、購入しやすい価格帯に収まっています。
バンタム ジジル85ジェットブースト追加カラーの気になる発売日は、2023年の3月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,930円です。
タフコンディションでなかなかバスが口を使ってくれないとき、ルアーローテーションの一角にこのルアーを持ってくると、バイト誘発のトリガーになるはずです。
丁寧なアプローチからのスローリトリーブが効果的で、時折ポーズやダートアクションを入れるのを忘れないでください。
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