高比重ワームで冬のロックフィッシュを釣り上げたい!
バス釣りにおける高比重ワームの使用頻度は、かなり高いものになっていますが、他の釣りではあまり聞かれません。 効果が見込めないのか、単に試していないだけなのか、情報が少ないと判断…
FISHING JAPAN 編集部
千葉県から鹿児島県まで全国に70の店舗を展開している「釣りのポイント」で、釣具を購入した経験のある人は多いでしょう。
経営しているのは、福岡県北九州市に本社を持つ、株式会社タカミヤです。
釣具問屋業からスタートして、オリジナルのアイテムも多数開発。
その中から、タカミヤのルアーについて詳しくご紹介しましょう。
目次
釣具のポイントやネット通販サイトなどに豊富に並んでいる、タカミヤのオリジナルルアー。
対象魚によって分かりやすくラインナップされていて、しかもかなりの低価格。
これなら初心者アングラーはもちろん、エキスパートも積極的に購入しやすいでしょう。
数あるタカミヤルアーの中から、評判の高いおすすめアイテムをピックアップ。
実際にフィールドで使ってみた感想も添えて、詳しく取り上げてみましょう。
●タカミヤのおすすめルアー①ファルケンバイブ
こちらは、プラスチック樹脂製のバイブレーションルアーで、バス釣り用に開発されたオリジナルアイテムです。
ウエイトは3/8ozですから、10gを少し超えたぐらいの設定。
シンキング仕様なので、着水するとそのままボトムへ向かって沈んでしまいます。
全長は60mmなので、アピール度につながるボリュームを保持していることになります。
実際にラインに結んでキャストしてみると、じゅうぶんな重さが備わっているからなのか、飛距離はしっかり伸びてくれる印象を持ちました。
かなり低重心なバランスですから、着水して沈めた後リトリーブを開始すると、すぐにブルブルと振動が伝わってきます。
レスポンスがとても良好なのが分かりますし、その振動に連なって軽快なラトル音も鳴り響いています。
着底させても根掛かりがほとんど無いのは、やはり低重心が効いていて、ひんぱんに横倒れしていないのかもしれません。
試しに着底してからのリフト&フォールを、連続させてみましたが、ボトムに引っ掛かってしまうトラブルは皆無でした。
オカッパリで池の最深部を丁寧にトレースするのに、とてもマッチするかもしれません。
バスは最後尾のトレブルフックに掛かることが多く、後追い状態で引き付けているのが分かります。
お腹側のフックアイから最後尾のフックアイにかけて、湾曲するように凹んだボディデザインなので、この空間を水が通り抜けることに。
クランクベイトなら横に倒れつつアクションを繰り返すのですが、ファルケンバイブは背中にラインがつながっているので、倒れるアクションは強制的に抑えられます。
それが反動となって、発生した振動がより一層キレのあるものに切り換わっていく感じを受けました。
広範囲に散っているバスを見つけ出す、サーチベイトとしての役割をじゅうぶん果たしてくれるでしょう。
設定されているカラーバリエーションも豊富で、定番のキンクロやギル系配色、マット仕上げのチャート系配色も用意されています。
釣り場のシチュエーションに合わせて、上手くカラーローテーションを実施すると、バイトを呼び込めるかもしれません。
●タカミヤのおすすめルアー②ファルケンRスピンブレード
ウエイトが18g・24g・30gと、3種類から選べるようになっている、テールスピンジグです。
メタル素材のボディなので沈みが素早く、リトリーブしながら足元まできっちりトレースできるのが嬉しいです。
ブレードタイプはウィローリーフで、フラッシング効果は高め。
ボディは最小で45mmで、そこに40mmのブレードが連なっている状態です。
ボディとブレードはベアリングスイベルでつながっているので、回転はとても安定している印象を受けました。
日中の防波堤周りで、ボトムやコンクリート壁に付いているシーバスを狙うのに向いています。
サーフエリアでは、ヒラメやマゴチを効率よくバイトに持ち込めるでしょう。
●タカミヤのおすすめルアー③ファルケンRカイト
コンパクトで軽めのメタルジグで、ショアからのライトソルトウォーターゲームで活躍してくれます。
ウエイトは10gと15gの2種類設定ですから、本格的なショアジギング用ではありません。
エギングゲーム用のタックルを用意してキャストぐらいが、丁度いいアイテムだと考えてください。
フラッシャー付きのシングルフックが標準で付いていて、バイトを確実にフックアップしてくれるでしょう。
表と裏を手に取って見てみると、非対称のデザインになっています。
グロー系のカラーバリエーションも用意されているので、さまざまな魚を引き付けることができるでしょう。
カサゴ・メバル・キジハタ・カマス・メッキなどを、防波堤や磯場などから狙ってみてください。
タカミヤのソルトウォーターゲーム用ルアーを操るのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、張りのあるブランクスを採用したスピニングロッドがマッチします。
リールは、3000番前後のサイズのスピニングリールに、1号前後のPEラインを巻いてアプローチしてみましょう。
タカミヤ(TAKAMIYA) H.B concept MOBILITY CAST SEABASS 864ML
タカミヤからリリースされている、モバイルパック系シーバスゲームロッドです。
全長は2.59mで、継数は4本。
仕舞寸法は、なんと69cmにまで縮まります。
ウエイトは163gと軽めで、先径は1.7mm、元径は11.8mmです。
適合するルアーウェイトは、最大で28gまでなので、テールスピンジグもメタルジグもキャストできるでしょう。
適合するPEラインは、0.8号から1.5号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98%になっています。
実際に継いで振ってみると、継目は安定していて、しなやかに曲がり込んでくれます。
負荷に対して美しい弧を描いてくれるのて、魚が掛かってからじっくりと時間をかけて、水面に浮かせることができるでしょう。
実売価格は5千円前後と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
仕舞寸法が短いことで、クルマに常に載せておいても邪魔にならないでしょう。
偶然得た釣りの機会を逃さずに済みますから、思わぬ大物と対峙することになるかもしれません。
シマノのストラディックシリーズなら、ライトソルトウォーターゲームをぞんぶんに楽しめますし、タカミヤの各アイテムにもマッチするでしょう。
こちらはギア比6.0対1で、ハンドル1巻きにつき89cmのラインを回収することができます。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、3.5/9.0kg。
ウエイトは225gと軽めで、スプール寸法は直径が47mmでストロークが17mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3号を150m、PEラインなら1.5号を270m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは6個搭載しています。
実際にフィールドで使ってみると、軽さと剛性・耐久性のバランスが絶妙で、とても扱いやすい印象を持ちました。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
タカミヤのオリジナルルアーの特徴や実釣インプレ、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
どのルアーも低価格に設定されているので、複数のカラーバリエーションを購入し試しやすくなっているのも、大きな魅力といえるでしょう。
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