ルアーのアップ写真

iウエーバー74SSSに2023年新しいカラーが仲間入り!OSPのジョイント式i字ミノー

FISHING JAPAN 編集部

タフコンディションにおけるバス釣りでは、リップ付きミノーでもワームリグでも口を使ってくれないケースがあります。

OSPのiウエーバー74SSSなら、独特のi字アプローチによってバスを振り向かせられるでしょう。

2023年には、新しいカラーバリエーションが追加される予定。

その特徴や実釣インプレを、詳しくご紹介します。

iウエーバー74SSSってどんなルアーなの?

iウエーバー74SSSとは、OSPからリリースされている、バス釣り用コンパクトミノーのことです。

全長は74.0mmで、ウエイトは4.5g。

スーパースローシンキング仕様に設定されていますから、着水したらゆっくり沈んでいくように作られています。

iウエーバー74SSSの特徴として、ジョイント構造であることが挙げられるでしょう。

これは、機敏に大きくアクションするためではなく、ルアー全体の上下運動を吸収するショックアブソーバーとしての役割を担っています。

ルアーの上下運動は、時としてバスの警戒心を膨らませる要因になりがち。

それを未然に防ぐための工夫が、ジョイント構造に盛り込まれていると考えてください。

もうひとつ特徴を挙げるとすれば、最後尾に装着されている特殊繊維でしょう。

水に自然に棚引いて、接近してきたバスに不信感を与えません。

バイトせずにUターンしていくバスも、この特殊繊維の動きを見れば、バイトを厭わなくなるはずです。

ボディは横向きに倒れた状態で泳ぐので、アングラーからもバスからも視認性が高いです。

フックには、10番サイズのトレブルフックが標準で装備されています。

実際にフィールドへiウエーバー74SSSを持ち込んで、バスを狙ってみました。

最初に向かったのは、平地の野池。

風を受けるシチュエーションだったので、風裏となるエリアへiウエーバー74SSSを投入して誘いをかけます。

水面からゆっくりと消えていくルアーを見ながら、ロッドティップを立ててリトリーブを開始。

あまり早くリールハンドルを回すと、水面近くまでヘッドアップした姿勢で浮き上がってしまいます。

水深50cm前後のレンジをキープするイメージで、スローリトリーブを繰り返します。

バスが追従してくるのが見えても、巻き取りのスピードは変えないほうがいいでしょう。

足元までルアーが到達してしまうと釣れないので、ロングキャストして引きしろを伸ばす作業は必要になります。

2匹のバスが後方から追いかけてくるのが見えた瞬間、ラインが走り始めました。

強くフッキング動作をおこなうのではなく、ロッドを立ててブランクスを曲げ、ラインテンションを張ってからリールハンドルを素早く回しての巻きアワセを敢行。

30cm程度の元気なバスをランディングし、その後も複数のバスに触れることができました。

iウエーバー74SSSを実釣で使ってみた!

次にiウエーバー74SSSを持ち込んだのは、山間部のリザーバーです。

減水で岩肌が露出しているインレット周辺にキャスト、やや沈めてからリトリーブをスタートさせました。

濁りが少し入っている状態だったので、ルアーが視認できなくなるのが早いです。

そういうときは、ラインの動きをしっかり見つめるようにします。

ロッドティップを45度ぐらいの角度にして、ラインがたるんだ状態をキープ。

リトリーブもラインが張り詰めないことを意識して、ゆっくりリールハンドルを回します。

バスが食い付いてきたら、たるんでいたラインがピンッと張るので、すぐに分かります。

それに合わせてフッキング動作をおこない、釣れてきたのはギリ40cmを下回るぐらいの、丸々太ったバス。

口の中に丸飲み状態だったので、ベイトフィッシュだと認識して食らい付いたのでしょう。

10番サイズのトレブルフックは小さいですが、口の中にすっぽり入ればバレることはまずありません。

ラインが傷む前に素早くランディングしてしまうのが、ベストの対応といえそうです。

2023年に新しく追加されるカラーバリエーションは1種類のみ!

iウエーバー74SSSには、2023年に新しいカラーバリエーションが1種類追加されます。

●リアルゴールドワカサギ RP91

どこから見ても、春先のワカサギの体色にそっくりです。

これならバスも見間違えて、あっという間に食い付いてくれるでしょう。

交換用の特殊繊維ヘアーが2本付いているので、欠損したら付け替えてください。

iウエーバー74SSSをキャストするのにおすすめのタックルを選んでみた!

iウエーバー74SSSをキャストしてリトリーブを繰り返すのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ウエイトが4.5gでジョイント構造なので、飛距離を伸ばしたいならスピニングロッドがマッチします。

リールは、2500番サイズのスピニングリールを装着して、細めのPEラインで対応してください。

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ダイワのリベリオンシリーズの中から、ML/Lパワーの可変ブランクスに仕上がっているスピニングロッドを選んでみました。

全長は1.98mと取り回ししやすく、2ピース仕様に設計されています。

仕舞寸法は103cmにまで縮まるので、あちこちの釣り場・ポイントへ持ち込みやすいでしょう。

ウエイトは89gと軽めで、先径/元径は1.5/9.9mmと細めです。

適合するルアーウエイトは、1.4gから9gまでですから、iウエーバー74SSSをキャストするのに丁度いい調子になっています。

適合するラインは、2.5lbから6lbまで。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99%です。

実際に手に取って振ってみると、全体的に張りを感じるものの、負荷が掛かるとしなやかに曲がり込んでくれる印象を持ちました。

ロッドティップが真っ直ぐなままという感じで、ベリーからバットにかけてクッションを生み出しています。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

2ピース仕様なので、オカッパリはもちろん、ボート・カヤックでの釣りに活用しやすいでしょう。

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト LT2500S-XH(2022モデル)

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ダイワのハイエンドスペックモデル・イグジストシリーズの中から、2500番サイズのエクストラハイギア仕様を選んでみました。

ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きにつき87cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は5kgで、ウエイトはなんと160gしかありません。

スプール径は45mmで、ラインキャパはモノフィラメントラインなら4lbを150m、PEラインなら0.6号を200m巻けます。

ハンドルの長さは50mmで、ボールベアリングは12個搭載しています。

実際に手に取ってみると、ハンドル回転は滑らかで軽やか、しっとりとした巻き取り感が、リトリーブのしやすさを下支えしてくれる印象です。

ドラグレスポンスも申し分なく、ライトラインを用いたアプローチに余裕を与えてくれるでしょう。

実売価格は8万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。

質感の高いスピニングリールを長い期間使い続けたいなら、思い切って購入してみることをおすすめします。

iウエーバー74SSS追加カラーの気になる発売日はいつ?

iウエーバー74SSS追加カラーの気になる発売日は、2023年の2月上旬を予定しています。

メーカー希望販売価格は、2,035円から2,365円です。

なかなか口を使ってくれないタフコンディションのバスに、積極的にアプローチする手段として選んでみましょう。

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