ベントミノーで釣りたい!バス・シーバス・トラウト・シイラなどに効くO.S.P定番ミノー
並木敏成プロが主宰するO.S.Pから、リップのないミノーがリリースされています。 その名は、ベントミノー。 発売以来バスはもちろん、シーバスやトラウト・シイラなどのフィッシュイー…
FISHING JAPAN 編集部
3連のトレブルフックが、92.5mmのショートレングスボディにきっちり並ぶというのが画期的だった、ospのジャークベイト・アシュラⅡSP。
2023年には、3種類の新しいカラーバリエーションが追加されます。
その特徴や実釣インプレを、詳しくご紹介しましょう。
目次
アシュラⅡSPとは、ospからリリースされている、3連フックのジャークベイトのことです。
全長は92.5mmと短く、ウエイトは8.4gになっています。
シンプルな重心移動システムが搭載されていて、フックアイの上をスムーズに乗り越えるよう、横向きのローライドなフックアイに仕上がっているのが特徴です。
重心移動ウエイトはラウンド形状ですが、ボディ下部に薄く配置されている固定ウエイトは、間違いなく低重心を生み出しています。
ジャークベイトが低重心だと、アクションさせてからの姿勢の復元が、とてもスピーディーにおこなわれます。
それが動きにキレを発生させ、バスの捕食スイッチをオンにするでしょう。
アシュラⅡSPのリップにも注目してください。
初代モデルの後刺しリップとは異なり、一体成型を採用しています。
ボディの前側の空気室容量が拡大していて、水中姿勢が水平に近くなりました。
またリップの角度を寝かせて、リップの付根の幅を広げているのて、ダート時のパワーとただ巻き時の安定感、早巻き時にバタつきにくく進化しています。
実際にアシュラⅡSPを釣り場に持ち込んで、試してみました。
MLパワーブランクスのベイトロッドに、12lbのモノフィラメントラインを巻いたベイトリールを装着。
まずはシャローエリアでキャストしてみると、ぐんぐん飛距離を伸ばしてくれます。
リップが空気抵抗となるかな?と感じていたのですが、重心が安定していてルアーそのものがほとんど回転せず、狙った位置よりも遠くに着水しました。
ロッドティップを下向きにして、トゥイッチを一度加えると、アシュラⅡSPのリップがしっかりと水をとらえてボディを横方向に飛ばします。
完全に左を向いている状態から、次のトゥイッチで見事に右へ飛び、かなり幅のあるダートアクションを体感できます。
ボディ側面がフラットなので、フラッシング効果はバツグン。
ギラッギラッと光るたびに、効果的な誘い要素が溢れているわけです。
バスのバイトは、いきなり真横からすっ飛んできて、頭部に噛み付きひったくるようなものでした。
まぎれもなくエサだと勘違いしているのでしょう。
広範囲を丁寧に探ることに長けていて、クランクベイトやバイブレーションルアーに反応しなかったバスも、じゅうぶん拾える可能性を秘めています。
アシュラⅡSPを別のシチュエーションでもキャストしました。
12月に入った低水温期で、バスの活性は著しく低下しています。
とはいえ捕食活動が枯れてしまうことは極寒期でもないので、バスが北西風の当たる風下に差してくるのを待ちました。
バスが入ってくれば、ベイトフィッシュは追われます。
水面に飛び出すほど逃走するケースもあるので、波間に発生するちょっとした変化を見逃さないようにして、発見したら即アシュラⅡSPをキャスト。
低水温によってサスペンドがスローシンキングに変わるときがあり、やや沈めてからスローリトリーブを敢行。
トゥイッチをおこなうと、バスが追うのを止めてしまうことがあり、冬はスローリトリーブを徹底します。
3連フックがこういうケースで役立ってくれて、繊細なショートバイトを確実にフッキングに持ち込むことができました。
アシュラⅡSPには、2023年3種類の新しいカラーバリエーションが追加されます。
●チャートバックゴースト GH64
●KFGシラワカ H88
●リアルゴールドワカサギ RP91
視認性の高い配色や、リアルでナチュラルな配色が追加されることで、釣りの幅がもっと広がるでしょう。
水質や日照に合わせて、カラーローテーションを仕掛けてください。
同じエリアでも、カラーを変えるだけで反応してくるバスが居るかもしれません。
アシュラⅡSPをキャストして広範囲をチェックするのに向いている、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
ロッドは、MLパワーブランクスのベイトロッドがマッチします。
リールは、スローリトリーブすることも考慮して、ノーマルギアのベイトリールを装着してください。
ダイワ(DAIWA) バスロッド ブラックレーベルLG 632MLFB 釣り竿
ダイワのブラックレーベルLGシリーズの中から、6.3ftのMLパワーブランクスベイトロッドを選んでみました。
全長は1.91mと、扱いやすい長さに設計されています。
継数は2本で、仕舞寸法は100cmにまで縮まります。
ウエイトは101gと軽めで、トゥイッチやジャークを繰り出すのに適しているでしょう。
先径/元径は、1.8/12.9mm。
適合するルアーウエイトは、3.5gから21gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら6lbから14lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98%になっています。
実際に手に取ってみると、2ピース仕様で持ち運びがとても楽におこなえます。
負荷に対してしなやかに曲がり込みますから、バスからの衝撃もしっかり吸収してくれるでしょう。
グリップは細身で握りやすく、細やかなロッドワークを駆使するのにマッチしています。
実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。
オカッパリはもちろん、ボートやカヤックからでもアプローチしやすいので、積極的に使いたくなるおすすめの1本です。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 20 TATULA SV TW 103HL (2020モデル)
ダイワのタトゥーラSVシリーズの中から、ノーマルギアモデルを選んでみました。
ギア比は6.3対1ですから、ハンドル1回転につき63cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
ウエイトは190gと軽めで、最大ドラグ力は5.0kg。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを90m巻けます。
ハンドルの長さは85mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。
実際に手に取ってみると、パーミングしやすいロープロファイルデザインで、TWSも装備しています。
キャストフィールは、ややブレーキの掛かりが早く感じますが、ダイヤルを微調整しながら飛距離を伸ばしてみましょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ラインは、12lb以下にしたほうが、安定して飛距離を伸ばせるかもしれません。
PEラインの0.8号前後を巻いて、表層をトゥイッチしたりスローリトリーブするのも有効です。
やや浮き上がり気味になりがちなので、ショックリーダーラインには比重の高いフロロカーボンラインを用いて、水面から飛び出さないようにしましょう。
アシュラⅡSP追加カラーの気になる発売日は、2023年の2月上旬を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,925円です。
コンパクトなボディに3つのトレブルフックがぶら下がっていると、どの方向からバスに襲われてもフックアップしやすいメリットを持っています。
ただし、バイトを感じたら即フッキングするのではなく、ラインテンションが張り詰めて横走りを始めるまで、待ったほうがバラシは減るかもしれません。
フッキング後は、リールハンドルを回す手を一切止めず、一気に引き寄せることを心がけましょう。
ベントミノーで釣りたい!バス・シーバス・トラウト・シイラなどに効くO.S.P定番ミノー
並木敏成プロが主宰するO.S.Pから、リップのないミノーがリリースされています。 その名は、ベントミノー。 発売以来バスはもちろん、シーバスやトラウト・シイラなどのフィッシュイー…
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