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【船釣りマガジン】[タカハシゴーの親子でゴー 沖釣りをめぐる父と子の冒険と成長の物語?!(第69回)]おれ「ら」の向き剥きカワハギ(山下丸/神奈川県久比里港)

隔週刊つり情報編集部

あまりにもスラスラと原稿を書き進めている自分に驚いたことがある。

行き詰まりも滞りも迷いもなく、水源地から河口へと突き進む川の水のように、最初から最後まで一気に書けたのだ。

呼吸のように自然で、もはや「原稿を書いている」という意識はなかった。

オレは自動的に画面に流れ出る文字を目で追い、間違いがないかを確かめているだけ。

他人事のような不思議な感覚だった。

原稿の出来不出来はともかくとして、あまりにスムーズに書いてしまったことに、「ああ、オレは原稿書きが向いてるんだなあ」と思った。

うぬぼれ・・・じゃないと思う。

どうだろう。

分かんないな。

でも、いつ仕事が枯渇してもおかしくないフリーランスという弱っちい立場で20年以上仕事をさせてもらっているし、極めてまれに原稿をほめてもらえることもあるし、まぁ総じて向いていると言えるのではないか。

翻って、カワハギ釣りである。

明らかに、剥いていない。

え?誤字?いやいや、剥けないんですよ、アサリ。全然。

貝殻が割れてしまったり、開いたと思ったら身をグズグズにしてしまったりと、まるで思いどおりにならない。

ときは12月3日、横須賀は久比里の山下丸の船着き場で、オレと蒼一郎は黙々とアサリの殻を剥いていた。

いやだから正確には剥けていなかった。

事前に山下丸三姉妹の坂本圭子さんがお手本を見せてくれたのだが、チャッ(アサリをタルから拾い上げている音)、スッ(殻の間にナイフを差し込んでいる音)、パカッ(殻が開いた音)、クリッ(身を殻から剥がしている音)、ポトッ(身をタッパに落としている音)と、淀みがなくて美しい。

目次

  • 技を習得した10本の指先には、10の脳がある。
  • 世界GPも久比里のチャスパカクリポトも、等しくカッコいい。
  • 蒼一郎とおれ「ら」はひどい差だと、世界チャンピオンは言った
  • 蒼一郎の手記『カワハギ攻略法はこちら。』
  • 釣り船予約サイト「釣割」のスタッフがオススメする釣り船はこちら!

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