人気のフィッシュキャッチャー&グリップ特集!コスパがいいのはどれ?
ソルトウォーターゲームでは、歯の鋭い魚を釣り上げる機会が多くなります。
そのまま手で持つのはとても危険ですから、フィッシュキャッチャーやフィッシュグリップを用いて安全にホールドしましょう。
ここでは釣り場で扱いやすいアイテムをピックアップ、その特徴についてご紹介します。
目次
フィッシュキャッチャー&グリップとは
フィッシュキャッチャー&グリップとは、釣れた魚をホールドするのに用いる便利アイテムのことです。
軽量で頑丈な作りになっているので、魚のウエイトにもしっかり耐えられるようになっています。
アジングやメバリングなどの、ライトなソルトウォーターゲームなら、魚が軽いので樹脂製のフィッシュキャッチャー&グリップで対応することができます。
いわゆる魚バサミと呼ばれているもので、魚を側面から挟んでホールドするわけです。
軽いウエイトの魚なら、直接手でつかめばいいじゃん!と考える人がいますが、それはとても危険な行為です。
例えば、タチウオ。
平たくて薄いボディなので、ある程度長くてもウエイトは軽いですから、手でカンタンに持てそうなイメージです。
でも、その口を見てください。
とんでもなく鋭い歯が並んでいるので、これに触れただけでケガを負ってしまうでしょう。
そんなタチウオには、樹脂製のフィッシュグリップがベストマッチ。
エラの直後辺りを左右からしっかり挟んで、身動き取れないようにすれば、安心して写真撮影や締め作業をおこなえるでしょう。
アジングで釣れたアジもホールドしたほうが手が汚れませんし、ロックフィッシュの中には毒針を持った魚がいるので、フィッシュグリップを上手く活用したいものです。
それでは、おすすめのフィッシュキャッチャー&グリップをピックアップしてみましょう。
●フィッシュキャッチャー&グリップのおすすめアイテム①第一精工・ワニグリップミニMC
サイズは210x31x28mmとコンパクトで、ウエイトは80gと軽めに設計されています。
専用のホルスターに収納しておくと、釣り場でカンタンに取り出せるでしょう。
アーム部分の内側にギザ歯が設けられているので、一度挟んだ魚は逃げ出せなくなっています。
樹脂製なのでサビの心配は要りませんし、釣行後に洗浄して乾かしておけば、また次回の釣りで活用することができます。
実際に使ってみると、手のひらの中でバツグンの安定感を発揮。
ホールドした魚が暴れても、落としてしまう展開にはなりませんでした。
シマノのフィッシュキャッチャー&グリップは安定感バツグン!
●フィッシュキャッチャー&グリップのおすすめアイテム②シマノ・フィッシュグリップUE-301T
シマノからリリースされている、大き目サイズのフィッシュグリップです。
全長は335mmで、ウエイトは約410g。
ステンレス鋼をメイン素材にしていますから、高い剛性・耐久性を伴なっています。
トリガーを指で引くとツメが開いて、魚のアゴをホールドすることができます。
そのまま魚をぶら下げたら、そのウエイトをカンタンに量ることも可能です。
グリップ周りがとても握りやすく、水に濡れた状態でも滑りにくいのがメリットでしょう。
大型の魚を釣り上げたときに、積極的に使ってみましょう。
ダイワのコンパクトデザインタイプは使いやすさ満点!
●フィッシュキャッチャー&グリップのおすすめアイテム③ダイワ・フィッシュグリップV130K
ダイワから発売中の、コンパクトなフィッシュグリップです。
全長は約130mmで、ウエイトは約80g。
トリガー部分をスライドさせるだげて、ツメが開いて魚をホールドすることが可能です。
手に馴染むボリューム感があって、持ちやすいデザインになっているのが特徴といえるでしょう。
ステンレス製のフックによって、小型から中型の魚までホールドできます。
最後尾がカラビナになっているので、ゲームベストなどのD環に引っ掛けておくことができるのが嬉しいです。
実際にフィールドで使ってみると、取り出しやすくスピーディーに魚をつかめる印象です。
フィッシュキャッチャー&グリップを保持しやすいおすすめゲームベストを選んでみた!
フィッシュキャッチャー&グリップを持ち歩いて取り出しやすい、おすすめのゲームベストをご紹介しましょう。
ソルトウォーターゲームにおいては、タックルバッグすら持ち歩かないアングラーがいますから、収納力の高いゲームベストが重宝されている傾向があります。
フィッシュキャッチャー&グリップを保持する機能を持っているものがあるので、上手く使いこなしてみましょう。
シマノ(SHIMANO) ゲームベストライト グレー フリー VF-068T
- 最安値価格
- ¥11,778(Yahoo!)
シマノのゲームベストで、ライトな使い心地を実践するのに向いています。
シンプルな作り込みで、扱いやすくなっているのが特徴です。
大容量フロントポケットを装備していて、軽やかな着心地を実現し、重さ約1.0kgに仕上がっています。
ルアーの交換やショックリーダーラインの結び換えのときに便利な、ロッドホルダーが付いています。
肩パッドや背面のシマノロゴは、再帰反射プリントになっています。
他のアングラーからライトを照射されたときに、自分の居場所を知らせることができます。
ゲームベストの生地には、撥水機能を持ったものを採用していて、汚れがつきにくいです。
ゲームベストの内側にプライヤーホルダーをセット、細かい作業も的確に素早くおこなえるでしょう。
ボティサイズはフリーサイズで、裾囲は最大145cmまで広がります。
本体素材は、表裏ともにナイロン100%。
浮力材には、独立発泡材を用いています。
実際に着込んでみると、フロントポケットの大きさが際立っていますが、キャストやリトリーブの邪魔になる印象はありません。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ダイワ(DAIWA) フィッシングベスト フロートゲームベスト ブラックイエロー フリー DF-6206
- 最安値価格
- ¥15,108(amazon)
ダイワから発売中の、フロートゲームベストです。
着丈は33cmでフリーサイズ、本体の素材はポリエステル100%になっています。
止水ファスナー付きポーチはポリ塩化ビニル(PVC)で出来ていて、浮力材はポリエチレン独立発泡です。
浮力は、7.5kg/24時間以上ですから、落水の際に身体を支えてくれるでしょう。
肩ベルトの一部を衝撃吸収材にしているので、釣りをしているときの衝撃を吸収してくれます。
ベルトのズレを軽減するサスペンション機能が付いていて、プライヤーホルダーや500mlのペットボトルを吊り下げ可能なドリンクホルダーなどを搭載しています。
D環が付いているので、フィッシュキャッチャー&グリップを保持することもできます。
実際に着用してみると、各ポケットの収納量は大きく、さまざまな釣り方にマッチした装備に切り換えることが可能でしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
全体的に重くなってしまわないように、必要最小限の持ち物に絞り込むようにしましょう。
フィッシュキャッチャー&グリップを駆使して魚をしっかりホールドしよう!
フィッシュキャッチャー&グリップの特徴や使い方、おすすめのアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ランディング用のネットを持参していても、歯の鋭い魚が釣れてしまったら、ネットから取り出す際に危険が生じます。
それを防いで安全に釣りを楽しむためにも、フィッシュキャッチャー&グリップを上手く使いこなしましょう。
釣れる対象魚に合わせて、複数の種類をクルマに積んでおくと、釣り当日に慌てずに済むでしょう。
同行者が魚を釣り上げたときも、積極的にフィッシュキャッチャー&グリップでホールドして上げてください。
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