エギングの基本をマスターしよう!基本動作やおすすめエギ・タックルをピックアップ
エギングを始めるなら夏の終わりから秋がおすすめです。 春から夏にかけて孵化した新子のイカが、港内部や防波堤周りに集まってくるからで、エギング初心者の人でもカンタンに釣り上げるこ…
FISHING JAPAN 編集部
アオリイカやコウイカ・ツツイカなどをターゲットにしたエギングゲーム、ショアからの爽快なキャスティングで実践することができます。
初心者アングラーなら、どんなタックルを用意すればいいのでしょうか?
ここでは、エギングゲーム用のスタートセットについて詳しくご紹介します。
目次
エギングをスタートしたい!と考えている初心者アングラーにとって、最初のタックル選びは結構ハードルが高いものです。
釣具店やネット通販サイトを見ても、かなり多くのロッドやリールがズラリ。
どれが自分にマッチしているのか、どれなら釣りやすいのか分かりにくいでしょう。
そこでエギングを始める際のスタートセットの選び方をご紹介します。
①エギングゲーム用ロッドの選び方
エギングを楽しむためには、ロッドがとても重要になります。
ひんぱんにロッドを動かしながら、ラインやエギを操作するからです。
シャクリと呼ばれるロッドワークでは、ロッドブランクスを上下に素早く振ることになりますから、重いロッドではすぐに疲れてしまうでしょう。
目安は、110g前後の重さにして、これ以上重いロッドは避けたほうがいいかもしれません。
ただし、軽過ぎるロッドだとパワーやトルクが足りず、大型のアオリイカが掛かったときに耐えられないケースが。
ベリーやバットにじゅうぶんな張りが備わっているもので、トータルウエイトが軽いものがおすすめです。
そしてロッド選びでもうひとつ重要なのが、長さです。
短いロッドなら、機敏に素早く振り回せるメリットがありますが、ロングキャストやラインメンディングでやや不満が出るかもしれません。
逆に長いロッドなら、飛距離はカンタンに伸ばせますが、重くなる要素でもあるので、機敏なロッドワークを繰り出せないかもしれないのです。
ちょうどいい長さはないものか?と探してみると、8ftから8.6ft程度のものが、扱いやすい印象を持ちました。
ライン操作はもちろん、エギにアクションを加えるのも長けていますし、重過ぎないのもプラス要因です。
ブランクスのパワーは、MLからMぐらいが、硬過ぎずに振り回しやすいでしょう。
あまりに硬いブランクスにすると、せっかくイカがエギを抱いてきても、弾いてしまうトラブルにつながる可能性があるからです。
②エギングゲーム用リールの選び方
エギをロングキャストして、フリーフォールやテンションフォールを繰り出そうと考えたら、スピニングリールがベストマッチです。
番手は、ラインキャパに合わせて決めるのがいいでしょう。
最近では0.6号クラスのPEラインを使うことが多くなっているので、0.6号を200m前後巻けるものがおすすめです。
となると、番手は2500番のシャロースプールか、C3000番クラスになるのではないでしょうか。
スピニングリールの重さもトータルウエイトに影響を与えますから、できる限り軽いほうが扱いやすくなります。
ドラグのレスポンスが良く、ボディ剛性も高いものなら、エギングゲームをより一層楽しめるはずです。
②エギの選び方
エギングゲームでは、ルアーやエサの代わりにエギを用います。
さまざまなサイズやカラーのバリエーションがラインナップされているので、どれを選ぼうか悩んでしまうでしょう。
サイズ選びの目安は、ロングキャストしてゆっくり誘いをかけられるかどうかです。
3.5号サイズなら、20g前後の重さが備わっているので、軽くロッドを振るだけで飛距離を伸ばせます。
スローシンキング仕様にウエイト設定されているモデルなら、ゆっくりとフォールしてイカに見つけてもらいやすいです。
ただし、潮の流れが強い釣り場なら、フォールスピードの速いファーストシンキング仕様のエギに切り換えたほうが、操作しやすい面もあります。
エギのカラーは、ピンクやオレンジが定番で、イカにも嫌われにくいです。
最近ではリアルなベイトフィッシュ系や、クリアー系のカラーも増えてきました。
釣り場でよく見かける魚に合わせるのも、好釣果につながる秘訣といえるでしょう。
エギングゲームに使ってみたくなる、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
まずは、ロッドからピックアップ。
初心者アングラーに優しいものなら、8.6ftクラスのMパワーブランクス辺りになりそうです。
重さもできるだけ抑えつつ、価格も高過ぎないロッドなら、こちらはいかがでしょうか。
シマノ(SHIMANO) エギングロッド 19 セフィア SS S86M オールランドモデル 2~4号のエギ向き
シマノからリリースされている、エギングゲーム専用のスピニングロッドです。
Mパワーブランクスなので、幅広いサイズのエギをキャストすることができます。
全長は8.6ft=2.59mですから、取り回ししやすく軽快にラインをさばくことが可能です。
継数は2本で、仕舞寸法は133.0cmにまで縮まりますから、さまざまな釣り場へ持ち込めるのがメリットでしょう。
自重は99gとかなり軽めで、一日中シャクリを入れても、さほど疲れを感じないのではないでしょうか。
先径は1.6mmと細めで、適合するエギサイズは2号から4号にになっています。
適合するPEラインは、0.5号から1号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.7%です。
実際に手に取ってみると、とても軽くてシャープに仕上がっている印象を持ちました。
グリップも細身で握りやすく、安定したロッドワークを繰り出せるようになっているのが嬉しいです。
使えるエギに幅があり、他のライトソルトウォーターゲームにも転用できる点も見逃せません。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
継目部分も安定していて、軋み音などは発生したことがないので、積極的にキャストを重ねていけるのではないでしょうか。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 セフィア XR C3000SDHHG エギング
セフィアXRシリーズの中から、ダブルハンドル仕様のスピニングリールを選んでみました。
スプールの直径は47mmで、ストロークは17mm。
ラインキャパは、PEラインなら0.6号を200m巻けるようになっています。
ギア比は6.0対1なので、ハンドル1回転につき89cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは9個搭載しています。
実用ドラグ力は3.5kgで最大ドラグ力は9kg、自重は185gと軽めに作られています。
実際に手に取ってハンドルを回してみると、とても滑らかな巻き心地を味わうことができます。
ローター回転も軽やかでドラグの利きも良好ですから、大型のアオリイカにジェット走りを敢行されても、柔軟に対処できるでしょう。
実売価格は2万円台と、購入しやすい価格帯に設定されています。
どんどん進化していくシマノのセフィアシリーズ、ユーザーからのフィードバックが製品開発に活かされている証しでしょう。
赤いカラーリングも、セフィアシリーズとひと目で分かるのが嬉しいです。
エギングゲームに用いるおすすめタックルについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
足場の良い漁港エリアを最初の釣り場にすれば、安全で楽しい釣りを展開できるでしょう。
岩場などに足を向ける際には、滑りにくいシューズに履き替えるなどして、じゅうぶんに気を付けるようにしてください。
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