ヴァラップスイマー3.3inchに2022年新しいカラーが追加!カバーに強いシャッドテールワーム
小魚そっくりのシェイプにボリュームが与えられて、バスやシーバスが好みそうなアクションを発生させることができる、ボトムアップのヴァラップスイマー3.3inch。 2022年には、新しいカラ…
FISHING JAPAN 編集部
人気ルアーメーカー・ボトムアップから発売中のスピナーベイト・チビーブルを使って、春のスポーニングバスを攻略してみましょう。
水温が14℃前後になると、池や湖・河川などの浅瀬が賑やかに。
深場から乗り込んで来ようとしているビッグバスを、どのように迎え撃てばいいのか、実釣チェックです。
目次
バスの産卵時期は、3月の終わりから5月にかけてがメイン。
水深1mに満たないような浅瀬に、まずは体格の小さなオスのバスが乗り込んで来ます。
何をおこなうかというと、ベッド=産卵床の整備です。
自分のヒレを用いて、底に溜まった泥・細かなゴミ等を履き掃除。
ベッドが整ったら、メスを呼び入れて産卵させるようになっています。
産卵日は満月が空に昇るタイミングがほとんどで、夜中におこなわれることもあれば、昼間になることも。
産卵が完了するとメスはベッドを離れて、代わりにオスが卵を守る役目を果たします。
この一連の動きの中で、狙いたいのは産卵後のメスでしょう。
サイズが大きいですし、バスの産卵行為を邪魔することにはならないからです。
卵を守っているオスを釣ってしまうと、残された卵は鯉などのエッグイーターの餌食に。
サイズも小さいことから、浅瀬で見つけたオスは、そっとしておくに限ります。
では、産卵を終えたメス=ビッグバスの釣り方について、詳しくご紹介しましょう。
使うのは、小振りなボリュームのスピナーベイト・チビーブルです。
ヘッドウエイトは1/4oz、ブレードはダブルウィローでもタンデムウィローでもかまいません。
よりスローに泳がせたいなら、画像のタンデムウィローのほうが実践しやすく設計されています。
ビッグバスをチビーブルで釣るために、確認しておきたいことがあります。
それは、浅瀬に存在するベッドの位置。
そしてそこから最短距離の場所に存在する、ボトムの地形変化です。
例えば、浅瀬に連なっているボトムが、急に落ち込んで深くなっているところ。
これをブレイクラインと呼びますが、落ち込みが急なほど、すなわち極端な地形変化ほど、ビックバスがとどまっている確率が高まります。
オカッパリで沖に向かってチビーブルをキャストしてください。
着水したら、リールのクラッチをつないでラインにテンションを与えつつ、カーブフォールさせます。
ラインテンションが緩んだ時点で、チビーブルが着底した証しですから、着水から何秒かかったか数えます。
もし3秒なら、次のキャストで4秒かかった位置のほうが、水深が深いことに。
つまり、落ち込みが急=極端な地形変化がそこにあるといえます。
チビーブルなら、着底に至るまでにしっかりとブレードが回転しますし、それに伴った水の攪拌やフラッシング効果を重ねることが可能です。
着底からのスローリトリーブ開始でも、レスポンスよくブレードを回してくれるでしょう。
しかもアームに取り付けられているパーツ・スプリッターによって、ルアーボディ全体を横揺れさせ、誘いの要素はバッチリ。
ヘッドやロアアームによって、ブレイクラインを舐めながら浅瀬に打ち上がろうとしますから、砂煙・泥煙が巻き上がります。
迫力ある躍動感・溢れる生命感を目の当たりにしたビッグバスは、自らの捕食スイッチをONに切り換えてくるでしょう。
実際にチビーブルをベイトタックルに結んで、沖合いに連なる地形変化をトレースしてみました。
浅い側から深い側へ、14mほどの飛距離を保ちながら、着水→カーブフォール→着底→スローリトリーブを繰り返します。
14mという短めの飛距離を選んだのは、より正確に地形変化をとらえたいから。
ちょっとした水深の違いや、地形変化の途中に突起している沈下物の存在などを、つぶさに感じ取ることができます。
重なり合う変化にチビーブルを絡めることで、より一層ビッグバスをバイトに持ち込めるでしょう。
軽く引っ掛かって、プルリと外れた瞬間から数秒が、とても重要です。
距離にすれば1mに満たない短さの中に、チビーブル独特の縦揺れ・横揺れからの姿勢制御が発生。
他のルアーやリグでは表現できない、小動物が持つ無防備感のようなものを、しっかりと表現できているのではないでしょうか。
チビーブルをキャストしてカーブフォール、地形変化に絡めてビッグバスを誘い出すのにおすすめのタックルを取り上げてみましょう。
Mパワー前後のブランクスを持ったベイトロッドに、12lb前後のフロロカーボンラインを巻いたベイトリールを装着します。
低いギア比のほうがスローリトリーブは実践しやすいですが、フッキング後に素早くビッグバスを引き寄せたいなら、エクストラハイギアモデルを選ぶといいでしょう。
ダイワ(DAIWA) 21 スティーズ C66M ベイトキャスティングモデル
スティーズシリーズの中から、取り回ししやすい長さのMパワーベイトロッドを選んでみました。
発売開始から丸1年、実際にフィールドで使ってみて、その操作性の高さに驚いています。
全長は1.98mで継数は2本ですが、グリップジョイント方式を採用しています。
なので仕舞寸法は、やや長めの170cmです。
自重は99gと軽めで、先径/元径は1.8/11.9mm。
適合するルアーウエイトは、5gから21gまでですから、チビーブルとの相性はバッチリ。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、100%です。
手に取って振ってみると、単にシャープなだけではなく、しっかりとしたパワーとトルクを備えているのが伝わってきます。
握りやすい細身のグリップ、ロッドティップが上がり過ぎないウエイトバランス等々、よく考えられた設計が施されています。
これならスイングの振り幅を抑えた状態でも、意図したポイントまでルアーを届けやすく、繊細なロッドワークを加えて躍らせることも可能です。
実売価格は4万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。
ガイドにはラインが絡まりにくく、連続してキャストを繰り返しても、ストレスなく次のキャストへ移ることができました。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 20 TATULA SV TW 103XHL (2020モデル)
2020年にリリースされた、タトゥーラSVシリーズのエクストラハイギアモデルです。
ギア比は8.1対1なので、ハンドル1回転につき81cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
自重は190gと軽めで、最大ドラグ力は5kg。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを最大90m巻けます。
ボールベアリングは7個搭載していて、ハンドルの長さは85mmです。
実際に使ってみると、ロープロファイルデザインでパーミングしやすく、細やかなロッドワークを繰り出したり、素早いフックアップを実践するのに向いています。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に収まっています。
左巻きタイプにしたのは、着水直後のバイトに対応するためで、フッキングしてからのハンドルによる素早い巻き取りをスムーズにおこなえます。
チビーブルの特徴や使い方、おすすめのタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?
メーカー希望販売価格は、税込み1,100円。
さまざまなカラーバリエーションを使いこなして、ビッグバスを誘い出してみましょう。
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