ルアー特集!ミノーを使いこなすにはどうすればいいの?おすすめアイテムもピックアップ
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FISHING JAPAN 編集部
流れの強い渓流域で、しっかりとアピールしてネイティブトラウトを誘ってくれるのが、ヘビーウエイトバランスのシンキングミノーです。
ジャッカルのトリコロール流芯シリーズなら、43HWや53HWのサイズがバッチリハマるでしょう。
2022年には新しいカラーバリエーションが3種類追加の予定。
ミノーそのものの特徴や使い方、追加カラーについてご紹介しましょう。
目次
トリコロール流芯とは、ジャッカルのティモンブランドからリリースされている、ヘビーウエイトのシンキングミノーのことです。
サイズ設定は4種類ありますが、渓流域で扱うなら、43HWや53HWがベストマッチでしょう。
43HWは、全長43mmでウエイトが3.0g。
53HWは、全長53mmでウエイト少し重めの4.6gです。
重心に用いられるウエイトは、重心移動システムではなく固定されています。
しかも比較的ヘビーウェイトを採用しているので、飛距離をしっかりと伸ばしてアプローチすることが可能です。
重心がブレないことで、例えばトゥイッチをロッドワークで加えた際には、フラットな側面による水押しやフラッシング効果が期待できます。
強めの平打ちアクションになるので、トラウトの捕食スイッチをオンにできるのではないでしょうか。
また着水即リトリーブを開始せずに、そのまま沈めてみると、ユラユラ揺れながら落ちていくシミーフォールアクションを見せてくれます。
揺れ続くことで、フォール中もトラウトを惹き付けることになり、バイト率アップにつながっていきます。
シミーフォールといえば、シンキングバイブレーションルアーが得意としていましたが、ミノーのフォルムで実践できるのであれば、誘いの要素としてかなり強力ではないでしょうか。
淵などの深場で、リトリーブを止めてシミーフォールという釣り方ができます。
ボトムに着くまでラインの動きをチェック、急にたるんだり張ったりするようであれば、フッキングしたほうがいいかもしれません。
トリコロール流芯43HW/53HWの、お腹側のフックハンガーに注目してください。
アイそのものがスイベルになっていて、滑らかに回転します。
これならトラウトが掛かって暴れても、その動きにフックが追従できるでしょう。
貴重なバイトを逃さずに、天然のイワナやヤマメ・アマゴを確実にとらえたいものです。
またトレブルフックは、地形変化やカバーに干渉しやすいので、フックポイントが鈍りがち。
時折チェックして、こまめにフック交換作業をおこなうようにしましょう。
トリコロール流芯43HW/53HWには、2022年に新しいカラーバリエーションが3種類追加されます。
●越中浮水ホワイトバックカラー
●パラレルチャートカラー
●越中雪代ブルーバックカラー
視認性に優れているので、濁りのある水でもキャストしたくなりそうです。
渓流トラウトゲームでは、釣り当日の当たりカラーが切り替わる傾向がありますから、1色のみにこだわるのではなく、しっかりとカラーローテーションを実践してみましょう。
トリコロール流芯43HW/53HWをキャストしてリトリーブしたりフォールしたりするのに、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
渓流域なら、あまり長くないブランクスのほうが、アキュラシー精度が上がります。
丁寧なアプローチを繰り返しながら、トラウトの反応を拾うようにしたいものです。
ヘビーウエイトなので、流行りのベイトフィネスタックルでも面白い釣りができるでしょう。
テイルウォークブランドからリリースされている、振出式のベイトロッドです。
極めてコンパクトに収納できるので、渓流はもちろん源流域にまで足を運びやすくなるでしょう。
全長は3.8ftと短めで、継数は6本と多めです。
そのおかげで仕舞寸法は、たったの33cmしかありません。
これならヤブコギをしながら渓流の岸際を歩きやすいですし、デイパックに入れて背負うことも可能になります。
自重は83gと軽めで、先径は0.9mmで元径は6.5mmです。
適合するルアーウエイトは、最大で7gまでですから、トリコロール流芯43HW/53HWをキャストしやすいでしょう。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら最大で6lbまでです。
実際に手に取って伸ばしてみると、とても軽くてしなやかに曲がり込む印象です。
ガイドバランスは、ブランクスの柔らかさに上手く追従するように並べられています。
グリップがコンパクトで、シングルハンドキャストをイメージ通りに繰り出せるようになっています。
バックハンドキャストが思うように決まると、ポイント攻略につながっていくでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
自分の頭の上から、木々の枝葉が覆い被さっているようなシチュエーションで、使いこなしたいものです。
収納する際は、継目にじゅうぶん注意して丁寧に縮めるようにしましょう。
ガイド周りに付着したゴミなどが、継目からブランクスの内部に入らないように、拭き取りメンテナンスもこまめにおこなってください。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 17 カルカッタコンクエスト BFS HG 右ハンドル バス釣り 軽量シャッド 渓流ベイトフィネス
シマノから発売中の、丸型タイプにデザインされたベイトフィネスリールです。
カルカッタコンクエストには、DCブレーキタイプや番手のバリエーションなど、豊富なラインナップが揃っています。
ギア比は6.8対1ですから、ハンドル1回転につき68cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は4.0kgで、自重は200gジャストと軽めです。
スプール寸法は、直径が32mmで幅が21mm。
ラインキャパは、フロロカーボンラインなら8lbを45m巻けます。
ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは12個搭載されています。
実際にロッドに装着してフィールドで使ってみると、バックラッシュトラブルがしっかり抑えられている印象があります。
遠心ブレーキやDCブレーキではなくマグネットブレーキを採用して、スプールユニットのシンプル化・軽量化に成功しています。
キャストフィールはとても良好で、飛距離がよく伸びていくのを体感できるでしょう。
リトリーブの際の滑らかさは、マイクロモジュールギアとボディ剛性の高さによるもの。
長く使い続ける道具として、ベースがしっかり構築されているベイトリールといえそうです。
実売価格は4万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。
レベルワインド周りやリールフットの近辺などにゴミが溜まりやすいので、綿棒などで清掃しておくことをおすすめします。
トリコロール流芯43HW/53HW追加カラーの気になる発売日は、2022年の3月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,375円です。
渓流域でトラウトゲームを楽しめるのは、各河川の解禁日以降ですから、それまでにルアーやタックルを整理しておきましょう。
ミノーならこのトリコロール流芯シリーズを揃えておけば、さまざまな釣り場に対応できるはずです。
ランディングネットやウェーダー・ブーツなども、傷み箇所かないか今のうちに確認しておくといいでしょう。
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