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【釣割マガジン】[タカハシゴーの親子でゴー 沖釣りをめぐる父と子の 冒険と成長の物語?!(第55回)]名人&謎の博士&タカハシ少年×2で挑むカワハギ二十面相

隔週刊つり情報編集部

小学生のオレは基本的にどーしよーもないアホなガキんちょで、他愛もないイタズラを繰り返し、親が学校に呼び出されることもしばしばだった。

エネルギー全開だったのである。

だが一方で、静かなる読書少年でもあった。

外遊びから抜け出して図書館にこもったり、ちっちゃい本屋に入り浸って立ち読みしまくり店のオヤジにマジでハタキで追い払われたりしながらも、とにかく活字を読むのが好きだった。

この性癖は間違いなくライターという今の仕事につながっているのだが、当時はそんなことは微塵も想像もせず(こういうところがアホ)、硬軟問わずなんでもかんでも貪り読んだものだ。

が、何を読んだのかはほとんど忘れてしまった(こういうところがホントにアホ)。
 
10月5日、南房は洲ノ崎栄ノ浦港の早川丸でのんびりとカワハギ釣りをしながら、オレは突然、雷に打たれた(比喩です。当日は快晴でした)。

不意に、小学生のときに大好きで読みまくった本、ポプラ社の少年探偵シリーズを思い出したのだ。

江戸川乱歩が書いた名作である。

思い出すと言っても、おどろおどろしい絵の表紙と、明智小五郎および小林少年率いる少年探偵団の活躍っぷり、そして、怪人二十面相の底知れぬ恐ろしさ、程度のあいまいな記憶しかない。

ただ、なんとも不気味で、だからこそ読むのをやめられず、活字ワールドにズブズブと引きずり込まれていくような感覚は、鮮明に残っている。

カワハギを釣りながら、もう40年も完璧に忘れていた少年探偵シリーズを突如として思い出したのは、その中に「妖怪博士」「魔法博士」という強烈なタイトルがあったからだ。

内容はまったく覚えていない(全面的にアホだったし)のだが、頭よさそうでカッコいい「博士」という肩書きに、「妖怪」「魔法」というソラ恐ろしい文字を組み合わせるという荒技は、なんとも面妖だった。

おどろおどろしくてやけに魅力的だったあの世界観が、爽やかに晴れわたった南房のカワハギ釣りでよみがえったのは、同船した本誌発行人・根岸伸之さんが、やたらとカワハギを釣り上げているせいだ。

くわえタバコにハット姿。

斜めに座りながらも合わせは鋭い。

博士じゃん・・・。

だがこの博士、引っかかる・・・。

何かウラがある。

どこかにトリックがあるはずだ・・・。

博士=アヤシイ。

目次

  • とか言いつつ、耳をそばだてて、 鈴木名人の教えを必死に聞き取った。
  • 博士は何かを突き出すと、 東京湾に轟く低いダミ声で言った。
  • 15枚を釣り上げた博士の頭は、 すでにラーメンドンブリ化していた。
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